遺伝の法則 まとめ ???
生き物の特徴は、親から子へどうやって伝わるのか、
親と子は、なぜ 似るのか ???
“遺伝の謎”???
昔の人が、どうしても解明できなかった ???
複雑な現象・・・ ・・・ ??? という先入観があり
長い間、解明されることがなかった。???
この謎を、メンデルは、単純明快な法則として、
解明した。しかし
当時の人に、全く 受け入れられず、と言うよりは、
理解することが出来なかった。
この考えが、理解されるようになったのは、
メンデルの死後、数十年経った、1900年頃である。
遺伝の古典的な考えである。基本の法則を示したもの
である。近代的な遺伝学は、この後 解明されていく
ことになる。
メンデルの遺伝の法則 ・・・
① “優性の法則”
両親から受け継いだ、二つの遺伝子(対立遺伝子)
が、異なる場合 すなわち
“優性な遺伝子”と“劣性な遺伝子”の遺伝子が存在
する場合、優性な遺伝子の形質だけが、発現する。
形質を決定する“対立形質”には、優性と劣性がある。
という事でもある。ただし 劣性遺伝子が、無くなる
という事ではなく、存在するが、形質としては、顕わ
れないという事である。
下図では、 豆の色 黄色 が 緑色 に対して 優勢である。
父方 と 母方 で 遺伝子が、異なる場合は、優性である方
(黄色)が、発現する。
一般的に、 優勢を 大文字 、 劣性を 小文字で あらわす。
ホモ (例 RR 、rr )、 ヘテロ ( Rr )と言う言葉も覚えて
おくと便利です。
一つの形質を、作る遺伝子は、父方、母方 の同じ個所に存在する。
② “分離の法則”
親の体中では、対立する2つの遺伝子(対立遺伝子)が、
存在するが、配偶子(精子や卵子)を作る時には、分け
られて、配偶子に一つずつ配される。(分離される)
受精により、分離された1つの遺伝子として、組み合わ
され、子には、再び、2つの対立遺伝子として、存在する。
③ “独立の法則”
別々の形質を決める対立遺伝子は、お互いに関係せず、
独立して受け継がれる。独立してふるまう。
独立して、優性の法則、分離の法則に従う。
私の感想
① メンデルが実験に成功したのは、
*両親から1つずつ遺伝因子を、引き継ぎ、2つの遺伝因子
が、1つの形質を、発現する。と言う 考えを、基本
に、もっていた。
*1つの形質を、1つの対立遺伝子が、決める。と言う
一番簡単なタイプを、採用した。
*その実験に 最適な エンドウ豆を採用した。
この実験用エンドウ豆(純系の豆)を、時間をかけて、
準備した。
純系の親株を、比較的簡単に、作成できた。
豆の形、色、等の”明確な対立形質”をもっていた。
自己受粉 が できる植物だった。
*メンデルが、修道院で植物の研究をしていて、品種改良等
の、かなりの知識を有していた。数学的な知識も有していた。
② 犬の繁殖を行う場合の関係性(私は犬を飼っている)
これらの法則を知っているか、否かでは、かなり成果
が違ってくるのでは、????
むしろ 必須の知識 なのでは ???
(例)
優秀な”ある形質・遺伝子”を、見つけ出し、分離して、残していく
には、分離の法則 が、大事 ???
1つの対立遺伝子で1つの形質が、決まるというのは、
少ないかもしれないが、????
現実は、もっと もっと 複雑 ???
③ メンデルの法則 に従う身近な事例
(1つの対立遺伝子で1つ形質を発現 ???)
2重まぶた
湿った耳あか
ほほのえくぼ
黒い髪の毛
カールした髪の毛 等がある。
メンデルが、遺伝の法則を発見以来
メンデルの法則 で 示されている “遺伝の因子”とは、
何であるのか、どこに存在するのか、どんなものなのか、
等々の疑問は、次第に 解明されていくのである。
その基本となったのが、“メンデルの3つの法則”なので
ある。 !!!!
次回からは、遺伝のしくみの実態 ???? です。
すいません。くどくどとした内容になってしまいました。
詳しい説明等は、このシリーズの前の部分を見てください。
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