もうすでに20年以上前になるので、大昔のアニメですね。
「究極超人あ~る」のOVA「EMOTION the Best 究極超人あ~る」
実はこの作品、その当時にビデオを観ているので内容は知ってるのですが
Amazonで1,396円(送料無料)という価格と、なぜかギフト券があったので
ポチってしまいました。
パッケージ
パッケージウラ
内容は、あまり説明しても意味ないのですが、つくづくバカバカしいノリで進みます。
一応、あらすじとしては西園寺まりいが光画部を引っ掛けるために企画したスタンプ
ラリーにまんまと引っ掛かった光画部一同。うまく時間内にゴールすれば運賃はタダ
になるけれども、出来なければ・・・ といった内容で、途中の駅とか電車、特に
飯田線は例によってやたらと詳細に登場します。
基本的に前提とかキャラの説明は一切ないので、原作を知っていないとかなり意味不明。
で、まぁ、本編は中身も知っていたのでそれなりに流して観たのですが、後半に入ってる
映像特典が、今となっては資料的価値がありそうな映像で私くらいの年代には面白かった。
まず、本編のエンディング、スタッフロール中CVがこれ
結構、大御所というか有名な声優さんを使ってるんですよね。
この映像特典には、その内何人かのインタビューというか、コメントも入ってました。
まず、主役のあーるクンは塩沢兼人さん
2000年に自宅の階段から落ちて、お亡くなりになりましたね。
Wikipedia塩沢兼人
R・田中一郎は、それまでの彼にあまり無かったとぼけた三枚目で良い感じでした。
「クレヨンしんちゃん」の「ぶりぶりざえもん」なんかも彼ならではという気がします。
まぁ、他にもメチャクチャたくさんの声をやってるので知らない人はいないでしょうね。
鳥坂先輩はご存知この方 神谷明さん
もちろん今でも現役バリバリです。
Wikipedia神谷明
#しかし若いなー。
二枚目でも三枚目でもこなす器用な方ですよね。
そして椎子は冨永み~なさん
うーん、髪型が時代を感じます。
Wikipedia冨永みーな
同じ原作者だと「パトレイバー」の「泉野明」が主役だったし有名かな。
まさか、彼女がサザエさんのカツオをやることになるとは思いませんでした。
成原博士は青野武さん
去年、お亡くなりになったんですね。
特徴的な声で、「ドラゴンボール」の「ピッコロ大魔王」や「神様」が有名でした。
こんな方も・・・千葉繁さんです。
声優ではなく音響監督として参加してます。
Wikipedia千葉繁
私なんかはどうしても「うる星やつら」の「メガネ」のイメージが強いです。
#たしか、どっかに「紅い眼鏡」のビデオがあったはず。
意表をついてこの人も春風亭柳昇師匠です。
実は、このOVAに校長先生の登場シーンは無いのでなぜスタジオに来てたのか
軽く謎なのですが、CDの方だと声で出演してます。
2003年にお亡くなりになってます。
懐かしいですね、あの飄々とした語り口
「今や春風亭柳昇と言えば、我が国では…(沈黙)、わたし一人でございます…」
年齢を重ねてもそのセンスが変わらず、ホントに軽妙洒脱な方でした。
ちなみに本作品の監督は、師匠の次男です。
で、この時「究極超人あーる」の全国コンサートも行われたのですが、当然この人も
出てました。アニソン界のシンガーソングライター 山本正之さんです。
「タイムボカンシリーズ」の音楽が有名ですね。
Wikipedia山本正之
えーと、大分以前に買ったイメージアルバム↓も持ってるのですが
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なかなか山本節全開です。
とくに「やあ。」は、聴くと無意味に元気になる名曲です。
あと、個人的にはなぜか旅行番組もどきの内容の中で出てきたボンネットバス
「伊豆の踊子号」の紹介ナレーションがかなりウケました。
明らかに、モーターマガジンかカーグラフィックTVみたいなノリでバスの説明を
するのがなかなか面白かった。
↓今なら1,396円です。
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