偶然ユーチューブで彼女の歌声を聴いてから、ずっと気になっていたシンガーソングライターのパクユナさんの路上ライブへ行って来ました。
もうこれ以上出会っちゃうと、身体も時間もそして肝心のお金が持たないかも
なのに、また気になるアーティストが何人か私の前に登場されているんです
伺ったのは、4月7日の日曜日の夜の新宿と、4月10日の水曜日の仕事帰りに立ち寄った渋谷駅の2回です。
どちらも、SNSで彼女が発信された日に伺うという全く計画性のない中での、参加でした。
それも3日間の短期間に
両日とも、もう一人、あねそかりという男性との合同路上ライブでした。
ところで、あねそかりって、どういう意味があるのでしょうね
お二人がどうして、合同路上ライブをするようになったかというと、テレビ東京の「めをとじ」という番組で共演された時に意気投合されたのかな?、ツーマンライブをしようと、4月20日に新宿のSAMURAIというライブハウスで開催することになり、オンラインチケットでも、購入できるそうですが、こうして、お二人で路上ライブをしながら、一人でも多くの皆さんにお二人の生の歌声を聴いていただいて、興味を持っていただいた方々にチケットを手売りされているようです
最初に訪れた新宿の、これまで私が伺ったことがある場所は、南口か西口の方だったのですが、今回は東口のABCマートの前にある歩道に挟まれたスペースで、ここはお巡りさんの取り締まりは厳しくないのかな?
夜ということと、後ろにモニターのような画面が光っていたこともあり、写真はかなりピンぼけになってしまいましたが、彼女の可愛くて柔らかな表情だけはわかっていただけると思います
彼女がインスタで事前に場所の写真を上げられていたのですが、とにかく方向音痴の私ですから、場所の特定に時間がかかってしまい、私が到着した時には、1曲目が終わる直前だったと思います
お一人だと思っていたら、あねそかり?という男性と一緒でした
初パクユナさんは、SNSやユーチューブで動画をかなりの頻度で拝見していたものですから、初対面という感じはしないでもありませんでしたが、画面で見ていた通りキュートで、やはり、あの個性的な可愛らしい歌声に初めて触れて感動しました
記念すべき1曲目のお二人のデュエットは聴き逃してしまいましたが、2曲目は、パクユナさんのソロで、先ほど(この前に、海老名の方で路上ライブをやられました)、ギターを持ってめちゃくちゃ弾いたのでとおっしゃられて、ギターを持たず、オケで1曲やりたいと思いますと、「スパークル」という曲を歌ってくれましたが、誰の曲なん?と調べたら、RADWIMPSというグループの「
Sparkle」という曲だったみたいです
ここ、5年くらいは、推しのアーティスト以外で、聴くことがあるのは、あいみょんくらいで、とにかく最近、テレビをほとんど見ないし、たまに音楽番組を見ると8割は知らないアーティストばかりなんです
昨年の国民的イベントの紅白では、出演者の半分以上知らないなんて、やばいですよね、別にメジャーなアーティストに興味がないわけでもないのですが
4月も中旬にさしかかったというのに、かなり肌寒いというか極寒な夜でしたから、コート姿でした
世の中には、色んな声質をされている方がいらっしゃいますが、彼女の歌声って、本当に可愛らしくて、自然と笑顔になれるような不思議な力があるんですよね
また、まじめで、一生懸命さにも好感が持てて、ずっと聴いていたくなるし、とても心地よい気持ちにさせてくれるんです
そうでした、彼女は、名前の通り、韓国の方で、三重県のご出身だそうです。
2002年1月生まれということは、まだ、22歳になられたばかりなんですね
いつ、上京されたのかは、定かでありませんが、今は、関東を拠点にして、全国的に活動をされているようです。
彼女のSNSを拝見していると、その通りで、特に路上ライブを精力的にされていて、彼女を突き動かす源には計り知れないパワーが秘められているように感じています
プロフィールで、孤独や痛みに寄り添う音楽を。“歌うことは生きること”と書かれていますが、彼女のオリジナル曲を聴かせていただくと、その想いが反映されていることを実感できます。
ピントが後ろのモニターの文字に合ってしまって、彼女の表情がほぼ全てピンぼけになってしまいました
新宿駅東口という場所柄(今は日本中どこへ行ってもかな)、外国の、特にアジア系の方々が、沢山通行されていましたが、彼女たちの歌声に足を止めて耳を傾けられていました
この後、あねそかりさんに、バトンタッチしましたが、その前に、海外の方がたくさんいらっしゃっていて、ちょっと拙い英語ですがと、英語で挨拶されていました
この後、テレビ東京の「めをとじ」という歌番組に出演し、そこで歌ったことがあるようですが、あねそかりさんにとって高校生の時から歌っている大事な曲ですと紹介されて、Saucy Dog(サウシードッグ)の「いつか」というフォーク調のギターストロークを奏でながら、素晴らしい歌唱力で届けてくれました。
まるで、髭男dismの曲調に近いものを感じましたが、私たちが青春時代に聴いていた感性とはどこかフィットしないのは、歳のせいのかなあ
今回、お二人がこうして、路上ライブをやっている理由は、4月20日に、ここから歩いて10分くらいの「SUMURAI」というライブハウスでツーマンライブをやられるにあたっての宣伝と、手売りでのチケット販売を兼ねてのことでした。
次の曲は、デュエットでしたが、これまた初めて耳にした、SUPER BEAVERというグループの「
東京」という曲をオケで笑顔を交わしながら届けてくれましたが、正統派のあねそかりさんの声と個性的な声質を持つパクユナさんとの歌声の重なり(はもり)が心地よい化学反応を起こして、可愛らしい感じの空気感がとても素敵でした
この後、三たび?四たび?ツーマンライブの告知をされ、「言の葉」というオリジナル曲をギターの弾き語りで届けてくれました。
彼女らしさを感じる、明るくて前向きになれる元気が出るような曲でした
笑顔が似合う曲らしく、彼女の微笑みが沢山溢れていました
歌い終わると、そのネタばらしがあって、あねそかりさんは、そう言えばさあ?と言ってから(歌ってから)、そう言えばさあからMCに入るのを最近やっていて、今日は人とコラボ初めてされたようですが、今一つこの説明ではわかりづらいですね
でも、この曲、彼の今日聴いたオリジナル曲の中では、私は好きなタイプの曲でしたよ
この曲の辺りだったかな?、今の立ち位置からだと、どうも、アングル的に写真の写りが悪いので、ステージを挟んで反対側へと移動しましたが、これが仇になりました
ここで、パクユナさんから、それでは、皆さん、残り3曲です、最後まで楽しんで聴いて下さいと伝えられた後、オリジナル曲を歌います、良かったら手拍子をお願いしますとお願いされて「ADVENTURE」というまるでサザエさんかまるこちゃんに似合うような、テンポのいい、ノリノリの曲を、英語でも紹介され、良かったら手拍子をお願いしますと、歌い始められると、途中で手拍子のテンポが変わったりしましたが、観客の皆さんも一緒に参加されながら楽しんでいると、曲間の時に、恒例のハイタッチタイムですとパクユナさんが、観客の方へ出て来られて、皆さんとハイタッチをされていましたが、私は場所を移動したために、時間的に足りなくて廻って来られませんでした、残念です
次、あねそかりさんに、タッチされて、「チョコレート」というオリジナル曲を披露してくれました。
歌い終わり、次で最後の曲です、最後の曲2人で歌っていきたいと思いますと伝えられた後、再びツーマンライブの案内をされると、終わった後に、物販がありますが、サインとか、写真は二人が無料で行っていますので(後でお伺いするとそれぞれ、一枚づつか、どちらか一つだったような?)、是非、気軽にお声をおかけくださいと、伝えられていました
ここは、外国の方も、沢山いらっしゃいますので、英語に自信のない2人ですが、世界共通の英語の曲をお届けしたいと思いますと、最後にデュエットでアラジンの「ホール・ニュー・ワールド」をとても可愛らしいアラジンとジャスミンの歌声で届けてくれました
記念に、集合写真を撮りましょうということで、撮った写真がこちらです。
私は顔出し問題ありませんでしたが
その後で、パクユナさんに写真を一枚だけお願いしました
昼海老名、夜新宿と長距離移動と、歯が欠けるアクシデントを受けての病院での治療などの苦難を必死に乗り越えて、きっとかなりお疲れだと思いますが、とても可愛らしい、ポーズをありがとうございます
この後、グッズ販売とかも、あったでしょうし
その3日後に、渋谷駅で開催された路上ライブへ、仕事帰りに行って来ました
新宿もそうですが、渋谷も、状況的には、お巡りさんに、いつ止められるか、わからない中での路上ライブでしたので、かなり、緊迫感を持ちながらのパフォーマンスでした
私がこれまで、そんなには数は多くありませんが、路上ライブへ行かせていただく中で、半分以上は、最後まで、やりきることはできなかったように記憶しています
簡単な事でも、単純な事でもないことは、長年生きていればわからないこともありませんが、もっと、夢のある若者(年配者もですが)に寛大なといいますか、優しい街になってくれると嬉しいですよね
確かに法律やモラルや秩序を、守らなければいけないのは人としては当然のことだと思いますが、優先順位の間違ったただの決まりだからということで、若者たちを夢を萎ませることはまた違うと思いますが、いかがでしょう。
路上ライブには、道路交通法とか、色んな条例が適用されると思いますが、明らかに通行とか、人の動線を妨げるなど、危険性や迷惑をかけることは、許されないのは当然として、明らかに、そのようなことが、限りなく0に近い状況であれば、世知辛い社会ではありますが、許してあげるべきなのではと、もっと融通を効かすくらいの配慮はあってもいいのではないでしょうかって、言うと、甘いんだよとか、そんな簡単な問題じゃないんだよと、何とかのひとつ覚えのようなつまらない忠告をする声もよく聞こえて来ますよね
行政によっては、海老名駅とか川崎駅とか、公然とライブができるスペースを確保してくださる人間味のある所もあるんですけどね
何でもかんでも、縛り付けてしまっては、これからの子供たち、若者に夢を持てなんて、堂々と私たちに言えますか?
人気アイドルや、テレビなどに頻繁に出演して露出度の高いアーティストがやるのならともかく、足を止めて聴いてくれる人が1人、2人しかいないような演者が、真冬の空の下、悴んだ手でまともに楽器を扱えないような中でも必死にパフォーマンスを見せようと頑張っている若者を見ると自然と応援したくなりますよね。
そんな、若者を追いやるのは、あまりにも惨いようにさえ感じます。
最近、そんな若者から離れてしまっているわたしが偉そうなことは言えませんけど
仕事を終えてから伺いましたが、渋谷の駅も私には迷路でしかない場所なので、彼女のSNS の情報を見てもピンとこなくて、30分近く探してやっと辿り着いたものですから、1曲目が丁度終わって、
丁度 、曲間のMC中でした
この場所は、交通の動線の死角になっていて、路上ライブをするには、迷惑をほとんどかけないいいスペースでした。
2曲目は、こんな夜にぴったりの曲を歌いますと、miwaさんの切ない恋のバラード曲「
夜空」を、素敵なハーモニーで届けてくれました
歌われる前に、見えるかなあと星を探して、空を見上げるお二人
先日の新宿での路上ライブの時よりは、もう少し、写真映りがいいかもしれませんね
この日の夜の気温は、おそらく10℃もなかったと思いますが、その上に北風が強く吹いていて、路上ライブには過酷な環境でしたので、パクユナさんは、鼻水を啜りながら、歌われ、乱れる髪を何度もかき上げていました
寒さにも負けないで、二人の未来の夢に向かって、しっかり前を見て突き進まれている気概を感じました
次もデュエット曲で、先日の路上ライブでも聴かせていただいた、SUPER BEAVERの「
東京」を届けてくれました
警察さんにいつ止められるかわからないので、3連続で歌ったのですが、今日はちょっといい感じなので、1人づつ歌って行きたいと思いますと、まず、パクユナさんから、2月末にリリースしたばかりのオリジナル曲「
Eden.」を歌われましたが、この曲は、私はユーチューブのMVも出ているので、見させていただいたことがありますが、前向きに頑張っていこうよと優しく肩を抱き締めてくれるような温かい応援歌なんだと感じました
初めてのケースらしく、パクユナさんは、気持ちよく歌えたようです
楽譜をあねそかりさんの譜面台にセットするパクユナさん
2人で助け合いながら作り上げるライブっていいよね
彼女のために、真剣にギターを奏でられていました
感謝の想いで見つめるパクユナさん
寒さに震えながらも、笑顔で歌ってくれるパクユナさん
今度は、あねそかりさんが、カバー曲で、あいみょんの「
マリーゴールド」を弾き語りで届けてくれました。
演奏の途中で、余程寒かったのでしょうね、やっぱ、歌だけだと、寒さを堪えるのに限界があります、頭の中に想像して下さい、まず1個目、足をつけたら火傷するくらいの激熱の砂浜、2個目は真っ青な海、入ったら気持ちいいだろうなあくらいの海を想像して下さいと伝えられて、再び歌を再開されていました
ただ、想像力に乏しい私ですので、真夏の太陽を想像してました
パクユナさんが戻られて、皆さん、寒いですよねと気遣われて、今から歌うのはオリジナル曲なんですけど、すごく明るくなる曲で、ついつい足踏みして冒険したくなるような曲と紹介された、「ADVENTURE」という曲を、手拍子をお願いされて、笑顔で元気に届けてくれました。
間奏中に、先日の路上ライブでは、叶わなかった、恒例のハイタッチがありましたが、今日は無事にすることができました
彼女の路上ライブも2回目ともなると、彼女のライブスタイルや曲目もなんとなく、馴染んできましたので、次はもう少し、一体感のある応援ができそうです
本日の路上ライブのラストは、あねそかりさんのオリジナル曲で「
チョコレート」という女性の苦しくて切ない恋心を歌った曲を届けてくれましたが、こうして、作詞家の方なんかもそうですが、男性が女性心理を女性以上に的確に描写できるって、余程女性とお付き合いされてきたからなのかなあ?なんて女性心理がよくわからない私から見ると不思議な気がします
渋谷の街は、日々変化を遂げているようですが、私たち人間も変わらなければいけませんよね。
ライブが終わると、明日のこともあるので、あまり遅くならないように、彼女に挨拶をする間も無く、すぐにその場を後にしました。
2日間彼女のパフォーマンスを拝見して、お二人ともに、1本も2本もしっかりした、芯が通っている方だなあと強く感じました。
これから、それぞれの夢に向かって、後悔しないように真っ直ぐ前を見て突き進んで行って欲しいですよね。
2回分のライブをまとめましたので、時間がかかってしまい、かなりのタイムラグになってしまいました
最後まで読んで下さりありがとうございます