今年も、箱根駅伝の復路へ行って来ました。

ゴールを迎える大手町読売新聞社前には、物凄い観客の皆さんが感動の瞬間を見るために集まられていましたびっくり



コロナ禍の時こそ、遠慮しましたが、25年くらい前から、毎年のように現地で観戦しています。
ただ、最近は、以前のように往路・復路共に行くことはなくなり、復路のみゴール少し前で観戦するようになりました。
昨日は天候があまり良くなくて、途中から雨の中でのレースになってしまい、選手の皆さんも走りづらかったと思いますが、今日は天気も良くて、最高のマラソン日和で、観戦される沿道のお客さんも、過ごしやすかったのではないでしょうか。
ゴール予定時間の一時間ほど前に大手町へ到着すると、明らかに昨年以上の駅伝ファンの皆さんが集まられていたと思います。
私が観戦した場所の道路の反対側では、東海大学さんの応援団の皆さんの熱いパフォーマンスが繰り広げられていました。


凄い高さですよねびっくり
こんなにも高く上がって怖くないのかなあ汗うさぎ




往路優勝の青山学院大学が一度もトップを譲ることなく、10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝を飾りました。
戦前の予想では、駒沢大学の優勝は固いだろうと読まれていましたが、結果は青山学院大学の独走になってしまいましたねウインク
その差が出てしまった原因は何なのか、私にはわかりませんが、追うものの強みみたいなものが、実力以上の力を生み出したのかも知れませんねって、そんな精神論をあまり好まない私ですが。
とにかく、青学の選手の皆さん一人一人が持っている、それ以上の力を発揮させた、原監督の采配が大きかったのかもしれませんね。
スポーツほど、監督の力が大きく反映される分野はないのではないでしょうか。
特にチームワークでの総合力を高めるには監督の采配は欠かせないでしょう。
原監督がもし、他の大学へ替わったとしたら、果たして、青学はどうなるのかなあ?
勝って兜の緒を締めよという慣用句がありますが、勝つということは、心のどこかに傲りであったり油断ができてしまいがちなので、そこを監督がいかに導いていくのかにかかっているように思いますが、原監督なら全く問題ないでしょう。
駒沢は、出雲全日本大学選抜駅伝と全日本大学駅伝の2大レースを征して、昨年に続いての大学駅伝三冠は間違いないと思われていたので、今回のこの大きな差がついたことにどうも合点がいかないのですが、来年は今回の計り知れない悔しさをバネにして、きっと雪辱を果たすべく、死に物狂いの練習をされることでしょう。
今回の結果の中でも、城西大学の奮闘は素晴らしかったと思います。
確かに、往路の山上り5区で区間新をマークした山本選手の走りがチームを鼓舞したこともあったかもしれませんが、全体を見て特にずば抜けた選手がいるチームではないと思うので(情報不足で正確にはわかりませんが)、監督の采配、選手間のまとまりが、いいチームなのかもしれませんね。
とにかく、トレンドのある大学にいい選手が集まりがちになるのは自然なことなのかもしれませんが、個人的に組織力のあるもの、権力のあるものに抵抗を持ってしまう性格の私ですので、新しい大学に頑張って欲しいですね。

あまりにも、薄っぺらい情報、知識しかないわたしが、好き勝手にこれ以上話すのも、失礼ですから、この辺にしておきます滝汗

ここからは、私が観戦した、10区のドキュメンタリーを写真を交えながらお届けします。

トップで青山学院大学のアンカー、宇田川瞬矢選手が私の前を走り抜けて行きましたが、私の隣に、創価大学のアンカーを走った上杉選手の同級生の皆さんが陣取っていらして、顔写真を掲けながら、熱い応援を送られていましたニコニコ




流石にここまで、タイム差が開いてしまいましたので、余裕の表情で、私たちの前を走り抜けて行きましたグラサン
実際は自身との戦いの中で必死に走っていたと思いますウインク






優勝して当たり前の立場におけるプレッシャーがあったのか、あるいは青学の選手たちが想像を超える覚醒を見せたのか、残念ながら力及ばず、駒沢大学は総合2着になりました泣くうさぎ


アンカーの庭瀬俊輝選手の表情には無念さが窺い知れますよね悲しい




大健闘の3位になる、城西大学のアンカー中田侑希選手




4位と底力があるところを見せつけた、東洋大学のアンカーを務めた岸本遼太郎選手





ここ最近、安定した成績を残すようになった国学院大学の高山豪起選手



伝統の力で、シードを確保した、法政大学のアンカーを務めた宗像直輝選手



第一回優勝から幾度もトップに君臨してきた、伝統の早稲田大学の菅野雄太選手


早稲田は、これまでにも沢山のスター選手を輩出してきましたが、ここ最近はそのような選手があまり出なくなったような気がしないでもないけど、どうなんでしょう。




シード権を奪回した、帝京大学のアンカーを力強く駆け抜ける日高拓夢選手






険しい表情で必死に駆ける、創価大学のアンカー上杉祥大選手


こちらも、第一回から出場している伝統の歴史を繋ぐ明治大学の古井康介選手




残念ながら、あと少しで、シード権の獲得が叶わなかった東海大学のロホマンジュモン選手



最後の力を振り絞って力走する、日本体育大学の住原聡太選手
日本体育大学と言えば、私の年代なら、やはり、谷口選手ですよね。





デッドヒートを繰り広げる、昨年55年ぶりに出場を果たし、2年連続出場を果たした立教大学の関口絢太選手と、昨年2位で今回はなんとシード権を逃してしまった中央大学ですが、最後まで何とかシードをと必死に食らいつく柴田大地選手






国士舘大学のアンカー鈴木伸弥選手



背中しか撮れなかった、神奈川大学の酒井健成選手


駿河台大学の久保俊翔選手、中央学院大学の飯塚達也選手、日本大学の大仲竜平選手





連覇の経験もある、山梨学院大学の占部大和選手



輝かしい実績のある順天堂大学のアンカー斎藤舜太選手




ひときわ大きながんばれ~の声援を背に受けながら、最後にゴールへ辿り着いた東京農業大学のアンカー栗本航希選手



こうして、記念の100回大会ということで、いつもより3チーム多い23チームが、襷を繋いで箱根路を走り抜きました、お疲れさまでしたウインク

長蛇の列に並んで号外を受け取ってから帰宅の途につきました。
以前は成績表も配られていましたが、コロナ禍になってから、無くなったのか、配られなくなりましたね。

読売新聞社前広場のスクリーンに箱根駅伝の画像が映し出されていました。


そのスクリーンのすぐ横下に、復路のメンバーの名前が掲示されていました。


ピンクの色付けは何を意味しているのかなあ?
一番好きなスポーツが駅伝(マラソン)ですから、観戦する時にはいつもアドレナリンが出まくりますよね笑い泣き
昨日、往路優勝のインタビューで、青山学院大学の原監督が、元日に起こった地震があった中でこうして大会を開催してくださったことに複雑な想いから深く感謝されていましたが、確かに色んな考え方、価値観があって当然だとは思います。
確かに、テレビ放映、スポンサーとの兼ね合いなど打算的なものも当然あるとは思いますが、一生に一度の若者たちの集大成の輝きを見殺しにするようなことだけは、回避していただきたいと願うのは私だけではないと思います。
最後まで、読んでくださりありがとうございましたニコニコ