城星の馬かけ(別名 馬とばし)と花見 | 伊豆高原 遊リゾートのちーさん

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伊豆のあなたのお部屋としてのご利用をお待ちしております!

「はじめは家族のものの療養と、私自身の静養のために、

一冬のつもりで来たのであるが、遠い雪国からこの天恵

豊かな伊豆の温泉へ移り住んでみると、すべてのことが

まるで夢のようで、この夏までこの秋までといっているうちに、

到頭二年になってしまった・・・」


雪結晶の研究で知られる中谷宇吉郎博士の言葉です。

(伊東いまむかしより)




                    伊東いまむかしより


城星の馬かけ(別名 馬とばし)と花見


今年もウマカケの時期になったーけんどなーさ、なか日の三日

アタリが、桜も丁度見ごろの様だーから仕事も休みにして、

みんなしてデカケベージャネーケ。


メートシ誰かがはぐれてまってヨー、出店や見物人でゴッタゲーシテル

ナカデ メッケール二 ゴイセーガキレテ ショウガネーカラ、

ことしゃー、そんなことが、ねーようにしべーよ。


デカケ二モナーサ、坂の上の県道へのデハレーか、千坂の入り口か、

オタゲー二、チカバデ、オチァッテ、最後にゃー逆川の甘酒茶屋で

落ち合うようにして、みーんなして一緒に ヘール ヨー二シベーヨ。


桜の花もここ四、五日ヌクテー陽気が続いたーもんだーから、デーブ

はやまったーらしく、馬かけのコロァー丁度見頃になるべーと、

思うけんどなーさ。


それにコトシャー地元や近在でもトビウマが揃ってーるそーだし、

何時ものように大見の方からも、ハヤェー馬が何頭か来るらしいから、

いつもより勝負の方も盛り上がるんじゃーねーかって評判だーよなーさ。


ドーセ馬場も一周六百メートル、とかだーし、みーんな農耕馬だーの

馬力馬だーけんどなーさ、飼い主も大方知ってーる伊東の仲間だーし、

満開の桜の下でイッペーヤリナガラの観戦は、まったく

コテーラレネーモンダーヨナーサ。



城星の馬かけと花見


今年も馬かけ(別名 馬とばし・伊東地域恒例の草競馬)の時期に

なったけれどね、なか日の四月三日頃が、桜も丁度見頃の

ようだから、仕事も休みにして、みんなそろってでかけようよ。


毎年誰かがはぐれてしまってね、出店や見物人で混雑している中を

探すのに、世話がやけてしかたないから、今年は、

そんなことがないようにしましょうよ。


でかけるにもね、坂の上の県道への合流点か、千坂の入り口か、

お互いに近場で落ち合って、最後には、逆川の甘酒茶屋で

落ち合うようにして、みんなで一緒に入場するようにしましょうよ。


桜の花もここ四、五日暖かい陽気が続いたもんだから、だいぶ

早まったらしく、馬かけの頃はちょうど見頃になるだろうと、

思うけれどね。


それに今年は地元や近在でもとび馬(一般農耕馬だが、馬に趣味

を持つ人は若干速い馬を飼育して楽しんだ)

が揃っているそうだし、いつものように大見(中伊豆)の方からも、速い馬

が何頭か来るらしいから、いつもより勝負の方も盛り上がるのでは

ないかという評判だよね。


いずれにしても、馬場も一周六百メートル程度だし、みんな農耕馬

だの、馬力馬だけどね、馬主も大方知っている伊東の仲間だし、

満開の桜の下で一杯飲みながらの観戦は、まったく最高に楽しい

ものだよ、ね。                       (藤原さん)



城星競馬場(現在の城星市営グランド)   昭和25年4月


ちーさんのブログ


伊東に競馬場があったなんて知りませんでした。

戦後5年ですが、賑やかですね。


こういう方言も今では話す人も少なくなり、残していかないと

消えてしまうかも知れません・・・。



ちーさんのブログ
桜は散り始めていました。子供たちが桜吹雪の中、元気よく野球をやっていました。

ここで草競馬が行われ、賑わっていたのですね。。。



昭和19年、伊東は来遊客の減少や物資不足で最悪の状態になりました。

営業困難で閉じた旅館もありました。


でも来遊客数の推移を見ると、平成2年頃まで(バブル崩壊頃まで)右肩上がりです。

バブル崩壊後は右肩下がりです。

経済の流れと同じですね。

もう20年以上です。もう少し厳しい状態は続くと思いますが、底が来れば上がって行く

・・・と信じたいと思います。


<源頼朝が駆け巡った伊豆>の時代がきっと来る!


お願いします
ちーさんのブログ

もうすぐつつじ祭りですね!

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