お客様のクレームはチェーン店の居酒屋の方が多い。

個人で経営している居酒屋はこんなもんなんだと納得してしまうことが多い。

しかし、個人経営の場合経営者が店主として働いている場合、逃げ道がないので結構つらい。
経営から営業から苦情処理から掃除まで自分でやらなければいけない毎日は疲れる。

チェーン居酒屋の場合はクレームがいいやすいし、発生しやすい。
特に接客をマニュアルに頼っているところには多い。
また、店長の力量にもよるが、クレームが発生すると、対応をアルバイトに任せて隠れてしまう店長も実際には多いのである。
他には、悪質なクレーマーもチェーン居酒屋に来るケースも多い。組織自体が大きいから、取れる金が多そうだと思うのであろう。

クレームは出さないのが最良ではあるが、なくなる事はないので対処の気構えが必要だ。

簡単に言えば、常識通りに行動することを守ればいい。それさえ守ればいいのである。

店側が悪いときには、常識通りお詫びをする。
言いがかりであれば、常識通り判断し屈しない。

でも難しいんだよね。


こんな珍しいクレームもあります。
茶碗蒸しを出したら、「写真通りに具が見えていない!」というクレームを30代の女性二人組みから受けたことがある。
茶碗蒸しを作った事があるのなら、こんなクレームは言わないと思うのだが、謝っても本気で怒って帰ってしまった。

あさりバターを客席で固形燃料で加熱して仕上げる、というメニューを出した際、アルバイトが点火するのを忘れた。
しばらくするとクレームになっていた。
アサリ(生)を歯で砕いて中身を食べたけど、「この料理まずい!」とお客さんは主張していた。
すいません、火を入れてから食べるものですが、点火するのを忘れておりました。といったら、何だ道理で不味い訳だ。
知らなかったよ、火をつけるなんて。で収まってしまった。
(クレームの入れ所間違ってますよお客さん)
心配なので、明日体調悪いようでしたら病院にいったほうがいいですよ、とも付け加えた。
ありがとうといわれた。

今人気のblogランキングです