コロナ禍の影響もあり、父の一周忌を最後に約4年近く帰省することを控えていましたが、少しはコロナに対する意識が薄れてきたこともあり、やっと故郷の地を踏むことができました。
これで、年老いたおふくろに元気な顔を見せることと、父のお墓参りができます。
その駅のすぐ前に、私が帰省した時には必ず訪れる、町家さんがありますが、そこに注文していた刺身の盛り合わせを引き取りに立ち寄りました。
カンパチ、シマアジ、鯛、イサキ、後、何だったか、忘れました
新鮮でプリプリしていてとっても美味でした
地元への贔屓目はあるかもしれませんが、これまで食べた魚の中で伊予灘の魚が一番美味しいと思っています
夕食は、他にも故郷の懐かしい料理や地元の食材が並んでいましたが、帰省すると、どうしても食べ過ぎてしまう傾向がありますから、自制心を持たなきゃいけませんね
今回帰省したら、絶対に訪れたかった場所が2つあって、翌日、その1つ目の伊予市双海町上灘にある三島神社へ行って来ました。
生憎の天気でしたが、雨の切れるタイミングもあり、何とか車を走らせると、その神社は、国道378号線から旧道に入ったすぐの所にありましたが、初めて伺う所なので、入り方がわからなくて、山の上の方に上がってしまい、先に拝殿の方へ行ってしまいました
子供の頃に何度もこの道路を通っていたのに、一度も立ち寄ったことはありませんでしたが、こんな立派な神社があったなんて、まさに灯台下暗しですね
拝殿から、階段を海際まで降りてきて、正式なルートで再度、拝殿を目指しました
正面に伊予灘を望んで建立する一の鳥居⛩️
鳥居の上に見えるコンクリートのトンネルのようなものは、線路なんです。
297段の階段の先が見えませんね
伊予市の環境協会のホームページを見ると、海と夕日が見渡せる絶景神社と紹介されているので、今度は晴れた日の夕方に訪れたいと思います。
神亀元年(724年)に建立されたこの神社の由来は、背中に輝く金幣を載せた亀が浜に泳ぎ着き、森の中に駆け上がったことから、この地に社を建てて、祀ったとされているようです。
建立されたのが、時代で言うと、奈良時代だなんて、気が遠くなるぐらいの歴史があるんですね
古来より、神亀の出現は良いことが起きる前兆とされ、この年、元号も神亀と改元されました。
えっ?何だか、整理がつかないけど、この年号って、実在してて、この森に神亀が駆け上ったことから、改元されたの?う~ん、ヒノボリさん(伊予市を盛り上げようと色んな情報を精力的に発信して下さっている方)に聞いてみよう
参道(階段)の上空を線路が通っているなんて、珍しいですよね
鳥居の役目をしているのかなあ?
しばらく、待っていたら、上りの1両編成の電車が下灘駅からやって来ました。
297段の中程にある、二重門は優美な彫刻で装飾されており、市の指定有形文化財になっています。
この二重門は、天保3年(1832年)から9年の歳月をかけて建てられたようですが、その見事な技術、芸術は県内でも類を見ない圧巻の建造物だそうです。
その二重門をくぐって振り向くと、しめ縄と門が、水平線を挟んで伊予灘の海と空を切り取り、参道を覆うように繁った緑の木々とのコントラストがなんとも言えない古の風を感じました。
晴れていたら、こんなにも鮮やかな姿を見せてくれたのですが。
ヒノボリさんのSNS よりお借りしました
私が訪れた時は、空に掃墨色の雲が垂れ籠めており、少しくすぶった感がありますが、これはこれで風情があっていいものでした。
穏やかな、伊予灘
二重門の説明がある看板
まるで、望遠鏡のようですね
更に登って行くと、参道脇にあるスダジイの大木たちが聳え立っていましたが、樹齢1200年のものもあるようです
拝殿の左隣には、この神社の由来などが説明された看板が建てられていました。
また、拝殿前には、阿・吽(あ・うん)の形相をした狛犬ならぬ、狛亀が鋭い形相で鎮座していました🐢
この、狛亀は、安政4年(1857年)に地元庄屋達が造り奉納したようですね。
私も色んな神社を訪れて来ましたが、狛亀は初めてかもしれませんね。
上の看板の説明にもあるように、亀の背に金弊を輝かし浮遊して渚に走り上り森の中に入る。万民この地に社を建てて祀ると伝えるとあることから、本殿の前の左右にこのような、亀の姿をした守り神が構えているのかなあ?
よく見ると愛嬌がありますね
後で調べて気づいたのですが、拝殿屋根の隅にある鬼瓦も亀だったんですね
SNSより写真をお借りしました。
拝殿
拝殿でお参りを済ませると、次の目的地の下灘駅へ移動しました。
今日も波の穏やかな伊予灘
次は、NHKの小さな旅という番組で紹介されたあるレストランへと移動しました。
先日、この海岸線を、バナナマンせっかくグルメに出演されたSnow Manの目黒くんが自転車で走られたそうですね
この海は、私の人生に計り知れないほどの思い出をプレゼントしてくれました
次の目的地に到着すると、可愛い猫ちゃんが出迎えてくれました
可愛かったなあ
猫が大好きなものですから
NHKの日曜日の確か朝の8時からだったかな、「小さな旅」というドキュメンタリー番組が放映されていますが、先日、その番組で、ここ伊予市双海町が取り上げられました。
「彩りの海」というタイトルの番組でしたが、その中で、ソウルフードの中華そばを復活させた若者のお店が紹介されました、兄がそのお店へい行ってみたいということでお供しました。
そのお店の名前は「ポパイ」
まさに、昭和の香りがプンプンしますよね
2階がレストラン・喫茶で、1階はその若者(お孫さん)の祖父母が経営されている食品センターです。
4人で伺いましたが、全員テレビでも紹介された中華そば(600円)をいただきました。
器もそうですが、色合いや具材からも見るからにシンプルで懐かしさを感じますよね
お店のスタッフの女性、男性と共に皆さんおそらく十代後半から二十代前半ぐらいかと思いますが(もしかしたら、高校生かな?)、若者らしい可愛い笑顔で一生懸命に丁寧な対応をして下さって本当に心地よく食事をすることができました
スープは癖がなくあっさりした味わいで、麺は少し腰のある食感で食べ応えもあり、全てに私が愛媛に住んでいた子供の頃に食べていた懐かしい味わいが詰まっていました。
ラーメンではなく、中華そばというネーミングがぴったりマッチした一品を美味しくいただきました、ご馳走さまでした
次の目的地へ向かう途中に、バナナマンのテレビ番組で目黒君が訪れたふたみシーサイド公園を横目に見ながら通り過ぎました。
やや右上に、ハート型の小さな島が見えますか
3日目は、帰省したら、絶対に体験したかったもう一つのイベント、とべもりジップラインへ出掛けましたが、
どうしてかと言うと、これがなんとも邪道な理由で、日本一大好きな女子アナの甲斐彩加さんが、愛媛の南海放送の女子アナをされていた時に、このジップラインに乗られて、私もなんとしても、体験したかったものですから、やっと念願が叶いました
ただ、朝から天候がかなり荒れ加減で、時折スコールのような激しい雨が降っており、もしかしたら、中止になるかもという懸念もされましたが、とりあえず、ダメもとで行くだけ行ってみようということで、現地に向かう途中も激しい雨が車窓を叩きつけるように降っていました。
ところが、到着すると、やや小降りになり、チケットを購入して、乗り場のある場所まで向かう頃には黒い雲の隙間に白い部分も見えはじめ、スタンバイする時にはすっかり雨も上がり、何の問題もなく、乗ることができました。
運がいいなあと思っていましたが、後で大きな落とし穴が待っているとは
スマホで撮影するには、専用のスマホケースを有料で借りて、そのビニール袋の中へスマホカバーを外して本体だけ入れて、操作するようになるのですが、私があまり普段動画を撮る方ではありませんから、操作を勘違いしてしまい、結局一秒たりとも撮ることができなかったんです
ここから、滑って行きます
向こう側に小さく見える建物辺りまで、滑って行きます
そこから往復でこちらへ戻って来るようになっています。
眼下に湖を見下ろしながら、滑って行きます。
本当ならここに、私が空中から撮影した動画が紹介できたのですが、こんなことになるとは
赤文字のここから、最初、ここまで
滑って来ました
途中、片手でハンドルを握りながら、もう片方の手で、快調に色んな角度で動画を撮っていたつもりが、降りてから確認すると、なんとカメラが作動していなかったのです
私の兄夫婦が仲良く滑り降りて来ましたが、私も写真に残したかったなあ
折り返し点でお世話になったそがさん
もう一人、乗り込む前に優しくして下さった可愛い女性がいたのですが、その方にSNS で写真を載せていいですかとお聞きしたら、はい大丈夫ですから宣伝しておいてくださいとお願いされていたのに、やはり、操作を勘違いして撮れていませんでした
申し訳ございません
ここから、折り返して、また、元のチケットを買った場所まで滑って行きましたが、この時には先ほどと同じ轍は踏まないと、動画が作動していることを確認して、出発したのですが、なんと途中で画面を見ると初期の画面に戻っていて、結局、全く動画は撮れていませんでした
なんてこった
こんな感じで空を飛びました
とりあえず、無事に乗ることができただけでも良しとしなければいけませんね
彩加さんの動画から、スクショさせていただきましたが、著作権とか肖像権とか、大丈夫でしょうか
3、2、1、ダァ~~!違うか
ということで、表情豊かな彩加さんでした
彩加さん、勝手に投稿させていただきましたが、大丈夫でしょうか
帰省中に、テレビ放映された目黒蓮くんが美味しいとうなった「高坂」のハンバーグを食べたくて、行こうと思ったのですが、連日たいへん混んでいるということで諦めましたが、お店の前だけを通りました。
ジャニーズのスクショはやはり、まずいかもしれませんので、ボカシをいれますね、小心者ですみません
反って、美しい顔を隠して失礼な気もするけど
駐車場に入りきれない車が待機するほど、混雑していました
目黒くん効果も大きかったのでしょうね
私の実家のすぐ近くに予讃本線が走っていますが、夕方、観光列車の伊予灘ものがたりが通るということで、撮影してきました。
いつか、乗ってみたいな
帰省最後の日に晴れたのでお墓参りに行ったのですが、途中で二両編成の電車が来たので、またまた写真を一枚
チェリストの林はるかちゃんに影響を受けていつしか、鉄道を意識するようになりました
はるちゃん、ありがとう
今回の帰省では、おふくろ、兄夫婦、弟、妹、従弟に会えたことが一番嬉しかったです。
また、戻ってくるね
帰りの飛行機は窓側ではありませんでしたので、飛行機からの写真は撮ることができませんでした
こうして、3泊4日の帰省の旅は終わりましたが、次は春頃に帰ろうかと思っています。
今回は音楽から離れましたが、最後まで読んで下さってありがとうございます
読者の皆様、ぜひ、愛媛へ、伊予市へいつでも、お待ちしております