2月15日(土)の夜の部を観に行ってきました!!この日は雪が東京で積もっていて交通機関も乱れていて無事に着けるか心配でした。帰りは遅れていてひどい目にあったけど行きはなんとかたどり着けました。

有楽町も凄い光景で雪をはける所がなかったのか積もった雪をアスファルトの上に所々山積みするって感じでした。

何はともあれ無事に観れて良かったです。帝国劇場に問い合わせしたら本日の公演は通常通り行いますって言ってたのでどうしようかと思ってました。

最後の挨拶で光ちゃんが「交通機関が乱れていて観に来れなかった方もいらっしゃたと聞きました。その方たちにはまたの機会に観に来て欲しいと思っております。本日はお足元の悪い中来て下さってありがとうございました。」と座長らしい挨拶をしてくれました。とても感動しました(;_;)


キャスト
堂本光一、屋良朝幸、森公美子、入来茉里、辰巳雄大、福田悠太、松崎祐介、越岡裕貴、山本亮太、岸優太、石川直 他


ヒロインのリカ役は、入来茉里さん。存じ上げず、初見。入来さんは、新体操をやっていたそうだ。

リカ役ってきっとこれから活躍しそうな女優さんがやってるんですかね?
だからこれからどんどん活躍していく人なんだよね?

私はレポ書いてなくてびっくりしたんだけど2012年にリカ役やった神田沙也加さんが最高に良かったのでどれも比べてしまいます(;_;)


そしてオーナー役には森公美子さん。だからちょこっとサイエンスにゲストで出ていたのね(^_^;

実物は意外と小さい~と思いました。
存在感があるから、もっと大きい、背が高い方だと思ってたのです。

歌声は、アルト。声量あるな~と思いました。迫力ある歌声です。話す声は、歌声より高めです。


今回のライバル役は屋良朝幸さんなので役名がYARA。内君は昨年の博多座か何かはライバル役だったようです。


一幕
Overture
- Endless SHOCK メドレー

Scene 1 / SHOCK OPENING
- OPENING CONTINUE
- Piano Solo(オーナー挨拶)
- 劇場への誘い(ゴースト)

Scene 2 / Off Broadwayのショー
- So Feel It Coming
- パネルマジック
- New Horizon ~車マジック~New Horizon

Scene 3 / 劇場のバックステージ
- Yes, My Dream

Scene 4 / 劇場の屋上
- ONE DAY

Scene 5 / Broadwayの街
- It’s A Wonderful Day

Scene 6 / Broadwayの裏の路地
- Don’t Look Back(Piano BGM)

Scene 7 / 「World Adventure」
- America Introduction
- America
- Jungle

ここと太鼓のところと光一君の影武者がいるって聞いたんだけど最近分かるようになってきた。体つきとか全然違う!!

- Dance!
- SOLITARY

Scene 8 / バックステージ

Scene 9 / 「Japanesque Show」
- プロローグ
- コウイチ登場~戦車
- 合戦
- 死闘
- 罠
- 落城


去年から、2幕を中心に、大きく流れが変わったそうです。


二幕
Prologue
- 死への招待
- DEAD or ALIVE

Scene 1 / シェイクスピア ・シアター
- バッハ ミサ曲
- マーラー 5番
- ベルディ レクイエム

Scene 2 / オーナーの劇場のバックステージ
- Don’t Look Back

追憶の雨…じゃなくて『Don't Look Back』というタイトルに変わったのって知りませんでした。いつからですか?
植草さんがオーナーになった時からですか?

♪汚れた両手で♪…と歌い出すこの歌は、
ほんとうの刀を扱った人の歌だと思うから去年から、ヤラ(ウチ)が歌うことになりました。

ヤラが歌う。
ものすごい苦しみにさいなまれながら。
そんなヤラのもとに、魂となったコウイチが会いにくる。
コウイチは、ヤラを苦しみから救いたくて歌うけれど、
その歌声、呼びかけは、ヤラには届かない。

リカが、看護師さんから、コウイチの遺品であるネックレスを受けとる。
リカはガウンをはおっているし、看護師さんが劇場に来たのだと思うけど
そんなことって、絶対にないですよね…
公演終わりに病院にかけつけた?
ここは、気にしちゃいかんとこ…なのかな?

オーナーのもとに、電話がかかってくる。
コウイチの死を伝えるもの…でしょう。
オーナーは、かなりのショックを受け、そして、歌う。

コウイチとヤラ、そして、オーナーが、
それぞれの『Don't Look Back』を歌うんだけど
わたしが残念に思った演出変更は、ここ…なのです。

森久美子さんは、さすがの歌声、声量なんですけど
それだけに、コウイチとヤラの歌がね、負けてるっていうか…
できれば、去年のように、コウイチとヤラのふたりで歌ってほしいなぁ
そう思ったんですよね。

オーナーの悲しみの大きさに比べて
リカが、あまりにも冷静であるようにうつってしまいますし。

私は植草オーナーがピアノにうつ伏せになり、「今日も俺はおまえの夢を見たよ…」というようなセリフのあたりがオーナーの寂しさを物語っていたので好きな演技や演出でした。

毎年のようにいろいろ変わる演出それがshockの醍醐味なのでしょうか。

今年のが良かった去年のが良かったなど賛否両論だと思いますが、良いところは残して欲しいとこもありますが、それが光一君やスタッフさんの考える演出なら受け止めますよ!!今後どんな風に変化していくのか楽しみです。

- New York Dream

Scene 3A / インペリアル・ガーデンシアター
- Higher

Scene 3B / バックステージ
- What 10 wanna say(BGM)
- Japanesque(BGM)
- 和解
- ONE DAY (Reprise)

Scene 4 / 「It’s A New World On The Earth」
- New Show Introduction
- MUGEN(夢幻)
- USA TAIKO

前回観た時より、太鼓をたたくシーンとか減っているなと思って調べたら、確かに減っているし時間も少し短くなったとのこと。以前は大太鼓を叩いた後赤いリボンでの浮遊だったので心配だったという声も。

年齢的なことを考えて段々体力の負担を軽くしていくのでしょうか。甲冑も前に比べて軽くなった衣装に去年からなりましたしね。光ちゃんが老いていくのなんか信じられません(;_;)

その代わりパーカスの石川直さんの出番が去年から増えましたね。一幕はほとんど出番がなかったのがサイドのところに気がつくと演奏していたり、ジャングルの所でもそうです。

- Ladder Flying
- インターミッション
- マスク
- 夜の海
- 大桜

Scene5 / フィナーレ
- CONTINUE

今年の最大の変更点なんでしょうか。

エンディングの『CONTINUE』

 確か、今までラストは、昇天すべく、独り階段の最上階で歌い終わっていた座長様。

今年はコウイチが階段下におりてきます。コウイチが、カンパニーのメンバー全員によりそおうとする。

1番をコウイチが歌い、そのあと、ほかのメンバーも加わり、あれ?って思ったらそれぞれが、それぞれの歌をうたう。
『ONE DAY』だったり『NEWYORK DREAM』だったり…
コウイチもコウイチの歌を歌う。

根底に同じ曲を流しながら、劇中で歌って来たナンバーを所々散りばめる。1曲じゃない、何曲も。それぞれ、一緒に歌う出演者との掛け合い的なモノもある。

カンパニーとしては力を合わせ、上を目指していくという意味では
同じ方向を向いているけれど
ヤラにはヤラの、リカにはリカの、ひとりひとり違った道がある。
可能性に満ちた明るい未来を暗示するエンディング。
すごくいいな~と思いました。

そう、何と言うか、ラストにグランレビュー的な演出。

それからこの時の今までのダンサーさんたちの袖の下のところがカラフルなあの衣装だったのがそうではなくなっていました。

Curtin Call 
チェイサー
- カーテンコール
- チェイサー(大桜)

最後に今年のSHOCK。屋良くんは、去年とは、少し違うキャラ設定で
ヤラを演じていますよね。
コウイチとヤラの力関係が、微妙に以前と変わっている。
パンフをチラリと読むと、そういう風にキャラを設定しているのもある。
また、それだけの実力を、屋良くんがつけてきたのも大いにある。

自分が1番なんだ…ダンスだって負けてない。
ライバル役は、コウイチのことが大好きで、
コウイチと並んで踊れるのは、対等にやりあえるのは自分だけ
そう思っている~というキャラだと、ずっと思っていました。

「ダンス教えてよ」
コウイチと遊びたくて。遊びの延長で始めたダンス。
天才肌のヤラと、努力を積み重ねてきたコウイチ。
ヤラが自分がNo.1なんだ…と思っているとすると…
ジャパネスクで、予備の刀を本物に変えたヤラの心理が
わたしには理解できないものになっちゃうンだよなぁ~
お兄ちゃん…と慕っているからしてしまった事だと思ってましたから。

コウイチの敵役と言うのは、過剰な自信がありつつ実力と人気が伴わず、頑張っても常に二番手で注目されにくい雰囲気と捉えていたのだが、“本気で一番をとってやる”と意気込む屋良くんならではのSHOCKは、見応えがある。  

どう見るか、どう楽しむか…それは、おまえたち次第だ。。。
SHOCKって、そんな舞台なんですよね。


ということでEndless SHOCKのレポはこれでおしまいになります。最後まで読んでくれた方々ありがとうございました。次回のレポは村上君主演の舞台If or…になります。お楽しみに