ヴァイオリニストの窪田真佑子さんと、チェンバロ奏者の髙野凜さんのディオリサイタルへ行って来ました。

お二人は、ココン室内オーケストラの一員として活動されており、そこから、お互いの名前の一文字で繋がった古楽ユニット《Yurin 佑凛》という名前のユニットとして、今回、デビューコンサートを開催されました。

凜さんの字が凛となっていますが、印刷ミスではないのかなあ?うーんと思い、名付け親の土屋さんに、尋ねると、それを理解した上で、敢えてその字にしたとのことで、もしかしたら

多くの人に周知されている漢字を採用されたのかもしれませんね、本当のところはどうなんでしょうかニヤニヤ

タイトルが、~バロックの風に吹かれて~とボブ・ディランの曲名を彷彿させますが、まさに、コンセプトは違えども、バロックの音楽の答えは風に吹かれているのでしょうね、合ってますか、真佑子さん、凜さん真顔



会場は、スタジオピオティータという、桜上水駅から歩いて7分ほどの住宅街にある個人住宅の地下にあり、とにかく道順が複雑で到着するのに、30分ほどかかりましたが、皆さんも同じようにご苦労されたようですねガーン



土地柄なのか、とにかく蚊がわいていて、駅からここまで辿り着くまでに、腕や足を刺されまくりましたガーン
会場に到着した時は、お客さんも二人しかいませんでしたが、待っている間も、蚊の奴は、遠慮ということを知らないらしく、次から次へと攻撃をしかけて来たので、我慢の限界になり、列から、蚊のいなそうな場所に一旦退避しました。


開場時間に戻って来ると10人ほどのお客さんが並ばれていました。
取置きしていただいていたチケット代を支払って、ホールのある地下へ降りて行くと、そこには、チェンバロが悠然と佇んでいましたウインク
限定20席というこじんまりしたコンサートでしたが、これくらいの人数だととてもアットホームで演奏家との距離も近くで音色もダイレクトに伝わって来て、臨場感がより強く感じられますねウインク


終演後、希望があれば、このチェンバロを弾く体験をしていただきますと、凜ちゃんがおっしゃっていましたが、私は遅くまではいられなかったので、無念ですが、諦めましたえーん


チェンバロの中には、絵画の装飾がされていますが、なんのためなのでしょうねうーん


やはり、バロックと言えば、バッハということで、バッハの曲を中心に演奏されました。

アンコールの時に写真だけはOKということで何枚か撮影させていただきましたので、所々アップしながら、進めて行きますねウインク
ただ、席が4列目からでしたので、照明の関係もあり、やはり鮮明には撮ることは難しくて、かなり、ピンボケにはなりますが泣くうさぎ
こちらの写真は真佑子さんのSNS よりお借りしましたが、綺麗に撮れてますねニコニコ


今回のブログは、進行に合わせて進めるという手順を無視して書いていきたいと思います。

program

①アレグロ:J.H.フィオッコ
②ヴァイオリンとチェンバロのための
 ソナタ第2番:J.S.バッハ
③ヴァイオリンとチェンバロのための     
 ソナタ第4番:J.S.バッハ
休憩
④フランス組曲第5番より ガヴォッ  
 ト:J.S.バッハ
⑤イギリス組曲第6番より ガヴォッ  
 ト:J.S.バッハ
⑥無伴奏ヴァイオリンのためのパルテ
   ィータ第3番より ガヴォット:J.S.バ  
   ッハ
⑦ラ・フォリア:A.コレッリ

日曜日の夜というのは、私が一週間で一番弱っている夜ということで、体力、気力に如実に衰えが出ていたために、今回のメモ取りはほとんど残されていませんので、コンサートでのMC の内容はほとんど薄い記憶を辿りながら書かせていただきます。

写真は、お二人のSNS とアンコールの時に撮らせていただいた写真を投稿させていただきますねニコニコ





1曲演奏された後だったか、登場された時だったのか、記憶が曖昧ですが、2人の自己紹介をされた後に、凜ちゃんから、チェンバロって何?のコーナーがあり、チェンバロを詳しく説明されましたウインク
足元にペダルがない。
中に素敵な絵画が描かれている。
強弱がつかない?
鍵盤が二段ある。
弾(はじ)くのでギターのような響きがある。
まあ、そのような説明がされたと思いますが、もう少し、広がったお話をされていたかも知れませんね滝汗
そして、続いて、1曲目の「アレグロ:J.H.フィオッコ」の説明をする凜ちゃん。
チェンバロのソナタと言って、チェンバロのための曲がいつしかヴァイオリンが主流になっていったというようなお話をされていましたが、専門的なお話についていけなくてすみません泣くうさぎ



次に2曲、続けて届けてくれましたが、その前に、凜ちゃんから、それぞれの曲について、専門的かつ凜ちゃんの考察、感性も交えながら、まるで先生のような丁寧な語りで説明してくれました、が、しかし、音楽の知識に乏しい私には、説明が、かなり高度で難しく、おそらく半分もいえ9割は理解していないのではないのでしょうか、凜先生の不出来な生徒で申し訳ございませんえーん


その2曲は、それぞれに4楽章あったと思いますが、難しいことはともかく、チェンバロとヴァイオリンが織り成す音色に心から癒されましたラブ



休憩を挟んで、2部へと移りましたが、いきなり、凜ちゃんのメイン進行でのトークコーナーに入りました。
ここでは、「古楽」のことを凜教授かが、専門的な知識を駆使しながら、私たちに伝えてくれましたが、知恵熱が少し出てしまったわたくしでした笑い泣き
クラシックの時代を分けた時、1600~1700年よりも前の音楽が古楽で、バロック時代と呼ばれ、その頃の楽器の主流が、チェンバロ、パイプオルガン、リコーダーなどだったと教授は仰っていたと思いますが、私の聞き違いがあるかもしれませんので、間違っていたら、ごめんなさい笑い泣き
更に、バロックの意味を知っている人はいらっしゃいますかに、歪んだ真珠と答えられた方がいらっしゃいましたが、不勉強なわたくしには知るよしもございませんでしたガーン
その歪んだ真珠ということから、真佑子さんの耳には真珠のイヤリングが揺れていましたが、凜ちゃんも真珠のピアスを付けられていたのかな?いや、ダイヤだったかも滝汗
ここで、モダンと古楽をやってみて、難しい所はありますか?と凜教授から、真佑子さんに問い掛けられましたが、これまた、私にはとてもついていけない専門的なご解答をされていました絶望



そのお話の中で、音色のことをおんしょくと仰っていて、他の演奏家の方も同じく「おんしょく」と仰っていましたが、どうして「ねいろ」って言わないのでしょうかうーん
ずっと気になっていて、御存知の方いらっしゃいますかニヤニヤ
そんな、両教授の講義の後に、この後に演奏される、ガヴォットについてのこれまた難しいお話がございましたが先生のお話を飲み込めなかった私は、後で調べた所、フランスの地方のフォークダンスとそれに由来する古典舞曲の名称らしく、ガヴォットの名は、踊りの発祥した地方の名前に由来するみたいですキョロキョロ
まだまだ長い説明がありましたが、知恵熱が出てしましたので、挫折してしまいました真顔
突然、凜先生から、ダンスを体験して欲しいのですが、どなたかいらっしゃいますかに、しばしシーンと会場は凍りつきましたが(皆さん、恥ずかしかっただけでしょうね)、お客さんの中でも若手の方が勇敢に挙手されて、前に出られると、凜先生指導のもと、リズム(テンポ)に合わせてジャンプをするような踊りを上手にされていましたが、世界一踊りが苦手は私にはとても出きるとは思いませんでしたので、当てられなくてよかったです滝汗
更に講義は続き、イギリスと言えばどんなイメージがありますか?とお客さんに問い掛けられる凜ちゃん、あっ、凜教授泣き笑い
フランスは?ドイツは?と続けて質問されましたが、ドイツは資格国家らしく、凜先生の留学していたイタリアは、いいかげん、ゆるい(悪い意味ではなく)とおっしゃっていましたニコニコ
このようなかなり長い授業の後、フランスとイギリスを凜ちゃんが、ドイツは真佑子さんが、それぞれのガヴォットの曲を届けてくれました。

フランス、イギリスのガヴォットを演奏される凜ちゃんラブ


どいつのガヴォットを演奏される真佑子さんラブ


そして、本編最後の曲、「ラ・フォリア」の曲説明も凜ちゃんがされましたが、これまた、音楽なのに数字の話だったり、中低音?など、専門的用語が連発して、ほとんど理解できませんでしたが、個人的には音楽は身体で感じろを信念としていますので、まあ、良しとしましょうって、やはり、人間は教養がなければいけませんよね、心入れ換えますてへぺろ
お二人の写真が少なくて、真佑子さんが、目を閉じかけて、眠り姫になっちゃいましたが、お許し下さい滝汗
でも、何だかクラシックな空気を感じますよねひらめき


MCは、まだまだ続き、凜ちゃんから、バッハの曲で、好きな曲は何ですかと問われた真佑子さんは、「2つのヴァイオリンのための協奏曲 」と答えられ、凜ちゃんは、「イタリア協奏曲」とおっしゃっていたように記憶していますが合ってるかなニヤニヤ
話は、AKB48の曲にも及び、秋山康さんは、カノンの低音を採用されているとのお話もされていましたよニコニコ
凜ちゃんは、学生時代かな、夏休みの自由研究でバッハを取り上げられていたようですね(聞き間違えていなければ)
また、バッハ時代の作曲家を知っていますか?と私たちに問い掛けられましたが、どなたも遠慮されて結局、真佑子さんが答えられていましたニコニコ
これ以上に難しい凜教授の講義を聞いていると、知恵熱が更に上がりそうですので、そろそろ演奏をお願いしたいなということで、やっと滝汗最後の曲「ラ・フォリア」を届けてくれると、アンコールを受けて、もう1曲演奏されましたが、曲名は忘れちゃいました笑い泣き





こうして、初Yurin 佑凛のこれまでに経験したことのない、いつもとは趣向の違った楽しいコンサートは終わりましたウインク
実は10月にこの会場で、凜ちゃんがお母様と演奏されるとのことですが、その日の、同じ時間に、真佑子さんは、私の地元練馬の光が丘でQuatuor Coconのコンサートをされることになっていて、断腸の思いで凜さんの方へ伺うことになりました汗うさぎ
真佑子さん、地元だし、何とかお伺いしたかったのですが、ごめんなさい泣くうさぎ

今日のコンサートのコンセプトが、古楽に興味を持ってもらいたいという、お二人の想いが強く込められた内容だったと思います。
専門的な知識を極力わかりやすくお伝えいただいたとは思いますが、とにかく音楽に関する知識が乏しい私にどこまで理解できたのでしょうって、他人事ではありませんよね笑い泣き

凜さん、ご自身でもおっしゃっていますが、基本的におしゃべりさんということなので、これまでにお伺いした演奏会の中でも、一番トークの占める割合が高かったかもねてへぺろ
そんな勉強はできないダメな生徒ですが、真佑子さんのヴァイオリンと凜ちゃんのチェンバロの心地よい音色が、日曜日の夜の疲れた心を癒してくれたことは間違いありませんので、また、佑凛の2ndコンサートにお伺いしたいと思います。
よく、出来の悪い子供ほど可愛いって言うじゃないですかてへぺろ

予報では、まもなく雨が降りそうでしたし、明日の仕事のことを考えるとゆっくりはできないので、終演後に素早くホールを退出しようとすると、お二人が楽屋から戻って来られたので、ご挨拶をして、写真を撮らせていただくと、速攻で桜上水駅へと小走りで向かいましたニコニコ

まだ、心構えができないのに、不意を突いてしまってすみませんショボーン
凜ちゃん、油断した所を隠し撮りしたみたくなってすみません驚き


真佑子さん、素敵な微笑みをありがとうございますウインク


もう一枚、ハイ、チーズチュー


凜ちゃん、最高にキュートなダブルピースありがとうございますラブ


本当はお二人とツーショットを撮りたかったのですが、断腸の思いで会場を後にしましたえーん


こちらの写真は、SNS よりお借りしましたウインク


振り返ると、演奏に関しての感想がほとんどなくて、またまたミーハー的なブログになってしまいましたが、それが私のブログスタイルですので、寛大なお気持ちで読んでいただけたら、幸いですウインク

いつも、最後まで根気よく読んで下さり、ありがとうございますデレデレ