4月24日の週も真ん中の平日の夜、ヴァイオリニストの谷口沙和さんとピアニストの梶原美依さんのジョイントリサイタルへ行って来ました。

ここ最近、あまりにも、あちこちへ出掛けているので、ブログに費やす時間が確保できず、つい投稿が遅延しております滝汗

沙和さんにお会いするのは、約1ヶ月ぶり2回目で、梶原さんは初対面ですニコニコ

私のブログでは、初登場の梶原さんですので、少しだけ紹介をさせていただきますねにっこり


福岡県福岡市のご出身で、3歳よりピアノを始められたようです。

プロフィールを見ると、なんて、桐朋学園大学音楽学部4年に現役で在学中と書かれているではありませんかびっくり

生年月日をよく見ると、2001年生まれとありますから、納得ですニコニコ

数々の素晴らしい賞を取られていますが、賞の格とか全くわかりませんので、ここでは上げないでおきますね滝汗

じゃあ、素晴らしい賞という表現もおかしいですよね、すみません笑い泣き

2022年には、世田谷フィルハーモニー管弦楽団と共演されており、また、2023年度宗次エンジェル基金奨学生って、ありますが、どんなものなのかなあ?

調べてみると、将来を期待されている演奏家の一人のようですねって、ざっくり過ぎて申し訳ございません驚き



会場は初めての、白金音楽堂という、最近、私の推しの演奏家の方々がよく利用されているホールですが、中々タイミングが合わなくて(あちこちへ、行き過ぎかも)やっと来ることができましたウインク

会場に到着
今日はこの季節にしては気温が低く、冷たい雨も降り注ぐ生憎の天候でしたが、温かな音楽で暖まれることでしょうチュー



この建物は、完成してまだ1年くらいしか、経っていないようですねびっくり
今、流行りの杉板の化粧壁がお洒落でしたウインク


会場は、2階にありましたニコニコ


ケースの中には、公演の案内が
新しいホールにしては、アナログっぽいんですね滝汗

プンプン

その中に、本日の公演の案内もにっこり


2階へ上がると会場があり、スリットの壁から、ホールの中が見えましたウインク



定員は66人とこじんまりしたホールですが、これくらいの広さが個人的には丁度いい感じですねウインク
望月ビルとありますから、望月さんという個人が所有されている建物なのかなあ?うーん


席の配列もシンプル


ホールの中はこんな内装でしたニコニコ
天井の下がり壁は、構造的なものなのか、意匠的なものなのかわかりませんが、もしかして、空調の機械を隠したかったのかなあ?うーん
雨の平日の夜にも関わらず、40人ほどのお客さんがお見えになっていましたウインク
その中に、沙和さんのことを熱く応援されている、名古屋の笑むエヌさんが、いらしていないか、お探ししたのですが、今日は残念ながらお見えになられていなかったようです泣くうさぎ


前回訪れた沙和さんのコンサートでもそうでしたが、今日も、譜面台は、グランドピアノと平行に、客席に垂直に立てられていましたニヤニヤ


受付でいただいた、本日のリーフレット


受付には3人の女の子がいらっしゃって、開演時間まで、その中の一人の女性スタッフの方とお話をさせていただきながら、待っていましたが、彼女たちは、皆さん、音楽大学のご出身で、私がお話した女性は、桐朋音大の現役の学生さんなのかな?ヴァイオリンを演奏されているとおっしゃっていましたニコニコ
本日演奏される谷口沙和さんは、名古屋のご出身の方なので、皆さんは彼女の知り合いかなのですかと、尋ねると全く関係なくて、皆さん、東京の方みたいでしたニコニコ

いつか、ここで、演奏されるようになればいいですねと、声をお掛けすると、はい!と力強く応えられましたウインク

開演を迎え、拍手の中を、濃紺のワンピース姿の沙和さんと、淡い若草色のドレス姿の美依さんが、笑顔で登場されると、最初に、クライスラーの「ベートーヴェンの主題によるロンディーノ」というテンポのいい軽快なメロディーの曲を、軽やかな音色で、まるで雨の夕暮れに溶け込んでいくような心地よさを感じながら、聴かせていただきましたウインク
演奏後に沙和さんから、挨拶をされた後、お二人の関係を紹介されましたが、昨年11月に代官山で共演されたのをきっかけに、今日のステージへと繋がっていったようなお話をされていましたニコニコ
今日は、ソロは無しで、2人で演奏されるそうです。
この後、5つの小さな曲がセットで、色んな表情が楽しめると思いますと紹介された、レスビーギの「ヴァイオリンとピアノのための5つの小品Op.62」を届けてくれましたが、クラシック音痴の私には、どういうコンセプトを持って、構成されているのかがわからない、変化に富んだ組曲でした滝汗
特に5つ目だったかな、最後の曲は、私がこれまで聴いて来た沙和さんの曲の中では、一番ハードと言うか、力強く、情熱的な音色だったと思いますウインク
話しは変わりますが、今日のリサイタルでは、アンコールだけ撮影がOKでしたので、その写真をアップさせていただきながら進めていきたいと思いますニコニコ
私の席が3列目でしたので、どうしても、お客さんが写り込んでしまい、後ろ姿なので、そのままでもいいかなとも思いましたが、ボカシを入れさせていただきましたので、ご了承下さいおねがい


私の超苦手な衣装ですが、沙和さんは、清楚感のあるネービーブルーのワンピースがとても素敵で、美依さんは、柔らかなライトイエローのドレス?で爽やかな中にもエレガントさを漂わせていましたラブ


ただ、残念なのは、私の席からだと、沙和さんの譜面台がブラインドとなって、美依さんの演奏される表情が全く見えなかったことですえーん


何とか、美依さんの表情が見えないかなあと、やきもきしていましたが、時々、垣間見られる表情がとても魅力的でしたラブ



沙和さんは、演奏中、感情を露にして躍動的に演奏されるタイプではないようにも感じますが、そこがまた、清楚感が漂い、魅力的ですニコニコ
ただ、内に秘めたる熱いものは犇々と感じますよねニコニコ



いい表情ですよねラブ
演奏される姿がまた美しいラブ


前半最後に、タイユフェールの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番」という全3楽章構成の曲を届けてくれました。
演奏前に美依さんから、タイユフェールという作曲家のことを話されましたが、最後に人生色々ありますよねと、彼女独特の切り口で曲紹介をされていましたひらめき
曲感想ですが、この辺りで、仕事の疲れと、普段の寝不足から、心地よい音色に意識が遠退きかけてしまい、あまり、印象が凝視
この後に、一旦休憩を挟まれまれて、2部へと入って行きました。



美依さんの表情がかろうじて、見えた写真です泣くうさぎ





休憩中に、楽屋から、お二人の笑い声が聞こえて来ましたが、緊張がほぐれたのかなニコニコ
第二部が始まり、最初に、シューマンの「子供の情景Op.15.7より「トロイメライ」」を、子供の情景とのタイトルだけに、長閑で穏やかな風景が静かに流れていくようなメロディーで、ゆったりとゆりかごに揺られているような、甘くて温かな音色で届けてくれましたニコニコ
続いてもシューマンの曲で、歌曲〈ミルテの花〉Op.25.1「献呈」を届けてくれましたが、恋の歌なのかな?優雅さを感じながらも、儚く切なくも美しいメロディーが、とても心地よくて、やっぱりシューマンの曲は好きですねデレデレ

最後の曲を演奏される前に、沙和さんから、次の演奏のブラームスが暗いので、その前に明るい曲をお届けしましたと説明された後に、そのブラームスの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番ニ短調Op.108」を、全体的に暗くて重いですが、その中にも光が射しているような曲なので、心を込めて演奏させていただきますと伝えられて、最後に「本日はありがとうございました」と感謝の言葉を掛けられた後に演奏されましたウインク

4楽章からなる長い曲でしたが、1楽章の暗いメロディーから、2楽章ではゆったりと華やかさを感じる綺麗なメロディーへと変わり、3楽章になるとテンポよく弾けるようなメロディーが展開され、最後の4楽章では、一気に高揚感が高まり、ヴァイオリンとピアノの音色がまるで競うように激しさと静けさの強弱を繰り返しながら力強く奏でられましたが、沙和さんが、曲紹介でおっしゃっていたように、その中に一縷の光が射すような希望を感じる旋律が煌めいていましたグラサン





アンコールを受けて再びステージに登場されると、沙和さんから、感謝の気持ちを伝えられた後、ここからは写真OKとなりましたって、これまでにその写真を出しまくっちゃいましたけどねてへぺろ
話は続いて、今日名古屋へ帰らないといけないのでお見送りはさせていただきますが、写真の撮影は時間の関係でカットさせていただきますので、ここから、存分に撮っていただければと思いますと伝えられましたニコニコ

アンコール曲は、この季節にぴったりのメンデルスゾーンの「春の歌」を春の長閑な風景が思い描かれるように、ゆったりした柔らかな音色で届けてくれました。

私の故郷の愛媛では、この時期、蜜柑の白い花が咲き乱れ、村中に花の甘い香りが拡がって、まるで蜜柑の香水に包まれたようになるんです。

そっと目蓋を閉じるとそんな景色が浮かび上がって来ました。


ちょっとピンぼけになっちゃいましたが、演奏後に見せてくれたお二人の笑顔が一番好きな写真かもニコニコ


お見送りをして下さるということでしたが、明日も早い出勤なので、終演後は、すぐに帰ろうと、丁度、私が玄関から出ようとした瞬間にお二人がロビーに出て来られたので、お話はできませんでしたが、手を振ってお別れの挨拶だけ、させていただきましたウインク


美依さんの表情がほとんど撮影できませんでしたので、SNSより、お借りしましたが、最初の写真は違う会場のようですねニヤニヤ



こちらが、白金音楽堂のお二人ですねウインク


最後まで読んで下さり、ありがとうございますデレデレ