私は右眼が全く見えません。光も全く感じません。

それはもう受容していますし、失明した事を後悔もしていません。

片目しか見えない事にも、もう慣れました。眼精疲労や頭痛、肩コリに悩まされて辛いですが、両眼視出来ない世界は受け入れています。
昔と違う感覚を楽しめるようにもなっています。

ただ、いつまで経ってもこの感覚だけは不思議でなりません。

『左眼を隠して右眼だけを開き、世界を見回した時の感覚』

眼は確かに開いているのに、世界が全く見えない感覚は、いつまで経っても何か不思議な感じがしてなりません。

両眼を閉じたり、隠して見えないのとは全く違う感じがするのです。
何処がどう違う。と明確に説明は出来ない、正に感覚の問題なのですが、片眼が開いているのに見えない感じが、とにかく独特なのです。

これは私の感じ方なだけであって、ほかの片目失明されている方は、そんな事はない。と思われる方もいると思います。

ただ、私はどうしても、
『目を開いているのに見えない事』
を、とても特殊な事と感じてしまうのです。

誰かにわかって欲しい訳でも、何か伝えたい事がある訳でも無いのですが、なぜかこの事をブログに書いておきたくなり、書いてみただけなのです。

皆さん、お気になさらずにニヤニヤ