検証しない日本人 | 堕ちる日本

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民主党政権を早期解体に追い込み、腐敗メディアを追及するblog

計画 練習 実行 検証

確か野村監督が言っていた仕事のサイクルがこれ。

実際に使われた言葉とは少し違っているかもしれないが、概ねこの4つの段階を繰り返すのが仕事というものだ、という趣旨の話だったと思う。野球以外も同じこと。

日本人はこの4段階のうち、計画と練習は異常に熱心にやる。本番前に疲れてしまって実力出せなくなるくらいね。しかし、最後の結果の検証という作業は危険なほど軽視される傾向にある。

仕事にしろその他のことにしろ、結果をきちんと検証しないとどうなるか。結局、前任者が既に何回も行ってきたことを最初からやり直すという無駄を生み出す。あるいは同じ誤りを繰り返すことになる。

一昨年の民主党政権成立の際、日本の腐ったマスコミどもはこれを55年体制以降初めての政権交代だと宣伝した。とんでもない嘘だ。

細川政権はなんだったのか。

結局あの熊本の馬鹿殿の騒ぎを誰もきちんと検証していないから、こういう嘘に乗せられる。

細川政権とはいったいなんだったのか。そしてそれを成立せしめたテレビ朝日と朝日新聞の違法行為はなぜ罰せられないのか。国賊久米宏はなぜ未だ生きていられるのか。

メディアの操作で日本の政治がねじ曲げられ、結果国民が経済的にもバブル後遺症の悪化、円高、デフレと大被害を被った歴史的な事件が先の細川政権による政権交代だ。そしてそれにかかわったのが他でもない小沢鳩山菅等、今回の民主党政権と全く同じメンツだ。

もし細川政権に対する審判がきちんと行われ、その責任の所在が問われ、罰せられていたならば、今回の民主党政権はなかった。また今のようなメディアの腐敗も防げたはずだ。

何かが終わった時にそれをきちんと検証して評価し、しかるべき対応をとらないのは日本人の非常に悪い癖だ。

第二次世界大戦の判断も全てアメリカ主導で行われた東京裁判で終わらせてしまい、日本人自身があの戦争がなんだったのかを考えなかった。学生運動ではテロリストまがいの破壊活動を行った人物を罰せず済ませ、今彼らが企業で重要な地位を占めつつある。その他、この国ではあらゆることが済んでしまうと検証評価を行わずに、後になって問題を生じてくる。

今回の民主党政権が終わった時こそ、日本人はその意味と責任を厳しく精査しなければならない。この国家転覆を謀った詐欺の罪を徹底的に糾弾しなければならない。それは政治家だけでなくメディア界、経済界すべてにわたって行われるべきだ。そうしなければ悪党どもは生き残り、20年後にはまた素知らぬ顔で同じことを繰り返そうとするだろう。

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