なんのための乾杯なのか…

しかし今、この時間だけは

敏子と重昭のことを忘れ

愛しの留美ちゃんとの時間を

楽しみたい…

そしてあわよくば今夜…パコパコ……恋の矢




こうやってお酒を飲むのも久しぶりルンルン

たった3か月ぶりの事なのに

どこかぎこちないふたりの会話汗

冬の間に起きた出来事

仕事のこと、プライベートのこと

話すことは山のようにあるひらめき電球


一方留美・・・。

久しぶりの重夫さん・・

少しだけ痩せたように見えるけど

奥さんとうまくいってないようねはてなマークはてなマーク

そんな事より3か月前、私をフッた

あの冷たかった態度は許せないえー

今日、私が食事に誘ったみたら

まんまと出てきたわねニヤリ

これからが私の復習よニヤリニヤリ

会社にも、奥さんにもふたりの仲を・・

ひぃ~ひっひっひっ笑い泣き



時間が経ち日本酒が入れば入るほど

頭の中で留美とのドキドキドキドキドキドキを想像する重夫

いつものように重夫は留美の手を握る

って言うより、ただ重夫が留美の手の上に

自分の手を重ねているだけで

留美はその手を握り変えそうとは

していないのが悲しい笑い泣き笑い泣き

ほぅらきたえーこのスケベおやじ、

またいやらしいことを考えているんだわプンプン

酒が入っても冷静に重夫をどうやって

懲らしめてやろうか考える留美口笛

私はもう泣かないわ❗ビックリマーク

そうひらめき電球

私は絶対にもう泣かないわ❗❗ビックリマークビックリマーク



『ねえ留美ちゃん…この後…』

『そう言えば私、携帯変えたの音譜

『・・・。』

『今夜の留美ちゃん…』

『私ねぇ今度旅行に行こうと…』

『・・・汗

『ねぇ留美ちゃん…』

『そろそろ帰ろうかはてなマーク

『おおぉアップアップ酔っ払い



お会計お願いします。

『あいよひらめき電球7200円

留美の財布から出てきた10000円お札

後ろで深々と頭を下げ

『御馳走様でしたービックリマークビックリマーク』と重夫。

恋は盲目。

親子ほど歳の離れたふたり、

お金を払うのは留美。

『セコいおやじやなイラッ

本当に1円も払わんのかいむかっむかっむかっドンッ

その後、地下鉄に乗り帰路についたことは

言うまでもない。




教訓

女とは金の掛かるものなのだグラサン



この物語がフィクションなのか

ノンフィクションなのか…そして

次回があるのかないのか…

それはオヤジにもわからない滝汗


とりあえず終わり完了