忘れないうちに…


手術日当日


予定時刻は10時半。


先ず朝の7時に点滴が繋がれ、


オペ室までは、定刻数分前に自力で歩いて行きました。


音楽も流せますよとのことだったので、少し古めのJ-POPで、と適当に言ったのですが、全く誰かわからなかった…。


少し高い術台に上がり、酸素マスク。おー、ここから何か出てきて意識が…と思ったら、麻酔科医の先生が、少し手がピリピリするよーとのことで、点滴からの投与でした。


ピリピリしてきたかい?


と聞かれたけど、全然感覚なく、いや全然ピリピリしないっす、と言ったら、あ、まだだったわ、と言われ、これがジョークなのかよくわからんよー、


と考えていたら、指先が確かにピリピリして痛みが。そのあと、背景が歪みました。


あ、確かに指先が痛くて…背景が、ぼやぼやしてます…


と言ったのが最後。


次に目を覚ましたのは、14時半頃だったと思います。先ず時計が真っ先に目に入りました。


次に、担当の執刀医が、●●さん、出血がだいぶ多かったんですが、上手くいきましたよ、先ほど奥様にも電話しました。目覚めも良さそうですね。


と言われ、


次に、土曜に先ほど面会の連絡があったのですが、小学生以下は今受け入れてないんですよね、とのこと。分かりましたと答えたものの、ああ残念、子どもたちに会えないなんて。と思いました。


そして、次に聞こえたのが、8時。という言葉。

あ、これ解除の時間だ。


闘いはこれからだー。頑張るぞー。


と、この時はまだ思えたものです。



目が覚めた時の私の状態

・心電図

・点滴

・尿カテ

・パルスオキシメーター

でした。


続く