ヴァイオリニストの窪田真佑子さんが、父の日を迎えるにあたって、お父さんのために特別なコンサートを開催して下さるとのことで、日頃の疲れを癒していただきに参加して来ました。


コンサートの案内には、こんな言葉が綴られていました。


多忙な日々。

ご家族のために、いつも頑張っているお父さんのために。

ほっとくつろいでいただける空間を、音楽とともに。

という思いのもと、お子様のいらっしゃる“お父さま限定”父の日コンサートを開催します。

そんな、真佑子さんがお父さんの為だけに企画して下さった、優しさに包まれたコンサートのようですえーん

それも限定10人だなんて、採算は全くの度外視で、真佑子さん、本当にありがとうございますラブ



会場は、中野駅から、徒歩15分ほどと少し離れた、中野Redboxという所で、住宅の中にありました。
7時開演でしたが、当日は仕事で、会場に到着した時間は開演20分前ぐらいでしたが、会場の周りにはお客さんらしき方がお一人しかいらっしゃらなくて、やはり、10人限定なので、並ぶようなこともないのかな?と、待っていると、少しづつお客さんも集まられ、その中に、いつも演奏家の方のコンサートでご一緒する方もお見えになられたので、挨拶をさせていただきました。
やがて開場時間を迎えると、スタッフの男性が出て来られ、会場は土足禁止らしく、ビニール袋を渡されて靴を脱いでの入場となりました。
入場時に、スタッフの方から、この建物は個人の方がお住まいなので、外観はSNS などにアップしないようにお控え下さいとお願いされましたので、会場の中の写真は大丈夫ですかとお尋ねすると、中は全然大丈夫ですとおっしゃって下さいました。
また、演奏中の撮影のこともお尋ねすると、演奏中は、ご遠慮いただきますが、アンコールの時に撮影できると思いますということでしたので、ブログが写真で華やかになって良かったですウインク
こちらにお住まいのご夫婦お二人とも演奏されるということで、内装には紀尾井ホールを設計された方が関与されているようですねびっくり
そんな個人的なステージということで、普段はあまり、貸し出されたりしていないのかも知れませんね、よくわかりませんが滝汗
このピアノはスタンウェイのようですが、ここにも、ご夫婦のこだわりがあるようですウインク
これまでに見てきたスタンウェイの側面には大体ロゴが入っていましたので、このピアノには、そのロゴが、どこにもないので、最初、どこのものなのか、わかりませんでしたキョロキョロ
細かい話はともかく、調べると無いものもあるようですねにっこり


先にもお話ししたように、演奏中の撮影、動画はできませんでしたが、この模様はビデオに収められて、ユーチューブだったかな、公開されるようですので、改めて観てみたいと思いますニコニコ


ステージに置かれた2台の譜面台には、長い譜面が拡げられていました。


真佑子さんにお会いするのは、今日で3度目になりますが、最初がピアニストのnanahaさんとのディオユニット、ななまゆのコンサートで、次が「秋の名曲コンサート」というオーケストラにソリストとして出演された時です。
そのコンサートには、nanahaさんも同じくソリストとして出演されていました。
そして、今日は初めての無伴奏ということで、真佑子さんのヴァイオリンの音色から生まれる、新しい景色が見られることでしょうウインク

開演時間を迎え、私たちが入った扉が開いて、深緑でいいのかな、落ち着いた清楚感漂う素敵なドレスで登場されやや緊張した面持ちでステージにスタンバイされると、最初に、父の日ということから、「音楽の父」J.S.バッハの約15分ほどの長い曲「シャコンヌ」を刺激的に届けてくれました。
真佑子さんの技術の問題ではなくて、この曲の特徴なのかな?決して美しく滑らかな音色ではないけれど、真佑子さんの凛とした姿から奏でられるヴァイオリンの音色が、次から次へとさざ波のように形を変えて押し寄せ、官能的に心の襞を刺激してくれました。
初めてお聴きした曲かもしれませんが、本当に素晴らしい演奏に痺れました、あっ癒されましたデレデレ
ただ、父の日にこの長く難しい曲を選ばれた真佑子さんの真意はどこにあったのかは、正直わかりませんが、その答えを探すには、この曲を知る所から始まるのかも知れませんねニヤニヤ
もっとしっかり聴き込めば、きっとそこに答えは見つかりますよね、真佑子さん飛び出すハート
プログラムは前後しますが、やはり、折角アンコールで写真を撮らせていただきましたので、その写真を挟みながら進めて行きますが、実際はシャッター音が気になって、動画にしましたので、それをスクショした写真にさせていただきますねニヤニヤ
私の席は、正面ではありませんでしたので、演奏中の写真は全て横顔になりますニコニコ



1曲終わると、MCを挟まれましたが、1番前の席でしたので、お話をメモに残す勇気がなくて、今回は記憶だけを頼りに進めたいと思います。
挨拶の後、今日は、バッハの難曲に挑戦しますと真佑子さんひらめき
真佑子さんもおっしゃっていましたが、父への感謝の気持ちと癒しを表現する曲として、バッハのこの難しい選曲に込められた想いとはいったい何だったのでしょう。
ただ、これだけの少人数で、真佑子さんから、1mほどしか離れていない席で、彼女の美しくも情熱的なヴァイオリンの音色に身を委ねることができるなんてめちゃくちゃ贅沢じゃないですかデレデレ


MC の内容は、ほとんど記憶から飛んでしまいましたので、先に進めますね滝汗
次の曲もJ.S.バッハの曲で、「無伴奏パルティータNo.3」を届けてくれました🎻
この曲も、難曲のようでしたが、彼女のバッハへの想いの入ったヴァイオリンの技術と心地よい音色を堪能させていただきました。
クラシックの知識も楽器のことも、何も知らないわたくしがお話するのは、おこがましいのですが、演奏って、決して技巧とか知識だけの問題ではなくて、人の心にどのように届くかだと思っています。
確かに技巧的に優れている人の演奏を聴くと上手いなあと唸ることもありますが、心に響くとはまた次元が違う話なんです。
歌うこと、演奏することが上手い人は、ユーチューブなどを観ていると日本中、世界中にいくらでもいらっしゃいます真顔
CMでも、ありませんが、そこに愛はあるんか?のような気がします。


ちょっと、この曲のことを調べてみましたが、間違っているかも?
この、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV1006.1は、バッハのソナタとパルティータのセットの最後の作品のようで、プレリュード、ルレ、ガヴォット・アン・ロンドー、メヌエット、ブレ、ジーク、実行には約15分~18分かかります。

そして、更にこんな下りがありました。
パルティータ2番の有名な「シャコンヌ」やソナタ3番の「フーガ」では、
それ以上に必要なのは、それらの技巧を駆使して描ききろうとしたバッハの世界を理解する「知性」だからです。
その意味では、ヴァイオリニストにとって、幼い頃からひたすら演奏テクニックを鍛え上げてきた「演奏マシーン」から、真に人の心の琴線に触れる音楽が演奏できる「演奏家」へとステップアップしていくために、一度はこえなければいけない関門だといえます。
以上、難しすぎて、音楽センスに鈍感な私にはよくわかりませんが、真の人の心の琴線に触れる音楽が演奏できる人が私にとっての「演奏家」であることは確信していますウインク
話は戻りますが、この曲は、6曲で成立しているみたいですね、クラシック曲は、始まりと終わりがよくわからなくないですか、いつも拍手のタイミングに悩みますもん汗うさぎ
その6曲ですが、これは何語なんでしょう?
  1. Preludio
  2. Loure
  3. Gavotte en Rondeau
  4. Menuet I/II
  5. Bourree
  6. Gigue




アンコール曲名を真佑子さんから、伝えられたと思いますが、聞き取れませんでした泣くうさぎ


何だか、同じような写真ばかりになっちゃいましたね、席を移動して撮れば良かったかなあって、演奏中は、動けませんよね泣くうさぎ



演奏時間は、約40分位だったかと思いますが、その後、トークタイムと言えば、いいのか、質問コーナーと言えばいいのか、約30分ほど、真佑子さんと、和やかな会話が続いたと思いますが、子供の頃からお喋りのわたくしですので、もしかして真佑子さんを独り占めしていなかったか、いささか心配です、皆様、申し訳ございませんでした笑い泣き
真佑子さんの今後のコンサート情報や活動のお話、また私たちの子供のことなどを話題に充実したお話をさせていただきましたニコニコ
こんなにも、演奏家の方とたっぷりお話をさせていただいたのは、初めてかもしれませんね、一気に真佑子さんとの距離が縮まったと思いますウインク
真佑子さんのお人柄が本当に素晴らしくて、音楽だけでなく、人のあたたかさでも、癒していただきました、本当に幸せな時間をありがとうございましたニコニコ
ワンショット、ツーショットも快く対応して下さいましたラブ



真佑子さんは、いつも清楚で物腰柔らかく、どちらかと言えば、厳しい音楽界を生き抜いていくには、ちょっと心配になりますが、真佑子さんには、いつまでも、真面目さと純真さを失わないでいて欲しいと願わずにはいられません。
その点、私のにやけた表情には、邪心が溢れていますね、歪んだ社会で生きすぎたからかなあ真顔


それにしても、いくら仕事帰りだとしても、何だか、私のジャケットもシャツもシワだらけですね、アイロンかけなきゃ笑い泣き
その前に、早く、アイロン台買わなきゃてへぺろ
帰る前に、もう一度、ワンショットを撮らせていただきました、遠慮を知らない奴で申し訳ございません笑い泣き
なのに、この天使の微笑みの美しさはなんということでしょうって、テレビショッピングのお姉さんの台詞になってますがなてへぺろ


折角、撮らせていただきましたので、何枚でもアップさせていただきますね飛び出すハート


今日お見えのお客さん皆さんとお話をさせていただいたのですが、その中に、なんと名古屋からはるばるお見えになられた方がいらっしゃって、夕方新幹線で上京され、また新幹線でお帰りになられるというその方の熱いお気持ちには頭が下がります。
会場を一緒に出て、駅までご一緒させていただきましたが、再会を願って中野駅でお別れしました
6月24日(土)に真佑子さんたちで結成された、ココン室内オーケストラの記念すべき第一回の魅力的な演奏会がありますので、ご興味のある方はぜひ、私に会いに来て下さい、じゃなく、素晴らしく素敵な演奏家の皆さんに会いに来て下さい、お待ちしていますウインク

ちなみに、Cocon(ココン)とは、フランス語で「繭(まゆ)」という意味らしいですが、どうしてその名前に命名したのだろう?昨日、聞けば良かったですニヤニヤ


真佑子さんは、勿論、nanahaさん、髙野凛さん、横山葉瑠奈さんと、お会いしたことのある方々が出演されていますので、私も伺う予定ですウインク


そうでした、今日のコンサートは、ドリンクとおつまみまでついていましたひらめき
最後まで読んで下さり、ありがとうございますウインク
なんと、このブログのコメント欄に名古屋のあの方が、アンコールの曲名を教えて下さいました、その曲は真佑子さんの2ndCD「虹」に収録されている「Funk the String」という曲のようです、本当にありがとうございますニコニコ