諦めから発する「力」 | てにをは奇談

諦めから発する「力」

もう、なんでもいいか、と、

諦めから発する「力」というのがある。

ため息と同時に拳を振り上げ、

誰を責めるではなく、

ただ自分と向き合う力である。

悲しみも悔しさも全部抱えて、

一点突破のタックルを試みる。

それもまた我が人也。