平原綾香さん(以後あーやでお願いします)が毎年開催している恒例の全国ツアーですが、そのセミファイナル(ファイナルは大阪のフェスティバルホール)となる東京国際フォーラムAへ行って来ました。

今年は20周年を迎えた特別なコンサートということで、タイトルを20th Anniversary Concert Tour 2023 ~Walking with A-ya~と名付けられていました。

以前は、ファイナルを、Bunkamura オーチャードホールで行っていましたが、ここ数年は、ファイナルを大阪で迎えるようになりましたね、何でだろう?うーん

あーやのコンサートでホールCには何度か伺ったことがありますが、ホールAは初めてじゃないのかなあ?うーん

今回の全国ツアーは21公演ですが、コロナ禍前なら、30公演を超えていて、北海道や沖縄、四国でも公演していたので、やや物足りなさもないことはありませんが、ここ数年は、ミュージカルなどとの兼ね合いなどもあり、一つの身体ではやはり、限界がありますよね。

それでも、あーやだからこそ成し遂げされる、ハードスケジュールだと思いますよウインク

今回のツアーは、初日の和光市民文化センター(サンアゼリア)にお邪魔しましたので、今日で2回目となりますが、初日ということで、ブログの内容も浅くしか書かせていただいていませんから、ファイナルの大阪も先日、終わりましたし、もう少し詳細に書かせていただきますねニコニコ


実は、今日のチケットは諸事情があってファンクラブ先行予約では申し込みをしませんでしたが、後になってあーやが、ホールAで歌うのに、やはり、ファンとして、参加しないことに納得できなくて、確か、ラジオだったと思いますが、そちらで優先チケットの募集をしていたので申込みました。

しかし、かなり出遅れましたので、席は、2階の6列目ということで、2014年のサラ・ブライトマン以来の2階からの応援になりますが、あーやコールは、余程気合いを入れないと、届かないかもね滝汗


イベント案内


 

ホールAのキャパは5000人を超えますが、ここでやられるあーやって、凄いなあと思います。
私もこれまで、あーやのライブへ何十回と足を運びましたが、個人的にソロでここまで大きなハコは初めてじゃないのかなあ?
ただ、私がファンクラブに入る前の2006年のツアーファイナルで、それより、大きなキャパの日本武道館で、やられたことがあるようですウインク


流石に5000人を収容するハコなので、物凄い人が集まられていましたびっくり



なんと、今日のライブの模様が28日に見られるんですね、楽しみだなあラブ
もう見終わってますが真顔


グッズ売場は大盛況でしたウインク


所狭しと沢山の花が飾られていました。
写真はほんの一部です。
さだまさしさんや、マッキーからも届いていますね、マッキー元気かなあ汗うさぎ


ホールに入って席に着いてから、あーやのコンサートでは絶対に欠かせないペンライトを忘れたことに気づくなんて、いったい俺は何を考えてるんでしょうねガーン絶望
まあ、諦めが肝心という言葉もありますから、今日は我慢します真顔
会場を見渡すと、5000人を収容するハコが満席だったのではないでしょうかびっくり
開演までに会場に流れていたBGMは、クラシック曲で、チェンバロの響きがとても心地よくて、うっとり耳を傾けていると、突然、パイプオルガンの音色が会場に響き渡り、照明が徐々に落とされて、ステージがブルー色で彩られると、薄暗い中を、サポートの方々がスタンバイされ、最初の曲の演奏を始められました。
すると、どこからかあーやの歌声が流れて来ましたが、しばらくして、スポットライトに照らされてあーやが歌いながら登場すると、ステージ中央まで進み、最初の曲「Georgia on My Mind」を届けてくれましたが、間奏では、見事なサックスの音色を届けてくれました🎷ウインク
そして、ここで、ドラム・則竹裕之、ベース・土井孝幸、ギター/チェロ・伊藤ハルトシ、キーボード・松本圭司、マニピュレータ・添田哲志の5人のメンバー紹介をされました。
最初の曲を歌われた後、MCが入りましたが、今日は私の歩んで来た道を皆さんに紹介しようと思います、一本の道に1列に並んだ自分たち(あーや)、どうかそんな私たちに会ってみてくださいと、挨拶をされるあーやニコニコ
2曲目に「おひさま~大切なあなたへ」を温かな歌声で届けてくれた後、手にしたノートを広げ、5才のあーやへ語りかける39才のあーやニコニコ
5才のあーやは、人が死んだ後の無限に続く時間のことを考えるのが怖くて怖くて仕方なかったようです。そして、5才のあーやが、いつもシャツやセーターやコートの裾をいつもパンツの中に入れていたのは外に出すのが怖かったみたい。でも、パンツの中にしまっていたのは、不安だけでなく、夢や希望も一緒だったんだね、この流れから、次に届けてくれた曲は「Voyagers」で、歌詞にはそんなパンツの中の夢や希望が散りばめられていましたウインク
続けて、「大きな木の下」を届けてくれましたが、最後の間奏の時に、まるで誰かと踊るように華麗な舞を披露されました飛び出すハート
この後、再び手の上でノートを広げると、10才のあーやへ、語り始められました。
10才のあーやは、勇気のないことが一番の悩みだったんだね。手を挙げる勇気がないから、学芸会の役は、木とか岩とか扉とか、目立たない役ばかりで、扉の時のセリフは、ギィー悲しい
本当は主役がやりたかったのに。
でも、まもなく、大きく運命が変わることをその時のあーやは、まだ知らなかったんだ。
ここで歌われた曲は、ペンライトなしでは成り立たない「星つむぎの歌」で、2階から、1階を見下ろすと、まるで、海原の波のように黄色い光が揺らいでいました。
一緒に振りたかったなあ泣くうさぎ
コロナ禍で控えられていた歌声も今年の夏から復活してきて今日もこの曲では、あーやと一緒に、最後の方の歌詞で、ぼくらは一人では生きてゆけない、泣きたくなったら思い出して、風に消えない願いのような星の光で紡いだ歌を~と繰り返し歌いました飛び出すハート

続けて、「いのちの名前」を届けてくれましたが、BGMのように、子供たちの声が重なりながら流れていました。
更に続けて「5つの魔法」をペンライトが、揺れる中、届けてくれました。
この後、再び、手にノートを取ると、17才のあーやへ話しかけられましたニコニコ
この17才が、芸能界で生きる運命の道へと進んだ、あーやの一生で一番の激動の年と言ってもいいのではないでしょうか。
そのあーやの運命を切り開いた曲「Joyful 
Joyful」をスタンディングのお客さんとコール・アンド・レスポンスで繋がってソウルフルに届けてくれました。
歌い終わると、会場へ何度も投げキッスをされていました飛び出すハート
続けて届けてくれた「This is Me~A-ya Version」では、更に熱い盛り上がりを見せてくれました。
この後のMCで、5才の頃の、玉置さんとの有名な寝た振りエピソードのお話をされた流れから、ステージ左端の方に置かれた椅子に座って、玉置さんが書き下ろしてくれた「マスカット」を、ハルトシくんのアコギ一本で、切なくも妖艶に歌ってくれました。
続けて届けてくれた曲は、個人的にあーやの曲の中でも、一番好きだと言ってもいい「BLESSING  祝福」を風に舞うストール(それともショールかな?)を纏いながら歌うあーやが神々しいくらいに眩しくて、魂を揺さぶるほどに力強く歌い上げてくれました。
これまでになかったような、プログラム構成で進められていますが、常に色合いの違う刺激を与え続けてくれる進行になんとも言えない充実感を感じていましたウインク
続いて手拍子が起こり、ペンライトの灯りが揺れる中「虹の予感」を届けられた後、ここでノートを広げると、9年前のあーやへ語り始めました。
9年前と言えば、そうあーやがミュージカルに挑戦された年。
その時のあーやの心情を正直に呟かれていました。
私も、気になっていた、あーやのキスシーン汗うさぎ
やはり、あーやも嫌だったんだね悲しい
でも、あれから、リハーサルも含めるとなんと1000回以上はキスをされたようで、もう、キスシーンも怖くないよねてへぺろ
ということで、ここから、あーやが今まで出演してきたミュージカルから、ミュージカルメドレーを届けてくれました。
Lady Marmalade」(ムーラン・ルージュより)
サポートの皆さんがソロで間奏されている間に衣装を着替えられ、再登場したあーやは、引き続き歌われました。
次にキャロル・キングの半生を描いたBeautifulより「(You Make Me Feel Like)A Natural Woman」を届けてくれると、次の曲の「Supercalifragilisticexpialidocious」(メリー・ポピンズより)を歌っている途中で、突然のあーやショップのコーナーを挟まれ、いつもより短い時間で終えると、再び歌に戻りました。
更に「氷と炎」(フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~より)を愛に溢れた歌声で続けられ、最後にラブ・ネバー・ダイより「Love Never Dies~愛は死なず」を魂の歌唱で届けてくれました。
私は、全てのミュージカル(歌ってくれた)を観劇しましたが、やはり、一番印象深く胸に刻まれているのは、あーやがミュージカル初挑戦された「ラブ・ネバー・ダイ」ですね。
その中で歌われた「Love Never Dies~愛は死なず」を聴かせていただいた時の感動は今でも忘れられませんね。
あの、舞台のあーやの、姿が鮮明に脳裏に焼き付いています。
歌い終わると、その魂の歌唱に、今日一番の大きな拍手とあーやコールが長く送られていました。

ここから、15分近く曲が続けられたのですが、
ノクターン~カンパニュラの恋」から始まって、おそらく、「Night In Tunisia」、「くまんばちの飛行」、「アランフェス協奏曲~Spain」へと流れるように歌?演奏をされたと思いますが、正直、曲の切れ目がよくわからなくて笑い泣き
ここで、あーやのコンサートでは、初めてルーパーを使われていましたねひらめき
あーや語が炸裂し、ボイスパーカッションもきれっきれで、バンドの皆さんとの掛け合いもいつもながら、息ぴったりでした指差し
激しさから静けさへ移行するように、次にあーやが作詞作曲した「キミへ」を優しく語りかけるように歌われた後、続けて「Eternally」を届けてくれました。
2年前のあーやへ
まことさんというあーやにとってかけがえのない存在、いえそれ以上に大切な支えを失くした2年前のあーやへ語りかける今のあーや。
最後に、あなたの心の中にこれからも永遠に生き続けるのですと、今の自分に優しく言い聞かせるように伝えられると、「Song for you」を時々空の上にいるまことさんを見上げるような眼差しで心を込めて歌ってくれました。
続けて、あーやの分身とも言える存在の友、「Jupiter」をまるで雲の上で歌うように、スモークが立ち込めるシチュエーションの中で歌われましたが、宇宙を彷彿させるような演出だったのかな?にっこり
続けて、「今、風の中で」を今のあーやの心にある色んな想いを詰め込んで歌われていたように感じました。
演奏が続けられる中、真っ直ぐ前を見据えた後、深く頭を下げられて、マイクを置くと、ステージの左、右、中央と、移動しながら、それぞれのお客さんに深々と頭を下げて感謝の気持ちを伝えられると、大きな拍手と歓声とあーやコールが飛び交う中、ステージから去って行きました。
まだ、演奏は続いていましたが、突然、あーやの声で、あーや、聞こえてますか?私は未来のあーやですと、未来のあーやからのメッセージが届けられました。
最後に、みんなで応援しているから、がんばってとエールを送ると同時に演奏も終わり、サポートメンバーの皆さんも大きな拍手の中、退場されましたが、すぐにアンコールの手拍子が起こり、ツアーTシャツに着替えて、あーやとサポートメンバーの皆さんが再登場されると、本日は本当にありがとうございましたと、感謝の言葉を伝えられ、ここでもう一度素晴らしいメンバー紹介をされました。
更に、いつものようにステージを支えて下さる全ての裏方さんの労いに感謝されると、アンコール最初に、姉のAIKAさんとご主人のニコラスが作曲して、あーやが作詞をされた「Don't  Cry」をまるで締め付けるような痛い想いを絞り出すように熱い歌声で届けてくれました。  
続けて、アンコールで盛り上がる曲は最後なので、立てる人は立って下さいとあーやから、声を掛けられると、スタンディングで手拍子と一緒にペンライトを振りながら、「スマイルスマイル」をあーやと一緒に歌いながら盛り上がりましたニコニコ
あーやは、何度も何度も、背伸びして、2階の一番後ろのお客さんまで届くように両手で大きく手を振っていました。
こうして、本日最後の盛り上がる曲を終えて、皆さん、着席されると、今日は本当に大事な時間を使って来てくれてありがとうございますと感謝の言葉を伝えられた後、声がある限り、ずっと歌い続けて行くのでこれからも応援宜しくお願い致します、本日はどうもありがとうございましたと、深く頭を下げられるあーや。
アンコール3曲目に、あーやにとって、もしかしたら、Jupiter と同じくらいに大切な曲かも知れないと思っている曲「明日」を真っ直ぐ前を見て歌ってくれましたが、松井五郎さんの歌詞にある、もう泣かない、もう負けないの言葉をこれまでに、あーやは何度も何度も噛み締めながら、乗り越えて来られたのでしょうね。
この曲のチェロの響きが大好きなんですよねラブ
歌い終わると、サポートの皆さんが前に出て来られて、深くお辞儀をされて、ステージから退場されましたので、初めて今回のツアーに来られた方は、ここで、終わりかと思われたかも知れませんが、最後にもう一曲「からっぽのハート」をピアノだけの演奏で届けてくれました。
歌う前のトークで、からっぽのハートにたくさんの人の愛が入ってくる感覚がとても嬉しくて今そのおかげで私は生きています。これから、どんなことがあっても歌い続けて行きます、亡くなった人の分まで、と強い決意を伝えてくれました。
歌い終えたあーやと演奏して下さった松本圭司さんが、並んで深く頭を下げられると、あーやだけステージに残りましたが、そしてもう一人今日は紹介したい人がいます、今回このコンサートツアーで共同演出していただきました、松任谷正隆さんですと、出たくないとおっしゃっていたようで、おじおじしながら、ステージに登場された正隆さんは、あーやと熱いハグをされて、正隆さん、一言も喋らないまま、あーやと直立不動で並んで、深くお辞儀をされて、照れくさそうに袖の中へ消えて行かれましたニヤニヤ
正隆さんて、そんなに照屋さんでしたっけ滝汗

セットリスト
1.Georgia on My Mind
2.おひさま~大切なあなたへ
3.Voyagers
4.大きな木の下
5.星つむぎの歌
6.いのちの名前
7.5つの魔法
8.Joyful Joyful
9.This is Me~A-ya Version
10.マスカット
11.BLESSING 祝福
12.虹の予感
13.(You Make Me Feel Like)A Natural Woman」(Beautiful)
14.Supercalifragilisticexpalidocious(メリーポピンズ)
15.氷と炎(フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~)
16.Love Never Dies~愛は死なず(ラブ・ネバー・ダイ)
17.ノクターン~カンパニュラの恋
18.Night In Tunisia
19.くまんばちの飛行
20.アランフェス協奏曲~Spain
21.キミへ
22.Eternally
23.Song for you
24.Jupiter
25.今、風の中で
Encore
26.Don't  Cry
27.スマイルスマイル
28.明日
29.からっぽのハート

こうして、休憩無しで、2時間45分を全力で突っ走ったあーやの体力には頭が下がります。
結局、あーやコールを一度もできませんでした、2階からコールができないようでは、情けなさすぎますよねえーん
それも、29曲も聴かせていただけるなんて、こちらこそ、感謝の気持ちでいっぱいですウインク
最後まで読んで下さった読者の皆様、いつもありがとうございますニコニコ
ところで、今年のブログもまだ、3本残っていますが、まとめきれるかなあ笑い泣き