前回の続きですキョロキョロ



お見合い回転寿司が終わると、その後は楽しみのランチビュッフェステーキ

いいホテルなので、お料理も結構レベルが高いのです目がハートラブラブ

ローストビーフとかお寿司とかもあった!


正直あまり「この人だ!」って人もいなくて、もう食べることだけ考えていました爆笑



すると…



「うさこさん!!」


振り返ると、そこには圭さんの姿が。


「僕料理取ってくるんで!ここで待っててください!」


「え?いや、私も行きますよ」


「いいですから。お肉いっぱい取ってきますね」


「…あ、はい」



その強引さに、それ以上何も言うこともできず、私は圭さんが戻ってくるのを待つしかありませんでした。


ふと見ると、圭さんはほぼ先頭に立って、いろいろな料理をお皿に乗せていましたスプーンフォーク

もちろん一人分。

自分のを後回しにして私の分を取ってくれてるのか…と、なんだか申し訳ない気分に。

皆料理取りに行ってるから、椅子に座ってるのなんて私だけだし驚き


これは…

これはもしかして、いや、もしかしなくても…



私に気がある?



少なくとも多少の好意は持ってくれているんだろうな…と思うと、ちょっと嬉しかったニコニコ

顔が全然タイプじゃなくてもね真顔



「お待たせ〜」


「あっ…すみません、取ってきてもらっちゃって」


「いえいえ。僕また取りに行ってくるので先に食べててくださいね」


大きなトレイにたくさん盛られた料理照れ

肉や揚げ物が多め!良き!!

でも、先に一人で食べるなんてできないですよね泣き笑い

結局圭さんが戻ってくるのを待ってから、一緒に食べましたキラキラ



圭さんはお喋り好きと見えて、ほとんどひとりで喋っていました。

そこは私にとってはかなりマイナスポイント。

私は自分の方が喋りたいので、お喋りな男は嫌いなんですよねダッシュ

とはいえ圭さんは自衛官なので、仕事の話を聞くのは楽しかったかな星

普段そんな話聞くことってないし、しょっちゅう海外へ行ってるとか船の生活が長いとか、未知なる世界の話は聞いててとても興味深かったのは確か気づき



あ、ひとつビックリしたことがあって。

私が飲み物を取りに行って戻った時、座る前にサッと椅子を引いてくれたんです!

え、なんかスマート…目がハート

そんなことホテルマンとか高級レストランでしかやってもらったことないよ?

一般男性でもそんなことしちゃうんだ…?

感心したし嬉しかったけど、同時に女慣れしてるのかな?とも思ってしまいましたあせる



せっかくのフリータイムだったので、他の人とも話してみたい気持ちはあったけれど、結局ずっと圭さんと話していました凝視




(つづく)