先日家族で麻布台ヒルズに行きました。

チームラボのアートを観に行きました。

それはそれですごく美しくよかったのですが、その話を置いておいて、、、

 

麻布台ヒルズの中にSABOEというお茶を販売する店を見つけました。たまたま通りがかって入ったのですが、素敵なお店でした。

内装はもちろんなのですが、世界観、全体の見せ方が統一されていてすっと馴染むような感じ。どんな価値があるのか開かれている感覚。。。

ああ、伝えにくいのですが、、、良きお店だったのです。

 

お茶も試飲させていただき、お菓子も試食させていただき、実家に少しお土産も買いました。

 

スタッフ達の着ているもの、ディスプレイ用天板の一枚岩、お持ち帰り用バッグの作りなどきっちりしていました。

聞くとオーナーさんは元々空間デザイナーとのこと。納得ですね。

 

それにしても頂いたブランドブック(リーフレット?)なども含め見事な伝え方で私ももっとお客様に私達のことを知ってもらう努力をしないと!と心を動かされたのでした。

 

今年度はホームページもリニューアルしたいと考えていて、もしかしたらホームページのリニューアルは全体の見せ方の一部として行うべきかなと考えたりもしました。

 

家族でのお出かけでも仕事のことを念頭に入れて妻とああでもないこうでもないと話しつつ過ごしています。

それは、いいことだなと感じています。

店舗にはいろんな営業の電話がかかってきます。

最近の流行で頭に来るのは「先月にお話しさせていただいた〇〇です。今月は忙しいから来月聞くと言ってもらっていました。スケジュールはどうしましょうか。」みたいな電話。

 

私も忘れっぽいので「ああ、そんなこと言ってましたか?」と思っちゃうのですが、どうもこういうのが多い。

で「ああ、また新手の手法なのね」と気付いた次第です。

 

まあそれはいい。いいですよ。ちょっと頭に来るくらいです。

 

でも私にとって「怒り心頭」くらいまでいくやり方がありまして。。。

 

それは「あなたのサロンを取材しますよ」「雑誌に取り上げさせてください」「〇〇というアワードを受賞しました」みたいなものです。

私はよくあることなので「料金の発生するものですか?」と聞きます。すると大抵「かかります」と言われます。で、「ほなさいなら」で終わるわけですが(たまに本当のもあるので一応聞く)、そういう電話を店舗スタッフが受けることがあります。

 

その時にそういう営業方法があると知らなければ「え!すごい嬉しい、オーナーに伝えないと!」と喜んでしまうことがあります。これが嫌です。

 

もうぬか喜びさせて「なんだい、料金かかる商材の営業かい」とさせられる。

 

うちのスタッフの心を弄びやがってこの野郎!!と思うわけです。

そのスタッフも心がプラスに振れていた分がっかりした気持ちも大きいと思うのです。

心の持ちようは仕事のクオリティに関わるので止めて欲しいです。

少なくともオーナーの私に直接言って欲しい。

 

特にスタッフは営業時間の中、バタバタしている中で電話を取るので話を聞きながら社名などで検索するとかしにくいはずです。

 

何か「え?!嬉しい、いい話じゃないか」と思える営業電話が来たら「それ、本当にいい話でしょうね。ぬか喜びさせるような話だったらうちのオーナーが許しませんよ。そうでなかったらすみません謝りますのでお話し続けてください。」ということ、というルールにでもさせようかしら。

 

まあ半ば冗談ですが、半ば本気くらい頭にきます。

がっかりさせないで欲しいです。

 

私はいい物を誠意を持って勧める営業さんの話は聞くことにしてますが、だまし討ちみたいなものは一刀両断します。

現在新人さん4人の研修を同時に進めています。

 

老若男女、経験者に未経験者、とっても様々な面々です。

 

対するこちらは私も含めトレーナー陣です。

 

この研修スケジュールを作るのがなかなか難しいです。

 

全員で一緒にやる研修があったり、もう来月にデビュー予定の人はデビュー日を仕上がりの予測をつけて決めてしまい、シフトを作らなければならない。

 

私達は一人の新人さんを一人のトレーナーが教えるのではなく、複数のトレーナーで見て行きます。

 

そのほうがムラがなくなると考えているからです。

 

誰かひとりのトレーナーが勘違いしている部分も複数人で対応していればそれに気づくことができます。

 

相手をする身体も複数になり多様な身体を触る訓練にもなります。

 

スプレッドシートで情報を共有しつつ寄ってたかって教えています。

 

研修を受ける人もいろんな教えられ方を体験するでしょうが、トレーナーも一気に多くの人に教えることができてスキルも上がると考えています。

 

「教える」ということが自分のスキルを上げることに繋がるのは恐らく間違いなく、沢山の人を教えることもとても意義があると思います。

 

私ももう20年教えていますが、今も新しい教え方を見つけ続けています。

 

 

技術を教える場合、細かな枝葉の部分はあまり重要ではありません。まあ枝葉なんだしそりゃそうですよね。

 

でも教わる人は細かなところに注意がいきがちです。

 

本来は基本の部分が100倍大切なので、そこがずれていたらしつこく、くどく直していくことが大事だなと思っています。

 

ちなみに私は空手をやっています。最近は「棒」という武器の型を見直しています。

 

棒の型もいくつもあり、お恥ずかしながらごちゃごちゃになってしまいます。

 

しかし師範は「いいんですよ。伊澤さん、ひとつひとつの突きなり振りなりの技がちゃんとできているから。」と言ってもらえます。

 

つまり基本ができているから枝葉の部分はそんなに重要ではないよ。と言っているのだろうなと理解しています。

 

 

いや、わかってますよ。そこも覚えないといけないのは。はい。

先日「なごみ・なごみや」の全体ミーティングを行いました。

私達は店舗で仕事をしているので別のお店の人とそんなに頻繁に会わないので半年に一回ほどのこのような機会が貴重です。

 

コロナ真っ最中は全員で集まるなどしていませんでしたがその前後の時期の全体ミーティングは大変辛い気持ちで行っていました。

どうしたら生き残っていけるのか、のような悲壮感ですね。

「この全体ミーティング次第では店をつぶしたりしないといけないかもしれない」

というような危機感が常にありました。

苦しい時期でした。

 

しかし今はギリギリの状況は抜けました。コロナ前くらいの利益の出方になっています。

経営者としては最後の数字が一番重要なのでプラスに転じた今は全体ミーティングなどもかなり気楽に「皆の顔が見れて嬉しい」くらいの気持ちで挑めました。

 

なぞ解きのアイスブレイクをして、昨年度の活動報告をして、決算の報告をして、今年度行いたい施策の話をして、技術の練習会を2つ行い終了。

 

そして食事会の会場で成績優秀者の表彰を行って、後はハイペースで飲んでいました。

なんでしょう、やっぱりそれでも安心するとお酒飲んでしまうのでしょうかね。

結構酔っぱらいました。

 

集まりが苦手なスタッフもいますが、基本的には楽しく前向きに参加してくれたかなと思っています。

 

今後もいい状況の中、もっと良くしよう、というミーティングを続けられたらと思います。

次は忘年会シーズン、プラスマイナス1ヵ月くらいの感じでやれるといいなと思います。

 

よし、今年度もあれにこれにがんばろう。

もうすぐ会社全体のミーティングです。

店舗で仕事場がバラバラなのでなかなか皆が集まる機会が少ないのでたまの機会はがんばります。

 

今日やっていたのは、個人を表彰する資料作りです。

今回は14の項目(技術、接客、リピート率など)でそれぞれ成績優秀者を表彰して副賞を渡します。

 

それぞれの項目で誰が成績優秀だったのかを計算し、そして副賞を買いに行き、表彰のカードを印刷しました。

まあまあ手間のかかる仕事ですが、これは全然疲れない仕事なんですね。

 

なぜかというと、、、喜んでもらえると思うと嬉しいから、です。

「おー!彼が!」「彼女が!!」とか思いながら計算をします。

「あー、こっちのほうが喜ぶかなー、いや、こっちかな」と副賞を考えます。

カードの印刷は、、ん-、位置の調整とか面倒で正直ちょっと大変でした。

が、できあがると達成感もあり、喜ばしいです。

 

明日も別の全体ミーティングの準備をしますが皆が喜ぶ、仕事をする気持ちが高まるようなミーティングであり、食事会にしたいと思います。

 

ああ、だいぶ遅くなってしまいました。寝ます。おやすみなさい。