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コメント欄必見。
ようやく多くの人がこの点に気が付いてきたようだ。いや、既に気が付いてはいた人も多いのだろうが、それがコンセンサスを得られるようになりつつあると言うべきか。
菅が総理に就任した時に、これからは古い自民党の政治でもない、かといって小泉竹中路線でもない第三の道を行くべきだと言った。しかしそれは嘘だ。民主党がやろうとしていることは、実は何十年も前からサヨクが要求してきた政策に過ぎない。つまりそれは第三ではなく第二の道、既によく知られそして否定され続けてきた愚かな絵空事でしかない。本当の第三の道は実は小泉竹中の掲げた新自由主義政策のことだ。
小泉は公言したとおり古い自民党をぶっ壊した。郵政族という建築の橋本派亡き後の最大派閥であり利権組織である古い自民党体質が残した膿を強引に切り離し、自民党の支持を特定の利権に頼らない健全なものへと作り変えた。しかし、それは同時に自民党の支持基盤を脆弱なものとする諸刃の剣だった。
自民党をたたき出された郵政族は仇敵であったはずのサヨクの労組基盤と手を組み、更に外国人の力に頼ってまでメディアを買収した。そして、その流れを読めなかった安倍は、愚かにも情に流され郵政造反組を復党させ民衆の支持を失った。これが自民党が小泉政権の圧倒的な支持から転落した本質的な理由だ。私は以前からこのことを書き続けてきたが、ようやく今多くの人がこの現実に納得し、合意が形成されつつあるようだ。
残る問題は、小泉政権が格差を招いたという嘘である。格差問題はバブル崩壊時から既に始まっており、小泉政権が生み出したものではない。残念ながら未だにこの点を飲み込めないでいる人が多いようだ。
では小泉は格差にどう向き合ったのか。実は小泉竹中のとった政策は、格差を是正するものではなかった。小泉竹中が目指したのは、格差があってもそれに適応できる社会に日本を作り変えることだった。つまり格差の存在を許容することで、無理に平等を強いて共倒れにならず、日本がこれからも成長していけるような仕組みを構築していこうとしていたのだ。
そのために必要だったのが、高齢者福祉の大幅な縮小であり、雇用条件の大幅な自由化であった。しかしこれらは時間切れで実現しなかったり、民主党政権によってひっくり返されたりして結局未完に終わっている。小泉は経済の現場では新自由主義を大きく浸透させたが、その足場となるべき福祉や雇用の視点からは改革を為すことがかなわなかった。
このアンバランスが今の日本の経済不振の根本的な元凶となっている。つまり、今の日本は必要を遥かに超えた福祉予算で財政がめちゃくちゃなままであり、古い役に立たない労働者を解雇して若い人間に職を与えることが出来ないでいる。
真に小泉改革を完成させるには、何の生産性もない老人に金をつぎ込むことを止め、働きもしないで高給を得ているノーワーキングリッチの首を切ることを可能としなければならない。既に高度成長を終えた日本に格差社会が根付くのは避けようがない。しかし、その格差が本当にあるべき妥当な格差であるかどうか、それが問題なのだ。
本来であれば、老人は国でなく子ども達が面倒を見るべきであり、能力のない高齢労働者はどんどん解雇して代わりに若い人材に仕事と金を提供するべきなのだ。それを逆さまにしているから全てがうまく回らなくなる。今の日本は社会の底辺にいるべき人間が逆に一番上に君臨している。そして将来がある人達を搾取し押さえ込んでいる。
それから、今になって見てみると、小泉の強硬な対中国対韓国対北朝鮮の態度もまた計算されていたものだったと考えざるを得ない。日本は特亜に対し、たとえ関係が悪化しても強い態度を示し警戒を怠ってはならないという小泉の姿勢は、ある意味今の外国人問題を予防できた最良の方法だったのかもしれない。あの緊張感が続けば、例えばメディアの侵食は今のような状態になる前に防げたのではないだろうか。