おこしいただきありがとうございます。
新生活での失敗談、という事で、
私には忘れられない思い出があります。
それは今から、約30年以上も前の話。
私は短大卒業後、地元の金融機関に新卒で入社しました。
結果、私の長すぎる職歴にあるように、
仕事ができなさ過ぎて、わずか2年で逃げるようにやめました。
そんな初めて就職した金融機関、
お堅いところですので、新人女性は掃除や上司へのお茶出しから始まります。
掃除が終わり、朝礼の後、上司にお茶を出すのは新人の仕事でした。。。
だからまずは、
コップやお茶の葉を準備したり、電気ポットに水を入れお湯の準備をします。
その部署の新人は、私ともう一人の二人でした。
そして朝礼になり、社員一同、役職の話をシーンとして聞いていました。
そしてある時、ある上司が、
アチチアチチと飛び上がっていたのです。
その上司は、湯沸かし電気ポットのそばに立っていました。。
その日セットした電気ポットに、私は水を入れすぎたようで。。。。
沸騰と共に、お湯が吹き出してしまいました。。。
そのとび上がる上司に、社員一同注目していました。。。
私は、「やばいやばい、私がポットに水をセットした。どうしよう」
と思っていました。。
そして朝礼が終わると、
その上司は「なんでこんなにお湯が噴き出るんだ」と怒っていました。
新人は二人しかいないし、もう一人の人に濡れ衣を着せるわけにはいきません。
私は、
「はい、私が朝ポットに水を入れセットしました。申し訳ありません。」
と言いました。
まさに平謝りです。
上司は、「気をつけろ」と言ってその場を立ち去りました。
結局私が非常に仕事ができないこともあったのですが、
このことがあったからか、私はこの上司に目をつけられるようになりました。
何かしら、会うたびに怒られるように。。。。
正直に言わなきゃよかったと、今でも思っています。
反面、この光景が目に焼き付いて、腹を抱えて笑う自分もいます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。