「たまこラブストーリー ノベライズ」
表紙
裏表紙
そして、カバー下には、こんな文字が…
イラストのごく一部を貼ってみました。これ
は サントラジャケット並みの破壊力です。
あと、巻頭には堀口さんの口絵
全員集合のこれと
バトンを投げ上げたたまことみどりの顔のアップ
「どこまでいけるか、わからないくらいに 高く飛べ。」
(念為:みどりの顔はちゃんとフルで描いてあります)
どちらもとても素敵な絵です。
文庫サイズではなくて、ぜひ大きい版で見てみたいと思いました。
中身は全体で9話
第1話 南の国からのプロローグ
第2話 ひと味ちがうぜ春のもち
第3話 たまこラブストーリー △ みどり編
第4話 たまこラブストーリー ○ たまこ編
第5話 あの娘と王家と予言の書
第6話 たまこラブストーリー △ みどり編
第7話 たまこラブストーリー ○ たまこ編
第8話 始まるんだよキミの歌
第9話 Everybody Loves Somebody Sometime
ざっと読みました。
#なんですが、チョイちゃん(南の国)部分はまだです。
当然ながら、基本的に映画を観てるのが前提ですね。
動作や情景の詳細な描写は省かれてますから、画がないとわからない書かれ方です。
逆に言うと、映画のシーンを思い出しながら読むと、その時のキャラの気持ちがよく
わかる内容です。
タイトルに「たまこラブストーリー」とついてる話は、セリフも映画そのままで、合間に
その時の心情が書かれています。
で、やはり、注目はみどり編。
何度も書いてますが、映画やTVアニメ本編では、全くモノローグのない彼女の
気持ちが綴られています。
なぜ、あそこでみどりが「自己嫌悪」と言ったのか。
トイレ前でのもち蔵との一連のやり取りも、かなり詳細にその時のみどりの感情が
書かれています。
以前、「たまこまーけっと」第5話で、デラが二人の事を「同じ香り」と称したのも、ここで
よくわかりました。
そして、第8話は映画では描かれなかった、みどりがラストシーンで学校に来る前に
商店街によった話。
ここ、最後の展開と、堀口さんの挿絵がすごくイイです。
もう、このみどりの表情を見てると泣きそうになるくらいイイです。
ここだけで、買ってよかったと思えるくらいイイです。
#これ、ぜひ映像化してほしい
以上、大変みどり寄りの感想でした。