人はどうやって生きているのか。
なんだよ突然!って書き出しで申し訳ありません。
今日は本質的な方法論を忘れやすいってことで2点考えてみたいと思います。

まず第1点。
先の質問のような、本来あるべき本質的な方法が見失いがちってこと。
人は労働して食べて寝て生きている。
で、本質的には自給自足が方法でした。
日本だと農耕民族なので、米を作り、野菜を作り、山菜を取り、鶏を飼って肉と卵を確保する。
あと、物々交換。
漁師と農家が魚と野菜を交換する。
それから役割分担。
鶏は家で専門に飼うから、蚕はお前んちで専門にやってくれって感じの村人の役割分担。
でも今は、そんな本質的な部分はほとんど隠されていて、会社に勤めて報酬を得ることの意味も勤めて考えなければ実感できない。

もっと軽いケースで考えると、例えば居酒屋の店長がこんなメニューを出したいと思うがいかがですか?って質問してきた時、お客さんはこの居酒屋に何を求めて通ってくれてるのかを考えずに聞いてくるケースが凄く多い。
最近流行ってるから。
お客さんは生身の人で、この居酒屋があるのは現実の世界で、現状強みと弱みはこれでっていうのが抜けている。


あともう1点も。
こっちは現状把握に優れてる人が陥りやすい本質的方法の落とし穴。
現状把握と方法はいいんだけど、それを計画していく過程で、目的が抜け落ちて自己満足の世界にいってしまうケース。
例えば販促部隊がキャンペーンのポスターを企画するとき目的とコンセプトがすばらしかったのに、ここはこう凝ってみようとかやってひねくり回しているうちに、何の告知をしてるポスターなのか判らなくなっちゃって、全然お客さんの反応がなかったなんてケース。
居酒屋で言うと、顧客満足って施策がいつの間にやら、賢そうに思えるその方がイメージしている顧客に限り有効な施策に摩り替わってるってケース。


一つ目のケースは、本質を考えましょうってことになるし、二つ目のケースは本質に戻りましょうってことになる。

大筋で何が本質かってことを考える、忘れないって姿勢を持てばいいのである。


飲食系達人の人気ブログ一覧です。繁盛と姿勢が学べます。
ブログランキング

このブログ、たくさんの記事になってしまいました。
お暇なときにじっくりとお読みください。

ご要望、ご質問等ありましたらコメントなりメールなりで御気軽に。

浅はかなご解答しか出来ませんが。

では。