ENJI 横須賀のお寿司屋さん | おいしいお店・良いお店・美味しいもの!(By izakayaman)時々さださまし研究

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今回はENJI@神奈川県横須賀市」です。新進気鋭のお寿司屋さんです。

 

 さて、皆さんは横須賀市ってご存知でしょうか?年配の方は、「山口百恵さんの出身地でしょ?」とか、「港のヨーコ 横浜 横須賀」ってダウンタウンブギウギバンド(浜ちゃんが歌ってるわけではありませんよ笑)の曲があったじゃないとか、おっしゃるでしょう。小泉純一郎元首相の地元・その息子さんの小泉進次郎、小泉孝太郎とか思い出すでしょうか?

 かつての重要な軍港、「横須賀」は今も基地の街です。そう、自衛隊もあるし、アメリカ海軍の基地もあります。地元の人はベースと呼ぶその米海軍基地の入り口の前に「ドブイタ通り」と呼ばれる飲食店街があります。そこは米海軍の人たちが良く利用するので、看板は英語のお店が多いのです。アメリカの街のように、たくさんのアメリカ人がいます。スカジャンや、米海軍製品(軍用の衣類)などのお店もあります。

 

 そのアメリカンナイズされた街の一角に、「和風の入り口」でも、店名が「ENJI」というお寿司屋さんが現れます。

 

 ご夫婦お二人で切り盛りしているそのお店。はじめは「鮨居酒屋」風でしたが、その時から、ネタ選び、つまみの質、お寿司への情熱、全てが上質で、瞬く間に人気店になっていきました。そしてこの度、お店を改修して、夜2部制(東京の多くの有名お寿司屋さんが行っている)になって生まれ変わりました。なぜ、2部制にしなくてはならなかったかは、また後程お話しします。

 

 ネタを吟味していることは、前の店舗時代から一目瞭然でした。そのネタを生かす料理、お寿司、そして、日本酒をはじめとするお酒。すべて、店主のこだわりが感じられます。

 

 メニューは、今はコースのみ、おつまみ、握り、の数により、1万円、12千円、15千円の3種類あります。それにお酒代がプラスされます。

 

 大将がすべて料理を作ります。前菜・その他のおつまみ(煮物も)、そのおつまみを食べているうちに、なんと、ご飯が炊き上がります。2部制のそれぞれに「羽釜」でご飯を炊いて、出来立てのシャリで、お寿司を握ります。2部制にしたのは、この「羽釜炊き、出来立てシャリ」でお寿司を食べていただきたかったからとおっしゃっていました。

 

 お寿司はおつまみにできるようにとやや小さめのご飯。でも好みによって大きさ変えることもできるそうです。

 巻物も2種出て、満足のコースです。

 

 そして最後にお吸い物が出てきます。そのお吸い物もおいしいのですが、羽釜のおこげも一緒に出てきて、それを入れて食べることもできます。

 最期の最後で、またインパクトです。

 18時からと2030分からの2部制。カウンター7席、ご予約を。まだお若い大将ですが、研究熱心。これからも楽しみなお寿司屋さんの一つです。

 

 異国の人行きかうディープな通り「横須賀ドブイタ」(アメリカの兵隊さんたちはその通りをHonch(ホンチ)と呼びます。その通りの町名は本町(Honcho)なので・・・)、勇気を出して、その街のおいしいお寿司屋さんに行ってみてください。実は、日本に来ているアメリカの人達はいい人が多いんです。安全な街なので、ぜひ!