久し振りにヴァイオリニストの福田ひろみさんに、会いに行って来ました
今回もピアニストの大越崇史との名コンビのリサイタルで、個人的にお伺いするのは3度目になります。
実は先週スマホが壊れてしまって、これまでのデータも移行できないものなどもあり、その間のライブなどのブログが滞ってしまいました
タイトルが、Violin racital vol.7 ~Beethoven series4~とありますから、このシリーズでは7回目になるようですね。
会場は、恵比寿キラホールという、恵比寿駅から歩いて10分ほどのJRの電車の音が響いてくるような場所で、30人ほどの席が用意されていましたが、満席でしたね
こちらが会場ですが、個人住宅の1部をホールとして使われているのかな?
演奏家の方々は、こういう所で、演奏されることが多いですが、集客力や予算的なことなど、何かと大変なのでしょうね
そんな演奏家の皆さんをできる限り応援させていただきたいと思っていますが、なにせ私の場合、応援する方々が少し多いものですから、中々思うように行き届かなくて、推しの皆様、お許しください
それぞれ、3楽章の曲で、2曲で約40分を一気に演奏されるにはかなりの体力が必要だと思いますが、最後まで素晴らしい演奏を続けられたのは、ひろみさんのライフスタイルでもあるゴルフで養われた体力のおかげかもしれませんね
1部では、私の席からだと、前の方の頭がブラインドになって、ひろみさんの演奏される姿が見えませんでしたが、2部の最初の曲の時には、1部の時とは立ち位置を変えて下さったので、ひろみさんの全体像が視界に入りました。
この曲「パガニーニ:24のカプリスop.1第24番イ短調(アウアー編)」は、かなり起伏の激しい曲で、あらゆる技巧を駆使されながら、腕にかなり負担をかけられていたようですが、気心知れたお二人のヴァイオリンとピアノの研ぎ澄まされた音色が重なりながら、彼女の官能的で奥深い優美な演奏を聴くことができました
立ち位置を元の位置に戻されると(また、見えなくなりました)、本編最後の曲、シューマンの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番イ短調作品105」を演奏されました。
この曲も3楽章から構成されており、ヴァイオリンとピアノそれぞれの表現力で、情熱と希望を交錯しながら、情感溢れる音色で届けてくれました。
アンコールの前に、告知があり、最後に届けてくれた曲名は確かパガニーニのカンタービレと言っていたようですが、よく聞き取れませんでした、ただ、曲は聴いたことがあるような気も
来月の10月27日(金)にも、お二人のリサイクルがありますが、今度は、ベートーヴェンの2番と7番を演奏されるようですが、後3回でベートーヴェンも終わりますとおっしゃっていました
終演後に、これまでは、ロビーでツーショット、スリーショットなどを撮らせてくれましたが、この会場にはそのようなスペースがないということで、ステージでアングルを変えながら撮影コーナーとなりました。