甲斐犬の本 大先輩の本 ブチ毛の犬 | 甲斐犬と古墳の里 堺もず で暮らす

甲斐犬と古墳の里 堺もず で暮らす

甲斐犬(日本犬)の 写真を中心
にしたブログです。
写真 1000枚以上
” 甲斐犬 ” と ” 古墳 ” で検索
甲斐犬(日本犬)の あれこれ
が、いっぱい !!!
たいていの情報が、あります。

甲斐犬の神髄 ここにあり 2

 

甲斐犬飼育経験 70年の著者が、記す

実践を元に究明した 甲斐犬の神髄

 

③ ブチ毛 と 甲斐犬

ブチ毛”とは、甲州の盆地や山々に古くか

ら住み着き、猟を通じて人間とも交わりな

がら生き延びてきた土着の犬

中でもブチの毛色が際立って猟欲にも優れ

たものを、ひとくくりにした呼び名の一つ

猟犬としての資質が、大事にされ、体の大

きさ、毛色等は、あまり こだわっていなか

った。

 

対する ”甲斐犬

こちらは、一つの犬種を表す正式な名前

命名されたのは、昭和6年の甲斐犬愛護

会の発足、昭和9年の天然記念物指定の

頃。 そして ”こういう姿形の犬”と言う基

準が、定められた。

 

 

昔から 甲州地方には、虎毛の中型の犬

を中心に、茶や白の犬も、大きさも小型、

中型と色んな犬が、いた。大正・昭和初期

になると、洋犬との交雑が進み、昔からの

犬は、殆どいなくなってしまった。

其のころ 日本犬の保存活動が、盛んになり

この甲州(甲斐の国)の日本犬を保存しようと、

保存会が、設立され、活動を開始した。

そして 昭和9年 ”甲斐日本犬”から”甲斐犬”

に名前を変えて、天然記念物に認定された。

虎毛の中型犬を中心に、色、大きさ等が違う

色んな犬が、いたが。他の地方にいない”虎毛

の犬(甲斐犬)”を、保存の対象に決め、規格・

標準も制定し、犬種名を「甲斐犬」とした。

ここで 「地犬・ブチ毛犬」 は、「甲斐犬」と言う

犬種の犬になったのである。

 

 

ブチ毛の犬 の 図 

本の中の図 に 私が勝手に着色

赤虎を想像

 

濃いめの 赤虎 を想定

 

 

 

 虎毛

「いわゆる虎毛とは不規則なる虎斑を呈するもの」

と、申請書にある。

皆さんが重い浮かべるような一目瞭然の「虎の縞

模様」でない所が、難しい。私の言い方ですが、

「鮮明にして複雑怪奇な虎毛斑模様が、甲斐犬の

虎毛 ・・・ ・・・ ・・・

こういう 複雑怪奇な虎斑模様が、どこから、なぜ

来たのか、

甲斐犬の元であるブチ毛の育った甲斐の山々の、

おかげ ・・・ ・・・

甲斐盆地をめぐる山は、標高が低いぶん、いわゆる

”緑が豊かな山”です。うっそうとした繁み、枝葉を伸

ばして密に生い茂る木々 ・・・ ・・・

ブチ毛の毛色が、写しているのは、・・・ この野山に

根付いた色々な草木の織り交ぜ模様

擬態犬”とは、私の勝手な名付けです。 と 

 

 

私が、理解していたのは、虎毛 すなわち

”虎の様な、はっきりした、縦縞模様” で あった。

しかし そうでは ないらしい。

”不規則な虎斑” であるらしい。 この表現から、

正確に理解する事は、難しい が ????

連続した縞模様 ではなく 不連続な縞模様 か

??? どちらにしても 表現しづらい模様 ???

 

この様な

”表現しづらい”ものは、現代的には、標準的な見本

・写真が、必要になるのでは と思う。展覧会等で、

虎毛が優れているものを、集めればいい事である。

”黒虎””中虎””赤虎”の毛色の良く解る物を ?? 

 

これは、鹿型と称する”姿・形”も同様である。

尾・耳・口吻等の各項目で優秀なものを集めて、見本

とする。簡単な事である。 と思う が ????

何故か ないのである。

それなのに

 ”甲斐犬”は、他の日本犬と 〇〇 が、違う と

よく聞く。 ???? が ・・・ ・・・ ・・・

 

甲州の山々の模様に対する”保護色”として、進化した

虎毛模様 である。と思う。

甲州の山間部のどこかに 虎毛が、見事にマッチする

様な 場所が、あるに違いない。 !!!

 

 

甲斐犬の神髄 の本に

載せてある ブチ毛 の姿図

カラーでは無いので、実感として

よくわからない。 が ・・・ ・・・

これに ぴったりの犬 は、??? である。

 

 

本の中で示された

ブチ毛 と 現在の甲斐犬

 

 

 

⑤ 甲斐犬らしさ

どういう育て方をしたらよいか の問いに

甲斐犬らしく 育ててやってください」 と

愛情だけだは、甲斐犬 らしさは 育たない。

甲斐犬独特の気質を育てる事が大事

仔犬から成犬になるまでの間の適当な時期に

いわゆる「猟欲」を、引き出す様な調教を、やる

事で、「甲斐犬」らしさが、形になってくると。

甲斐犬が、本来持っている気質の違いをよく

引き出す様な育て方を、お願いしたいと

 

私は、都会で甲斐犬を飼っている。また

”本当の甲斐犬らしさ”と言うのも良く解らない。

だだ 

家の中で飼ったりすることは、ダメ

「山に引く」という事が、一番必要

愛玩犬では、全く 話にならない。と

 

 

本では、各部の細かい事も書かれているが、

そのことは、別の機会に書きたいと思います。

着色部は、私が、勝手なことを書きました。

すいません。

 

 

お願い

ランキングに参加しています。
記事を読んで良かったと思った人は、

マークのクリックをお願いします。

( 甲斐犬に 興味がある人、 家に遊びに来てください。
我が家の犬と遊べますよ )


にほんブログ村