ずっと、会いたかった(ずっと逢いたかった方がどれだけいらっしゃるのでしょうね)ヴァイオリニストの谷口沙和さんにやっとお会いすることができましたニコニコ

彼女は愛知県のご出身で、そちらの方の音楽大学を出られ、普段は名古屋圏での活動を主として活動されている沙和さんですので、東京へ頻繁にはお見えになりませんが、それでも、積極的に関東の方へもお見えになられているようです。

これまでも、東京で演奏される情報をこまめに入手して、お伺いしたいと思ってはいたのですが、ことごとく、先に他の予定が決まっていたりして、中々お会いすることが叶いませんでした。


会場は、すみだトリフォニー小ホールという初めてお伺いする場所で、実は当初、平日の夜ということで、職場を定時に退社しても間に合わないだろうと半ば諦めていたのですが、なんと今日から職場が、恵比寿に代わり、会場のある錦糸町までは、それほど遠くもなくなったので、開演までには間に合うことができ、本当に運が良かったですウインク

ただ、帰りは生憎の雨模様で、風も吹きそうですので、濡れてしまいそうですが、月形半平太になって、春雨じゃ、濡れてまいろうと、風情に浸るのもいいでしょう、なんてねてへぺろ

同級生のピアニストの大脇萌夏さんとおっしゃる方が、共演されましたニコニコ



会場は、職場から自宅への逆方向にありましたから、帰りが遅くなることと、これから雨模様ということで、ちょっと怯みかけましたが、やっと沙和さんにお会いできる喜びの方が勝ってやって来ましたウインク


ガラス張りの箱の中の案内
ガラスに街灯が反射して見えづらいですねニヤニヤ
でも、レトロ感があっていいかもてへぺろ


丸柱?がホールでラッピングされていましたウインク


ロビーの造形がお洒落ですねニコニコ
お爺さんの古時計?も飾られていましたニコニコ


ホール内は、木目調の内装が落ち着いていて、小ホールと言っても、結構広くて、252席もあるみたいですびっくり
これだけキャパのあるホールを平日の夜に、それも普段名古屋の方で活動されている演奏家の方が埋められるのはかなり、大変なことは、わかっているつもりですが、まだまだ若いお二人ですから、焦らないで一歩づつ足固めをされて行くことが大切なんだと思います、頑張って欲しいですニコニコ


会場には、私に沙和さんの存在を教えて下さった、笑むエヌさんが、遠く名古屋から、お見えになられていましたので、久し振りの再会に、色々と募るお話をさせていただきましたニコニコ
私は2列目のほぼ真ん中の席に座り、ステージを眺めながら、譜面台が、客席に垂直に立てられていたので、演奏が始まると、きっと移動されるんだろうな?と思って開演を待っていましたウインク
こんな感じですって、見えにくいですよね泣くうさぎ


あっ、そうでした、私のブログに初登場のお二人ですので、少しだけ、プロフィールを紹介させていただきますねニコニコ

谷口沙和
愛知県豊田市のご出身です。
三河でお育ちになられたのですね。
私が大学の時の同級生に豊橋から来ていた友達がいたのですが、ある時、彼の高校の時の同級生の女の子が5人くらい遊びに来られ、一緒に食事などした時に、人生で初めて聞いた三河弁の衝撃は今でも忘れられません滝汗
どう、衝撃だったかは、あまり、深入りしないようにしておきますねニヤニヤ
3歳よりヴァイオリンを始められたようです。
名古屋市立菊里高等学校音楽科、愛知県立芸術大学を卒業されています。
私がこれまで、聴いて来た演奏家の方で、この高校と大学の出身者は、始めてかもしれません。
第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール高校の部で全国大会審査員賞を、また、第1回豊田音楽コンクール高校の部で第1位を、更に第26~29回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選を果たされています。
豊田市ジュニアオーケストラに2009年から2018年まで在籍し、2016年に「結成20周年記念東京公演」にてコンサートミストレスを務められました。
2021年名古屋市内のホールとの共同プロジェクトによりコンサートコーディネーターを務め「音楽のそばにあるもの」を開催されています。
2022年リレーコンサート「conviction」、リサイタルシリーズ「The LINK」に出演。
2023年代官山教会にてソロリサイタルを行い、また、愛知県名誉県民顕彰式、愛知県赤十字有功会晩餐会にて妃殿下の前で演奏もされたようです。
アウトリーチ活動や名古屋市中川運河で運行される水上バス「クルーズ名古屋」において水上コンサートを行うなど、活動の場を広げられているようです。
現在、東海・関東地方を中心にソロや室内楽の演奏活動を活発に行う傍ら後進の指導にあたる。

大脇萌夏

愛知県春日井市出身。
4歳よりピアノを始める。
名古屋市立菊里高等学校を経て桐朋学園大学音楽学部を卒業。
第68回全日本学生音楽コンクール名古屋大会ピアノ部門中学生の部第3位。
第70回全日本学生音楽コンクール名古屋大会ピアノ部門高校の部入選。
第35回愛知ピアノコンクール ソロ部門大学・一般部門金賞。
2016・2017年グヤーシュ・マールタ氏のピアノソロマスターコース受講。
2021年にTrio Irisデビューコンサート「瞬」
2022年には、Trio Iris 2ndコンサート「麗」、谷口沙和(Vn.)とデュオリサイタル「親愛なる」を開催。
現在、ソロ・室内楽の演奏活動や後進の指導にも携わっているそうです。

そんなお二人は、プロフィールから同じ高校のご出身ですが、出会われて10年の時を刻まれる同級生のようです、ということは、高校より前からのお知り合いだったということになるのかな?ウインク

開演時間を迎えると、客席が暗くなるのと反対に、ステージに照明が灯されると、金色にキラキラ煌めくドレス姿の沙和さんと萌夏さんが登場されました。
先ほど、譜面台は、開演すると、平行に変えられると思っていましたと書かせていただきましたが、なんと、そのまま、客席に向かって直角のままで、沙和さんも、客席に向かって直角と、これまで見てきたヴァイオリニストの方では、初めての経験でしたびっくり
ですから、ほぼ真正面の席に座った私は、最初から最後まで、彼女の横顔を見ながら、演奏を聴かせていただきましたが、ピアニストの萌夏さんと、ほぼ、縦に並ぶような配置をとられたのには、何かしら理由があったのでしょうね。
音の繋がりとか、響きの重なりを考慮されたのかなあ?うーん

最初に、W.モーツァルトの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタト長調K.301」を届けてくれましたニコニコ
いつもお話するように、クラシック音痴の私ですから、曲感想は、控えさせていただきますが、いつもお話していることですが、個人的な感覚として、楽器の音色には、その人の心を宿していると思っています。

そんな個人的な感覚として、沙和さんの演奏をお聴きしていて、その響きから、例えは失礼になるのかも知れませんが、彼女のちょっと控えめだけど(奥ゆかしいということ)、まっすぐで純粋な心の色を感じましたにっこり
私にとって、女性はこの世で一番不可解な存在ですから、私の女性観はただの戯言と思ってくださいね笑い泣き
演奏を終えると、笑顔で深くお辞儀をされてから、一旦退場されました。

少し時間をおいて再登場されると、ここでも深くお辞儀をされてから、2曲目に、プロコフィエフの「ヴァイオリンソナタ第2番ニ長調作品94bis」を届けてくれましたが、この曲がかなり長くて、仕事を終えた後の解放感と、万年寝不足の影響もあり、クラシックの子守唄のようなお二人の優しい音色は、容赦なく、私を眠りへと誘うものですから、かなり、やばかったです笑い泣き

演奏をされる横顔がまた美しくて(もしかしたら横顔フェチなのかも)、その表情の切なさがヴァイオリンの音色と溶け合って魅了されましたラブ


ここで、一旦休憩を挟まれて、約15分後に、2部が始まりました。


最初に、ヨハネス・ブラームスの「F.A.E.ソナタ第3楽章:Scherzo」という10分程の曲を素直で綺麗な音色で届けてくれましたデレデレ

演奏後、一旦退場されて、再び登場されると

次も、ブラームスの曲で「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番ニ短調Op.108」を澄みきった繊細な音色で届けてくれましたウインク

今日演奏してくれた曲目たちは、曲調的にどちらかというと、激しさと言いますか、野性的と言いますか、ガツンとくるインパクトのようなものはあまり感じさせてくれるような曲ではなかったのかも知れませんが、それは、もしかしたら、マイクで拾っていない、生音で聴かせていただいたことで、そう感じたのかなあ?ニヤニヤ

なんて、クラシック音痴の私に解る筈がありませんよね、申し訳ございません滝汗


会場の空気を感じていただきたくて、彼女のSNSよりお借りしました。

この写真で、お二人の立ち位置がよくわかりますよねニコニコ



今度は、情熱的で躍動感に溢れる曲調の曲を聴いてみたいなあと思いますので、また、是非とも伺わせていただきたいと願っていますニコニコ

全ての曲の、演奏前と演奏後に、客席に向かって、深く頭を下げられていましたが、その時の、自然な微笑みをたたえられていた表情が特に美しくて印象に残っていますが、彼女の純粋で穏やかな心の色の表れだったのかな飛び出すハート


こちらも、沙和さんのSNSよりお借りしましたニコニコ

素敵な写真ですねラブ



アンコール曲は、確か、クライスラーの「ラ・プレシューズ」だったかな?曲を聴いたこともなく、曲紹介の声も聞き取れなかったものですから、間違っていたら、すみません汗うさぎ 

音楽のこと、演奏のことなど、何もわかっていない自分が偉そうに語るのも、烏滸がましいのですが、まだまだ、お若いお二人ですので、これからも更にひた向きに鍛練されて、また、人間関係を構築されながら(恋なんていうのもいいかな)、色んな意味で、深みのある音色を奏でて行っていただきたいと願っていますウインク
音色は技術だけでは、表現することはできないと思っているタイプの人間ですからグラサン

終演後、ロビーにてお二人が送り迎えして下さっていたので、何枚か写真を撮らせていただきましたが、ブログにアップしても宜しいですかとお尋ねすると笑顔で快諾してくれましたデレデレ
演奏前後に見せて下さったあのチャーミングで柔らかな笑顔がとても素敵でしたので、次は、是非とも、その笑顔でツーショットをお願いしますねウインク
お二人の真面目さが滲み出ているようですね飛び出すハート


一人でも、お願いしました飛び出すハート
沙和さん、ありがとうございますニコニコ


萌夏さんの、自然な笑顔がとても素敵ですよねラブ


最後にSNSよりお借りしたツーショットをウインク
やはり、笑顔の写真が好きだなあラブ


初めて、お会いしたお二人ですので、もっと、色々とご紹介させていただきたかったのですが、時間が足りなくて、短い内容になってしまい、すみません汗うさぎ

来週の4月24日(水)に、東京へいらっしゃるということで、何とかお伺いしたいのですが、平日の夜ということで、まだ、検討中なんです泣くうさぎ
でも、決して、諦めてはいませんよウインク
もし、お時間がございましたら、白金音楽堂という会場で、東京メトロ南北線/都営三田線の白金高輪駅の4番又は3番出口から徒歩6分程で行けますので、ぜひ足をお運びいただければと思いますニコニコ


最後まで読んで下さりありがとうございます。
3月のライブ、コンサートがまだまだ残っています。
真佑子さん、凜ちゃん、しばし、お待ち下さいね滝汗