今はアンティークの買い付けガイディングをやっている。 ほぼ毎月入っていて、1回のガイディングは10日から2週間ちょいとか。 その間クライアントと共に買い付けの旅をするのだ。 そして最終的に買い付けた物をコンテナで日本に向けて発送。回るルートとか宿、倉庫やショップとのアポイント、人の手配などありとあらゆることをオーガナイズする。
イギリスなら英語がある程度使えたら、不測の事態があまりないから(でも日本よりはある)ガイド無しでもなんとかなるのだが、フランスで自力で買い付けとなると、当たって砕け散る可能性がかなり高いと思う。 雑貨のみで、郵便を使うのであれば可能だけど、家具の仕入れとコンテナ発送はかなりのリスクを覚悟しないといけない。
どれだけの修羅場を経験したかも忘れたけれど、経験は経験値となって、情報の駆使、それから危険回避を意識したオーガナイズ(つまり万一の時を想定して逃げ道を作る)が出来るようになってはいる。 なってはいてもここはフランス、新たなトンデモが起こったりして、心が折れそうになる。 でも、フランスにいて学んだのは、なるようになる、ケセラセラ、セラヴィ、これを心の中で唱えて、それでも日本人だからひたすら最善を尽くしているわけ。
でも、アンティークに関わっているのが好きだし、やっぱりフランスのそのゆるさが好きだから、結局いつもまた経験値を上げたわと豪語してしまうのね。
クライアントの皆様のおおらかさ、そして皆様結局茶目っ気のある人たちで、それにも大いに救われているなと感謝しつつ、私はまた近々怒涛の買い付けガイディングに向かうのです。