お久しぶりです。
仕事が忙しかったのと、大した出来事にも遭遇しなかったのとで、気が付けばひと月近くブログを更新出来ませんでした
今朝、夜勤明けの帰り道にJRの駅構内で電車から降りて階段を登り、改札へ向かおうとしたのですが、人がとても多くゆっくり白杖を使い歩いていると、突然女性から声かけが。
女性「大丈夫ですか？よろしければ手引きいたしますよ？人がとても多いので。」
私は一瞬「大丈夫」とも思ったのですが、女性がとても気持ちよく声かけしてくれた事が嬉しくて、
私「では、お願いします。ありがとうございます
」
」と、手引きをお願いしました。
女性は手慣れているのか、右肘を私の左手が自然に持てる場所へ差し出し手引きして下さいました。
女性「改札でよろしいですか？」
私「はい。中央の右にコンビニがある改札で大丈夫です。」
手引き中も、女性は私に天気などの世間話をして下さり、連れて行く改札口を少し勘違いしてしまったりしましたが、それ以上に会話を楽しませて下さいました。
改札が近づくと
女性「あと、7歩くらいで改札機ですよ。」
と、とても分かりやすく説明までして下さいました。
改札を出た所で女性とは逆方向だったのでお礼を伝えて別れました
自然に声かけをして、自然に上手に手引きもして、移動中には会話や状況説明をして安心させてくれる。とても気持ちよく完璧な手引きでした
その後、素敵な手引きの後なので気持ちよく買い物をして帰ろうと点字ブロックに沿って白杖を使い歩いていると、右後ろから若い女性2人が会話しながら私の目の前に飛び出してきました。
全く白杖に気付いていない様子で、思いっきり白杖を蹴飛ばし、そこで初めて気付いた様で、居心地悪そうに
「あっ！すいません。」
とだけ呟いて去って行きました
さっきの素敵な手引きの人とは雲泥の差で、少しガッカリしました
東京パラリンピックまで、あと1年半。
世界に日本の福祉が評価される為には、『前者』が当たり前の世の中にならなくてはいけないのに、今の日本にはまだまだ『後者』みたいなのばかりで、
「どう考えてもパラリンピックまでに良くなるのは無理だよなぁ」
」と、つくづく国や都は一体何を持って東京パラリンピック成功を確信しているのか？
と、某首相や都知事おばさんに質問してみたいと感じました