少し寒さも和らぎ、梅の花の香りが
春を告げる今日この頃ですね✨
さて、昨年の定期公演の2曲目が
ちょうど今の季節を、そして今の世の中を
あらわしているかのような演目。
琉球舞踊の祝儀舞踊である「松竹梅鶴亀」から
梅の踊りである「赤田花風節」を
お届け致しました。
梅の笠をかぶり華やかに舞う姿が艶やかです。
『梅だいんす雪に つめられて後ど
花も匂い増しゆる 浮世だいもの』
ー 雪の下に閉じ込められた後にこそ、
梅の花はより一層香りを増す。
浮世(世の中・人生)とは
そのようなものなのである。ー
この演目の歌詞がまた、今の混沌とした
世の中を懸命に生きる私たちの心に
沁み渡ります✨
まだまだ我慢の強いられる中ですが、
明るい未来を願い、
想いを込めて踊りました🕊