去る2012年2月13日(月)、参議院会館にて『基本合意の完全実現させる!2・13緊急フォーラム』(障害者自立支援法違憲訴訟団 主催)が行われ全国から650人超の人々が集結しました。
(様子)
2006年4月1日障害者自立支援法がスタートしました。
しかし、この法律は「障害」を自己責任とし応益負担が導入され、障害者の人権を踏みにじるものでありました。多くの障害者・関係者が反対運動を起こし、全国14の地裁で自立支援法違憲訴訟が起こされました。
2009年9月19日厚労大臣が障害者自立支援法の廃止を明言し、2010年1月7日に国と訴訟団は「2013年8月までに法を廃止し、新法を制定すること」として基本合意に調印しました。
しかし、今国会に提出予定となっている自立支援法に変わる新法がどういう姿になるのか予断を許せない情勢となっています。
緊急フォーラムでは、骨格提言を軽んじた厚生労働省の総合福祉法(仮称)案に対する怒りの声が出る一方で、これをきっかけに新しい運動を展開しようという強い意志が確認されました。
また、2月29日(水)には『みんなの手でつくろう!障害者総合福祉法を!全関西集会』が予定されています。
この集会でより多くの人々の声を政府・厚労省や国会に届けていきましょう!