何気ないひとことで | ゆっきいの悲喜こもごも

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2014年10月、混合細胞型古典的ホジキンリンパ腫II期と告知。ABVD療法を4コース、放射線治療を36グレイ。2015年8月に治療終了し経過観察中。
2016年1月から医療事務の仕事を再開し、ママさんバレーも復帰し、忙しく1日を過ごしてます。

昨日の雨のせいか、すこーしだけ秋の気配が
感じられます。
セミではなく虫たちの声がきこえます。

今日は、入院ギリギリまで勤めていた
クリニックに快気の内祝いを渡しに
行ってきました。

辞める際に、色々頂きました。
先生夫婦には、頑張れ会をしてもらい、
お見舞いまで。

良い結果を報告、お返しも出来て本当に
良かったと思います。

生検の結果から入院まで1ケ月しかなくて、
事務のスタッフには本当に迷惑をかけて
しまいました。

メッチャ忙しいクリニックで、
電話に出るのも大変な時があるくらいで…
なので、1人欠けるとしんどかったと
思います。

個人クリニックなんですが、代診の先生が
何人かいてまして、
2年くらい前に退職されたのですが、
最近復帰された先生に
今日たまたまお会いしました。

私が辞めた事は知らないので、
「先生、私、実は悪性リンパ腫で
昨年の11月に退職したんですー。
化学療法と放射線治療までして、
やっと無罪放免になりましたー」

先生
「誰が⁉️」
「私ですよ~」
先生
「マジで⁉️よく頑張ったねー。
辛かったでしょ。
でも良かったね、日頃の行いが良いから
終了したんだよー」

「先生が、そう言ってくれて、
メッチャ嬉しいです‼️」

主治医とは違う医師に言われたという事が、
なんかとても嬉しかった。

ガンです、治療の為に入院ですって言われて
頑張る事を余儀なくされて、
気持ちも体もどうにかなりそうになって…

そう、頑張ったよ、私。

先生にしてみれば、
何ともないひとことだったと思う。
でも、立場のある人の言葉って、スゴイ…

医療現場での言葉って、難しいなぁと、
改めて考えさせられた1日でした。