夜になると栗の花の匂いが漂う時期になってきました。西の方だけなんですかね?アレ女性の方はどんな思いで嗅いでるんでしょうか…

自分は普段と変わらない単調なGWでした。ほっとひと息つく間もなく今週あたりから新台や入替が続くみたいです。東条は設置屋の顔もあります。零細ですから不況の煽りは避けられません。親方よりも数段人格が上等な従業員は何ひとつ文句も言わず片道300キロの店舗までストロングしてくれてます。



地域差もありますが、昔は代打ちさせるバイトを「オヒキ」なんて呼んでました。今で言う打ち子ですね。今も昔も、氏素性をうるさく言わないとか学歴や人格を期待しないのも一緒ですし、来てもらいたい人はあまり来なくて、雇いたくない奴が集まるのも同じですね。とにかくNOと言えない日本人の自分は、とりあえず代打ちさせてみます。千円あたりの回転数を把握するのは今も昔も変わりません。数字に強いかとか、預けた金の扱い方や言葉づかいがちゃんとしてるかどうか、あと指がどっかちょん切れてないかとかをチェックしたりします。チェックポイントのマニュアルなんかありませんから、似たような雰囲気と言えば失礼ですが不動産屋の入居者チェックや金融屋の審査あたりを参考にしたりしました。
翌朝は時間に対する几帳面さですね。初日から遅刻とか、やっぱ普通の仕事同様論外ですがたまにいます。あとハマリなんかは、単調でも長時間座っていられるか辛抱強さや真面目さなんかを見るいい機会です。



そんな感じで半笑いで生暖かく見守りながら軽く身辺を洗います。手配がかかってないかとか、どっかで不義理して逃げてきたんじゃないかとか。いくら知人の紹介とはいえ、当の知人自体が結構胡散臭いんですから仕方ありませんでした。
とりあえずそこまでヒドい凶状持ちはいませんでしたが、金にルーズな生い立ちとサラ金の債務不履行がセットになっている者が多かったように思います。





続きます。