久しぶりのブログが、まさか九州大会制覇の記事になるとは・・・。
去った2月5日に県内で開催された『平成23年度 第40回九州高
等学校ハンドボール選抜大会 第35回 全国高等学校ハンドボ
ール選抜大会九州地区予選(沖縄大会)』にて、女子陽明高校が
見事優勝に輝いた!同校には伊是名小ハンド部出身の東江聖佳
先輩がGキーパーとして出場していた。
東江先輩は、小学校3年生でハンドを始め、以来9年間ゴールの
守護神として日々の練習に熱心に取り組んだ。特に驚いたのは
体の柔らかさだった。柔軟やストレッチなど周りが「痛~い!」と
叫んでる中、表情ひとつ変えず黙々とこなしていた。
小学校6年の冬には「九州小学生親善大会」にてベスト8入り、
中学校1年の冬には県大会でオール1年生でベスト8と実績とし
ては、同じ陽明高校のチームメイトよりは少ないが、素直で前向き
な性格はやがてチームの劣勢を覆すプレイを生みだす。そして
「守護神」としての神が降臨する。
そう、小学校時代から彼女には守護神が宿っていた。
中でも「PK」の時のキーピングは技術云々ではなく、正に降臨
した守護神と共にゴールを守ってくれた。特に独特の雰囲気の
中行われる「PK戦」彼女はチームがピンチの時、必ず救ってく
れた。説明のしようがないキーピング!小学校当時の彼女に聞
くと「解らない」としか答えない。体が勝手に動くとはこのことなん
だと、あの若さで知ったのだ。
まだまだ、技術的に伸び盛りな彼女の今後に期待し、この大会
で得た「全国大会」へのチャンスを活かし、どんどん全国・世界に
羽ばたいて欲しい。
その他、男子は興南高校が優勝、全国大会出場をかけた試合
では那覇西女子が勝ち、全国への切符を手にした。
<琉球新報記事>
<沖縄タイムス記事>