ご無沙汰です。
東城りお、てゆかねおです。
即ハボなんて下品な言葉は法律で禁止して下さい。

しかし暑いです。
暑中お見舞い申し上げます。
頼みもしないのに、世間は夏真っ盛りです。
しかし暑すぎます。
しょっちゅう目まいでもう死にます(hiro
当分こんな暑さが続くなら、もう一年中冬でいいです。

毎年この季節を迎えて、少し気が重くなるのにはもう一つ理由があります。
お盆にかけて、戦争に関する映画をやたら目にします。

身勝手な犯罪であれ、昨今の殉教自爆テロであれ、自分はひとごろしを是とする者ではありません。
争いを極力避けるのも人の英知だと思います。

日本では昔から、男の矜持や人としての誇りを汚した時、それを大変な恥と考え、自らの血で洗い流そうとしてきました。
このカミカゼ・ハラキリがあまりにも有名なのは、他国に類を見ない日本独特の美意識のせいだと思います。

男の貫目は命の軽さとはいえ、まさか人間の生命維持本能に、真っ向から背を向けるこのような行動について、欧米諸国に限らずどの国の人間も全く理解できなかったと思います。

理解できないものに、人は恐怖します。
あれほど物量共に圧倒的優位であったアメリカが派手にパニクったのも、案外ここらへんに理由があるような気がします。

がっぷり四つで、国同士・軍人同士が自らの威信を賭けるのが戦争です。
本来なら自分のような者が、こんなブログで触れるだけでも不謹慎極まりないのですが、少しだけお許し下さい。

立場や認識に違いはあれど、全ての戦争が悲しいものだと思います。
それを踏まえた上で申します。
アメリカの身勝手な能書きはどうあれ、広島と長崎は、戦争とは呼びません。
息も絶え絶えの相手が、起き上がって向かってくるような幻影に恐怖して取り乱した、男として人として、大変醜い殺戮に他なりません。
これを国是として恥ずかしげもなく胸を張った大国に、自分はわだかまりを禁じ得ません。

重ね重ね、この季節になると本当に憂鬱になります。

今日の繁栄の礎となられた英霊に手を合わせるのは人として当たり前なのに、その当たり前に何故かクレームを付けてくる隣国の醜い事情があります。
そればかりか、同じ日本人の中にも、先人への感謝、崇敬の念を良しとしない風潮まであります。
大変恥ずかしくて悲しい現実です。
この季節になると、なるべく考えたくないものを考えさせられてしまいます。


続きます。