こんばんは![]()
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横浜のオフィス街、官庁街といえば
そう、『関内』
もちろん歴史的な建物もあるし、なんたって『横浜スタジアム』は目の前
ちょっと歩けば『横浜中華街』だ
それは良いのだが、地元民ほど行かないという場所かもしれないなぁ…
なので、ぜんぜん道がわからず
グーグルマップを頼りに歩く
そしていかにも重厚そうな
とあるビルの前につく
わわ~💦
ビビっているがもう決めたのだから
勇気をふりしぼるしかない
入り口のインターホンを、押すと
「どうぞ~」と女性の応答
ふと脇を見ると
「誰が来るんじゃい?」と思うような
美術商のショールームがある
高価そうな品が並んでいるのが見える
そしてエレベーターで5階まで上がる
🌸🌸🌸
目の前に重厚な扉
またインターホンを押す
「こ、これが弁護士事務所…」
そう広くはない
受付の女性2人がにこやかに
挨拶してくださったので
「ホッ」
すると奧にある扉をあけて
中に案内された
そこは
「THE 弁護士事務所」
だった
細長い部屋の壁の一面は本棚になっていて
あれが六法全書というやつであろう
ずらーっと並んでいる
8人は座れそうな大きなテーブルが置かれている
「こちらでお待ち下さい」
私は手前のすみっこに座った
🌸🌸🌸
「離婚調停」かぁ…
こんなことをしている自分を妙に冷めて見ている
「とうとうこんなことを始めてしまったなぁ」
そんな感慨?にふけっていると別の扉から
あの役所でちょっとだけ話した弁護士さんが現れた
あの時、役所の相談コーナーに座っていた人とは何だかおもむきが違うではないか❗
そう、この重厚なインテリアの中に座っていると「いかにも」弁護士先生なのだ
あの時は、役所の素っ気ない部屋の一角をカーテンで仕切っただけの、
安っぽ~い空間の安っぽい机に座っていたから…
と、ぜんぜん関係ないことを考えているわたしだったw
同時に、この経験を「ちょっと楽しんでいる自分」も感じていたのだ
🌸🌸🌸
弁護士さんは少し雑談をしてくれて
場が和んでから、
「相手に家庭裁判所から分厚い封筒がいきなり届きますよ、そこからです」
と話したことを覚えている
そのあと、金額説明をしてくれて
弁護士費用とは、
「離婚したあと受け取る分割金額の何パーセント」と知ったのだった
後の祭り、である