日本犬(甲斐犬)を学ぶ(9)日本犬の美 | 甲斐犬と古墳の里 堺もず で暮らす

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が、いっぱい !!!
たいていの情報が、あります。

日本犬の自然さ

 

自然は、美しい !!!

日本犬は、”自然の姿”を良いとしている。

自然の姿は、素朴である。

素朴は、日本の美感覚である。

単純で、簡素で、健康的である。

無駄なものを全て取り除いた、必要な物だけ

自然の中、山野で 輝く 自然の美である。

 

この日本的な 自然さ、素朴さを ” 渋い ” と

いう。 !!! (らしい ???)

 

私は、 この”渋い”という 表現が好きである。

渋さこそ 日本犬の美であると思う。

一見 地味で、見栄えせず、平凡、素朴で自然

この”深い味わい” が、何とも言えない”美”を、

感じさせてくれる。

 

洋犬の 人為的な美しさ、作られた美しさ、

あまりにも 洗練された、奇麗な 美しさ

島国の貧乏な日本、日本人には、似合わない

のではと 私は、思う。

しかし 近年日本人の美感覚も変わってきている。

西洋的な洗練された美を好むようになってきたの

かも知れない。

しかし 私は、

日本犬の渋い美しさがわかる日本人でありたいと

思っている。

そのためにも、日本犬 を、長く飼う事が必要と思う。

 

別の言い方をすれば、

自然が造った 美

生存のため・進化のため ”生命”が造った 美 

それに対して 洋犬は、

人間が、創った

人間の欲望の為・好みの為に 創り上げた 美

??????

 

犬を飼う目的も多々、飼う場所等の環境も多々、男女

でも違う、 ”飼い住十色” である。

”美”に関する捉え方も 色々。 

色々なのである。それが良いのである。!!!

 

参考)

日本には、独特な文化・美感覚がある。

茶の湯の”わびさび” 水墨画、日本画、日本風建築、

カヤ葺きの平屋、等々 単純であるが、素朴で奥深し

い、そんな 太古より、日本で培われた、文化である。

そして これらは、日本人の遺伝子に刻まれているの

である。それは また 日本の犬にも刻まれている。

 

今回は、 自然好きの、お金もない、老人である 私

が、私の 立ち位置で 思う事を、そのまま書きまし

た。あくまで 私個人の好みです。 

 

甲斐犬 ”源五郎号”

「柳沢琢朗執筆集」 の 発刊にあたって 序文で

友澤氏は、

”素晴らしい自然な容姿をしており、その顔貌は、野生

味の中に、内面から滲み出る独特の威厳と品格を具え

ている。百聞は一見に如かずと考え、体構のすばらし

さと、独特の風貌を表した甲斐犬の写真2枚を添える”

とし 写真が付けられている。

私は、”渋さ” というものの 一面を感じさせられる

甲斐犬のオスの顔貌 と 思います。

 

 

我が家の甲斐犬 ハナ メス

雌犬なので、表現が弱いと思いますが、ぱっと

見では、奇麗な顔貌ではないですが、

昔タイプの 虎毛の深みのある 顔貌:美 

と 私は、感じています。性格も昔タイプそのもので

好ましいものがあります。 ?????

 

 

目の大きさが 日本犬として 丁度良い大きさである

と、私は、思います。

 

 

赤虎(?)の 複雑な 色合いが、さらに より一層

深み・渋さ を感じさせてくれる。

さらに 性格の良さが表れている顔貌である。

 

 

 

 

 

参考

ハトの写真

1000キロレースに優勝した 超超優秀な鳩

人間により 究極の体型と、究極の能力を持つ

頭脳に改良され、厳しい淘汰を勝ち超えた名鳩

人間により作られた究極の美” を具えている。

 

 

同じ ハトであるが、

こちらは、 キジバト

自然が、超長い時間をかけて 創った

”自然界の美”

 

 

 

私は、どちらも好きですが、(昔 レ-ス鳩を飼育していた)

どちらか言うと  自然の美 が、好きです。

あなたは、 どちらの美 ですか ????

渡辺著 「日本犬百科」 を 参考にしました。

 

 

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