医療自由化目標 「入手していた」 米国文書で厚労相
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10331
米国政府がTPP交渉で、公的医療保険の運用で自由化を求める文書を公表していたにもかかわらず、日本政府が「公的医療保険制度は交渉の対象外」と国民に説明していた問題で、小宮山洋子厚生労働相は27日、「9月16日に外務省を通じて受け取っていた」と述べ、入手していたことを明らかにした。公的医療制度の根幹である薬価の決定方法が交渉対象になる可能性も認めた。
嘘をついていたんですね。やっぱり。
薬価の件はアメリカは絶対仕掛けてきますよ。アメリカの製薬会社の強欲さは常軌を逸してる面がありますからね。米豪FTAではオーストラリアが屈しました。薬価を上げさせられましたからね。
なにか、TPPを受け入れるとものが安くなるようなことを言っている人がいますが、それは間違いです。高くなるものもあります。薬なんかはその典型になるでしょう。保険もそうです。医療費全般が高騰するでしょう。
私は国民健康保険なんか止めてしまえばいいと思っていますが、それをアメリカの手によって彼らの都合の良い形に変えさせられるのはまっぴら御免ですね。アメリカの製薬会社と保険会社を儲けさせるために日本の医療制度があるわけじゃない。
それにしても、アメリカに国民皆保険制度を導入しようとしているオバマが、TPPでは逆に外国の公的医療保険を廃止させようとしてるんですからね。もう笑うしかないでしょ。TPPがいかにふざけた詐欺かわかります。
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