和佳奈さんのストリートライブへ行って来ました。
場所は、西武新宿駅隣にある東急歌舞伎町タワーという高層ビルの下で、路上ライブが公認されている場所のようで、おまわりさんにビクビクしながらやらなくていいから、思いっきりパフォーマンスを発揮できますね
ここへ来たのは、30年ぶりくらいになるような気がするけど、まるで浦島太郎状態です
和佳奈さんを探していると、ビルの下のある場所で、弾き語りをされている女性を見つけましたので、この後、ここでやられるのかなあ?と思いながら、しばし彼女の歌声を聴いていました
時間を見ると、和佳奈さんがSNS で伝えてくれた開始時間の7時に近づいていましたので、近くにいるかなあ?と見回してみましたが、いっこうに気配がないので、別の場所なのかなあ?と彼女のSNS に場所が、わかりませんと呟いて、また、建物の周りをぐるぐる(3回も)廻っていると、私の投稿を見た和佳奈さんのファンのある方が、地図を添付して教えてくださいました、本当に有難いことです
やはり、先ほど、弾き語りされていた場所みたいなので、再び引き返して、伺うと、和佳奈さんがお一人でセッティングをされている最中でした
あれ?今日は、金子さんは、いらっしゃらないのかな?
一人だと、何かと心細いでしょうね
下の写真は、歌い始めた後に音声がおかしくて、調整されているところです
ネガティブなことだけでもないとは思いますが、たった一人で見知らぬ場所で見知らぬ人たちの前で、歌ったり、演奏したり、弾き語りをする孤独感、緊張感、時には誰一人足を止めることのない空虚感、そんな時はもしかしたら絶望感などに潰されそうになることだってあるのではないでしょうか。
勿論私はストリートライブなどやったことなどありませんが、彼ら、彼女たちのその想いを考えると、自然と心の中でがんばれって呟いてしまいます。
夢を叶えられる人なんて、ほんの一握りだということはわかっているつもりですが、その夢が持てることこそが幸せなことで、叶えることに、そんなに意味があるようには思えないんです。
夢を持たない人間の屁理屈なのかなあ?
だって、夢が叶った先には、もうその夢を追う生き甲斐を二度と感じることはできないのですからって、やっぱり屁理屈ですか
セッティングも終わり、何とかライブは始まりましたが、彼女のいつもの伸びやかで迫力ある歌声ではなく、何かこもったような響きで、今一つ伝わり方が弱いかなあと思いながらも、今日のアンプの容量の問題もあるのかもと思いながら耳を傾けていました。
そんな状況でも、最初の曲MISIAの「アイノカタチ」を歌い続けていましたが、途中で気になったのか、アンプを触りながら、またお客さんに聴こえてますか?と二度ほど確認されていました
確かに聴こえてはいるけれど、いつもの伸びやかな広がりのある歌声ではなかったような
まあ、彼女なら、アカペラでも十分聴かせてくれるだけの歌唱力がありますから、何とか最後までそれほどまで違和感なく歌いきってくれましたが、やはり少しだけ物足りなさは感じたかな
この後のMCで、この「アイノカタチ」を結婚式の仕事で歌われたそうですが、この結婚式で歌った曲たちの動画を合わせるとTikTok で100万回以上再生されているとおっしゃっていました。
そして、次に、その時に歌った小田和正さんの「たしかなこと」を、小田さんのあの風が通り過ぎるような透き通った歌声に加えて、甘く切ない囁きをまとったような何とも言えない爽やかな美しい響きで届けてくれました。
和佳奈さんの、歌声には、いつも本当に一点の曇りもありませんよね
ところが、後もう少しの歌い終わるタイミングで、遂にアンプが悲鳴を上げて、マイクから和佳奈さんの声を拾うことを止めてしまいました
それでも、狼狽えることなく気丈にマイクを下げると、アカペラで最後まで歌い上げてくれましたが、そのアカペラが素晴らしくて、うっとり、聴き入ってしまいました
もし、和佳奈さんがいつかカバーアルバムを出されることがあったら、この曲は絶対に収録して欲しいですね
どうして?と、アンプをいじりながら、ちょっと私、また違うつまみを摘まんでいましたと、呟かれて、機械にめっちゃ弱いからわかんないよ~わかる方いらっしゃいませんか?と半泣きの和佳奈さん
わたくし、機械音痴なので、1ミリも頼りになれなくて申し訳ございません
その時、電池切れじゃないの?と天の声が
すると、天の声の方なのか、あるいは別の方なのかはわかりませんが、一人のご親切なイケメンの若い男性が出て来られて、お持ちになっていた新しい電池に交換してくれました
すると、先ほどまでの歌声は何だったんだろうかというくらいに、全く異次元の張りのあるボリューム感たっぷりの歌声が復活しました、良かったね、和佳奈さん
ただ、ボリュームが大きすぎて、本来の艶やかな透き通った高音に少しだけノイズが入ってしまったのは残念だったかな
まあ、屋外でのストリートライブにそんなに精巧な機械をセットするのは、難しいですよね
電池を入れて生き返ったアンプくんで、3曲目にUruさんの「あなたがいることで」をしっとり届けてくれた後、ここから、何曲かリクエストをいただきたいと思うんですけど、その前に重要なお知らせがありますということで、12月8日に和佳奈さんの初めてのオリジナル曲のリリースが決定しましたに、大きな拍手が送られていました
その曲は私もお伺いした、9月13日のワンマンライブで初披露してくれた曲のようです。
告知も終わり、ここからは、お客さんからリクエストをいただいて歌われましたが、まさか、サクラではないと思いますが、和佳奈さんのファンならではのリクエスト曲を3曲届けてくれました。
女性の方から、まず、Superflyさんの「愛をこめて花束を」、続けて男性から、絢香さんの「みんな空の下」を、最後も男性からで、中孝介さんの「花」を彼女が所属されるアカペラグループのho-op(フープ)バージョンでと、おそらくアカペラファンの方からのリクエストでした
実は、わたくし、和佳奈さんの路上ライブは今日で3回目になりますが、まだ一度もリクエストをしたことはありません
実はどうしても、彼女の生歌で聴きたい曲がありまして、和佳奈さんにそのことを話すと、次はリクエストして下さいとおっしゃっていただいてはいるのですが、どうも引っ込み思案な私にはリクエストするのはハードルが高すぎて、できないんです。
結局今回も声をあげられませんでした
その曲は、あいみょんの「桜降る夜は」です、来年の春にはなんとかリクエストできたら、いいなあと願っています。
て、言いますか、リクエストなしで歌っていただけないでしょうか、和佳奈さん
この時間帯になると、観覧されているお客さんも、かなり増えてくていらっしゃいました
「愛をこめて花束を」は、和佳奈さんの十八番と
言ってもいいくらいに、歌い慣れた曲ですから安定した歌唱力にお客さんもうっとり聴き惚れていらっしゃる表情でした。
「みんな空の下」は、まだ完璧にはマスターできていないようで、ところどころ、歌声が途切れていましたが、次は完璧にマスターして披露してくださると約束されていました
歌い終わって満足感いっぱいの和佳奈さんの笑顔
スマホで曲を探す和佳奈さん
写真と曲はリンクしていませんので、しっくりした流れになっていないかもしれませんが、お許し下さいませ
実は、明日が健康診断で、9時までに食事をとらなければなりませんでしたので、本当は早く帰宅しなければいけませんでしたが、どうしても和佳奈さんの生の歌声を聴きたくてやって来ちゃいました
幸せなことに彼女には夢があるので、夢のない私が応援したくなるのは必然的なことなのかもしれませんね。
ということですので、ライブが終わると急いで和佳奈さんに御挨拶をし、小走りで駅へ向かい、ぶっ飛ばして帰りました
ああ、あの地獄の飲み物バリウムを飲まなければいけないと思うと気が重いなあ
ところで、年々平日の夜のライブはきつくなって来ましたね
まだ、以前に伺ったライブのブログが2つ途中で止まったままなんです。
早く、書き上げたいけれど、年末へ向けて仕事が忙しくなるので、時間の確保ができるかなあ
最後まで読んで下さりありがとうございます。