ある日、オヤジは某こぼれいくらが有名な
回転寿司に行った時のことだ・・・
どこの回転寿司?
そんなことは口が裂けても言えない
某こぼれいくらが有名な所だ
その回転寿司屋さんはテレビのCMでも
「わっしょい!わっしょい!!」って
お皿いっぱいにいくらをこぼしてくれることを名物?
としていて、そのこぼれいくらを注文すると、
周りのお客さんの前で、恥ずかしいって
思うほど、目の前で「わっしょい!わっしょい!」って
やってくれるのだ。。。
さて席につき、適当にお茶とガリをお皿に盛り、
注文シートに記入
腹が減った時に何を食おうかななんて
考えるのも、回転寿司の醍醐味だろう
注文シートには早速『こぼれいくら』
恥ずかしいとは思いつつ、ココではやっぱり
こぼれいくらを頼まずにはいられない
おっ!!!きたきた
注文したお寿司が、オヤジの目の前に
どんどん運ばれてくる
ん・・んまーい
寿司好きなオヤジにとって、寿司を食っている時こそ
最高に至福の時だ
おっと!今度は鮭のアラ汁も来たぞ
散々食ったオヤジ、体とは裏腹に案外食べる量は
少ないのがオヤジのシステム。
はて???
注文のお寿司は・・・っと
あれ??こぼれいくらが来てないじゃないか
おいおい俺のこぼれいくらはどうしたんじゃ
そもそも1番最初に『こぼれいくら』って書いたんだぞ!!
しかも、恥ずかしい思いってのを覚悟でな
だけど今更・・「こんぼれいくら来てないんですけど・・・」
とは、なんだか言いがたい
チキショー
なんだか腹が立つ
このままでは帰る訳にはいかない
ようし
こうなったらアンケート用紙に書き込んでやる
〇〇年〇月〇日 PM〇〇時頃
来店理由・・・近所とか、美味しいからなんて
どーでもいい!!!
はっきりと書いてやったぞ
「こぼれいくらを食べにきた」
スタッフの態度は・・・良いとは普通とか悪いなんて
全く関係ない!!!
「こぼれいくらを忘れた奴がいる!!」
その他、気になるところ・・・
「こぼれいくらを俺に食わせろーーー!!!」
「こぼれいくらが名物じゃなかったのかーっ!!!」
「くやしいです!!!」
勿論、名前も住所も書いてやったぞ!!!
ってか、どんだけこの客こぼれいくらが好きやねん
って思っていることだろう・・・
おしまい。