美容師アシスタントを雇用する側の投資とリスク | シャンプーソムリエ関川忍のBlog

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ヘアケアを突き詰めると栄養学にも発展し、現在はオーソモレキュラー療法を基本とした栄養学方面からのスキンケアやヘアケア、ダイエット情報も面白いと思います。

カラダの中と外から美肌&ヘアケアを考える

シャンプーソムリエこと関川忍です。

 

僕のブログを覗いていただきありがとうございます。

あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って

心を込めて記事を書かせていただいております。

 

美容師が勉強することってとてもとても沢山あると思います。

ですので、一人前になるまでにはとても長い年月が必要になってきます。

 

しかし、雇い主からしたら早くお客様を担当して欲しいところ。

何故なら、美容師になって数年間はお店側からしたらお給料を払って、教育して収益性がほぼ無いという投資期間だからです。

 

例えば、3人のアシスタントを雇用するとなると、一人前になるまでに3年としましょう。

(3年もめちゃくちゃ早いですが・・・。)

 

 

この間、お給料20万円とすると、単純に月に60万円が出て行くわけです。

これが、3年で2,160万円。

 

この間、2,160万円を注ぎ込んで回収できる金額は微々たるものです。

これ、アシスタントの子はあまり理解できていないところですが、お店側は相当のリスクを負って未来に投資しているわけですね。

 

ところが、シャンプーとかブローなどができるようになり、少しお客様に触れる機会が増え始めると徐々にお店に対する不平不満を言い始めたり、時には違うお店に行きたいという気持ちが出始める場合もあります。

 

これって、良くある話だと思うんです。

最悪の場合、お店に突然来なくなるとか・・・。

 

美容室の場合、普通の会社と違う独特の世界観がありますし、ルールもあります。

その中で「接客をする職人」と言う、独特の特性があります。

 

つまり、高度な技術習得、高度な薬剤知識、高度な接客スキル、おまけに今では高度なSNSスキルも接客スキルに入ってきました。

ですので、今の美容師はとても沢山の事を学ぶんです。

 

そして、これからの美容師にはそれらが求められているって事です。

 

また、これらの基本を本来であれば美容学校で教えて欲しいところなんですよね〜。

美容学校=国家試験を取るための学校

 

これが僕たち美容師が美容学校に持つイメージです。

美容学校側も確かに!と思うところがあるかと思いますが、厚労省の指定する免許試験を合格させないと・・・と言うところ。

 

となると、国家試験自体が現場で使えない試験項目を受けさせてそれに合格したら免許を発行している!!

ってことですよね。

 

車の免許証で言えば、運転技術のみ免許試験を行い免許を発行しているようなもの。

交通ルールがわからない運転免許を持った人が街に溢れかえるので、運転ルールを知っている人が一から教えてあげるみたいなものです。

 

美容師の国家資格は僕も持っていますが、正直価値を感じたことはありません。

 

国家資格も「今」の第一線で腕を振るう美容室経営者に作ってもらい、美容学校もそれに沿ったカリキュラムにしたらきっと美容室も今よりはリスクも少ない未来への投資ができるのではないでしょうか・・・?

 

一つの業界には古からの風習やどことなく、時代を無視した・・・。

言い換えれば、時代を反映していないお役所の手抜き管理が徐々に未来を狂わせているような気がします。

 

今回コロナによってそんな、日本のあらゆるルールをコントルールしている方々の知性の低さや、思考の浅さを多くの国民が感じていると思います。

 

要するに、現場を知らないお役人さん。

時代の風を読めない取り巻き。

 

そこを変えることは出来ないものなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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