和佳奈ストリートライブin川崎駅

先週の日曜日に、シンガーの和佳奈さんが川崎駅でストリートライブをやられるということで、会いに行って来ました。

彼女がストリートライブを始められたのは、今年になってから、それも先月からではなかったかと思います。

彼女の中でこのストリートライブに挑戦されたきっかけが何だったのか、はっきりした想いというか理由はお聞きしていませんが、彼女の中で何か殻を破りたかったのかもしれませんね。

彼女にとって、今日で3回目のストリートライブになりますが、ここ川崎駅で開催された1回、2回は平日の夕方とあって参加したかったのはやまやまですが、東京から、仕事を終えてからだとやはり間に合わなくて諦めました。

そんな中、ゴールデンウィークの最終日の日曜日に海老名の方でやられるということで楽しみにしていた所、雨のために残念ながら中止になってしまいました

そんな経緯を経て、今日やっと念願が叶いました。

１曲目に彼女が大好きなSuperflyさんの「愛を込めて花束を」を届けてくれましたが、１曲目からフルスロットルの和佳奈さんでした

無造作に置かれたトートバッグが、ストリートライブの香りを漂わせていていいなあ

機材やカメラなどは、金子(漢字はあってるかな？)さんが、持参して下さったようです

QRコードをスクショすると、彼女のインスタに繋がるということで、多くの皆さんが登録されていました

和佳奈って、ご自身で書かれたのかな、手作り感があって可愛いですね

このブログは、和佳奈さんの写真集の様相を呈してしまうかも知れませんが、せっかく動画、写真を自由に撮らせていただいたのですから、皆さんに見ていただかないと勿体ないですもん

和佳奈さんも、ライブ情報のチケットとか、CDとか、販売できるようになるといいのにね

ただ、今の彼女はとにかく、人前で歌う喜びを感じたいことと、一人でも多くの方に彼女の存在を知って欲しいこと、そしてもう一つ、現状に留まらない新しい景色を見ることへの挑戦、この3つが、ストリートライブをやっている意義なのかも知れませんねって、個人的な見解ですが

彼女にお会いして生の歌声をお聴きするのは、今日で8回目か9回目になると思いますが、今日の歌唱はライブハウスや大きなイベントのステージで聴かせていただいた時となんら変わりなく、いえそれ以上に精度の高い、魂のこもった素晴らしい歌声を届けてくれていました

それぞれに目的を持って時間で移動している、まだ一度も会ったことのない、彼女の存在を全く知らない人たちの足を止めることの大変さ、難しさに気づくことを身を持って感じることがどれだけ、これから音楽の道に、人生に大きな影響力をもたらすのか計り知れないと思っています。

ストリートライブをやられていないアーティストが駄目だとは言いませんが、個人的に一度は通るべき道、いえ通って欲しい道だと思っています。

まあ、エリートと呼ばれる分野の人間が苦手な私なりの感性から生まれた考えなのかもしれませんけどね。一番でも二番でもなくていいんです。

そんな価値観を持っている私ですので、彼女のストリートライブへはできる限り応援に駆けつけたいと思っています。

ストリートライブって、勿論私はやったことなどありませんが、とてつもない勇気がないとそうそうできるものではないと思っています、それもピンなら、尚更です。

色んな場所でストリートライブをやられている方に出会うことがありますが、彼女(彼ら)たちを見る度に夢が叶って欲しいと願わずにはいられません。

現実的なことはともかく、歌が本当に好きだったら、やっぱり、何とかして歌って欲しいですもん。

またまたいつものように話が何だか逸れてしまいましたが、いつも言いますように、とにかく夢を必死に追いかけている人、必死に這いつくばって頑張っている人を応援したいのは、私にとっては自然のことなんです。

わたし、本当にトークが苦手なんですよと何度も口に出されていましたが、私はそのようには決して思っていません。

彼女なりに等身大の胸の内を真っ直ぐ素直に表現されていて、好感を持っていつもお聞きしていますよ

笑顔もいいじゃないですか、かっこなんてつけなくていいんですよ、素のままでいいんです

ちょっと、アップした写真も

２曲目は、ディズニー愛に溢れる彼女が、リトルマーメイドから、「パート・オブ・ユア・ワールド」をアリエルになりきって、ファンタジー世界へと誘ってくれました

歌い始めた時点では、集まって下さる方もファンを中心に10人程度でしたが、一曲歌う度に、その素晴らしい歌声に、通行人の方々が一人また一人と足を止めて聴き入って下さり、気がつくと、40人、瞬間的には50人近くの方が和佳奈さんの美声に聴き入っていました

謙虚な方が多いのか、すぐ近くでお聴きすればいいのに、皆さん、かなり離れて見られていました

内心はかなり緊張されていたと思いますが、歌もトークもとにかく一生懸命でしたね

歌い終わる度に、シンガーをやっている和佳奈と言います、実は路上ライブ３回目ですと挨拶をされていましたが、路上ライブ3回目とトークが苦手だというフレーズは10回近く、聞いたような気がします

3曲目も、大好きなディズニーから「モアナと伝説の海」の主題歌「How Far I'll Go」を5月の緑の風と戯れながら、透き通るような柔らかな歌声で優しく包み込み、まるで色んな汚れたものを浄化するように一面に響き渡っていました

少しですが、モアナの動画をお聴きください

沢山集まって下さったお客さんを見て嬉しそうな和佳奈さん

その後も彼女が苦手だと公言するMCを何とかこなされながら、すごい3曲目にして、こんなにも、集まってくださって、めっちゃ嬉しいですと、感激されると、群馬県出身の26歳になったばかりで、親元を離れて東京へ引っ越してから、一年になったんですけど、最近都内でライブとかしてて、ここからという所なので、皆さんに知っていただけたら嬉しいです、どうしよう、私、本当にMC苦手なんですよと、彼女のあの、飾らない笑い声が響いていました

たどたどしい所に素朴さがあって、和佳奈さんらしくて、私はいいと思いますよ、だから、気にしないでいいからね

今はオリジナル曲は無いんですけど、これからオリジナル曲も歌って行きたいと思っていますと、頼もしい意気込みを語ってくれました

この後、HYさんの「366日」を低音から高音まで圧巻の歌唱力で身体の芯まで痺れさせてくれました

歌い終わると、またまた増えたお客さんを見て、すごい！と感激され、お客さんに手を振られると、初めまして、和佳奈ですと、ここでも自己紹介されると、ありがとう、え～まじで、すごい、私、今日で路上ライブ３回目なんですよ、何度も言います、ありがとうございます、インスタのQRコードなんで、ぜひフォローしてください、３回目ですよ、凄くないですかと、沢山の皆さんが立ち止まって下さったことにめちゃくちゃ感動されていました

とにかく存在、名前だけでも知っていただくことが一番大切なことですから、怯むことなく、どんどん積極的にアピールして下さいね

また、ディズニーに戻ろうかなあと思いますと呟かれた後、どなたか、リクエストくださる人なんていますか？に男性から、髭男dismとリクエストがあり、髭男dismだったら何でもいいですかと、学生の頃にアカペラで全国１位になられた実績のある和佳奈さんが、その頃によく歌われていた、「イエスタデイ」という曲を歌ってくれましたが、私は彼らの曲をほとんど知らないので初めて聴いたと思いますが、男性が歌うこの曲のキーを一つ上げて完璧に歌いこなされていましたね、素晴らしかったです

この後のMCでは、ちなみに私のことを今、ここで、初めて知った方っていらっしゃいますかに、数人の方が手を上げられていましたが、和佳奈さんの存在を知っていてここに駆けつけて下さった方々が多かったのかな？でも、きっと、恥ずかしくて手を上げられなかったんだと思いますよ

多くの皆さんが私のことを知って下さっているということで、よくライブでも歌っている、私の大好きな曲を歌いますと、aikoさんの「瞳」を愛を込めて優しさに溢れた歌声でしっとりと届けてくれました。

少しですが、「瞳」の生の歌声をお聴きください

この後のMCで、何度も、言っているんですけど、今日で路上ライブ3度目ですが、川崎駅の人は、みんな優しい、温もりを感じてここで歌っていますと感謝の言葉を届けると、小さなお子さんをお連れになって立ち止まれた方も何人かいらっしゃったので、お子様方にも、わかるような曲で、ディズニーの曲を歌いたいと思いますと、小さな女の子に、みんなエルサわかる？と声をかけられて、アナと雪の女王の主題歌を、子供さんにもわかるようにとスマホ？で日本語バージョンを探しましたが、見つからずに、英語バージョンで歌ってくれました

途中で果敢に日本語の歌詞に挑戦されましたが、歌詞を覚えきれていないので、仕方なく再度英語バージョンに戻っていました

子供さんには、英語はわからなかったかも知れませんが、素晴らしい歌唱に大満足されたことでしょう

この後、これまでよりも、詳細な自己紹介をされました

群馬県出身で名探偵コナンが大好きです。後は、Superflyが大好きです、そんな26歳です、路上ライブ3回目です

あれ？もう終わりなの

すると、観客の中のおじさんが、群馬県出身？私は福島だよと、元気に声かけされていましたが、このおじさんがこの後もいい味を出されていましたよ

その流れから、もしかして群馬県出身の方いますか？の問い掛けに、お一人の男性が手を挙げられていましたが、後でこの方とお話をさせていただいたところ、なんと、この和佳奈さんのステージを見るために、本日群馬からお見えになられたそうです、ほんと嬉しいですよね、やはり、地元の皆さんに盛り上げていただくのが一番ですから

続けて、なにか、リクエストとかいただけたりしましか？に、何人かの方からリクエストがありましたが、その中から、今日初めて和佳奈さんにお会いしたという女性からリクエストがあったSuperflyさんの曲から、和佳奈さんが特に好きな曲「輝く月のように」を流石に歌い慣れている曲だということもあり、それはそれは圧巻の歌唱力で、通りすがりの皆さんも度肝を抜かれたのではないでしょうか

この曲の途中、5時のチャイムが鳴り始めたり、変なおじさんが和佳奈さんに詰め寄ったり、他の路上ライブをやられている方のスピーカーの音に欠き消されそうになったりと、何があるのかわからないのが路上ライブだという縮図を体感させていただきましたが、そんな中でも、動じることなく、素晴らしい歌声を届けてくれた和佳奈さんでした、ブラボー

こんなに、集まってくれると思ってなくて本当にありがとうございます。

嬉しいです。

再度、ここで、今日私を初めて見たという方、手を挙げてくださいに、先程は数人だったに、今度は沢山の方々が挙げられて、良かったぁと安堵の和佳奈さんでした

やはり、先程は皆さん、恥ずかしかったのかな

今日川崎駅で路上ライブ3回目なんですよ、この頃何かと規制が厳しいし、訪問の方も来るから、何か場所も選んでね、インスタをフォローして下さったら、またいつどこでやるとか告知できるので、携帯出してフォローして下さいねとここでも改めてお願いされていました。

ここで、最後１曲だけリクエストをお訊きして宜しいですかに、エメさんや、Uruさんや、旅路(誰の曲だっけ？)などをリクエストされていましたが、そんな中から、パッと歌える曲ということで、夏川りみさんの「涙そうそう」を歌ってくれましたが、リクエストいただいた他の曲も次回までに全部歌えるようにしてきますので宜しくお願い致しますと約束されていましたが、和佳奈さん忘れないようにね

その時、私、踊りますと、あの福島県出身の陽気なおじさんが、元気に志願されて、見事に踊ってくれました

なんか、夏らしくていいですねと、和佳奈さんがおっしゃっていましたが、本当に何だか長閑で穏やかな時間でしたね

艶のある切なくも柔らかな歌声が、遠い思い出を回想するかのように、懐かしい景色を目の前に拡げてくれました。

写真をいっぱいアップしていますが、写真は数枚だけで、後は全て動画をスクショしたものです

最後の2曲は、どうしようかなあと、頭を抱える和佳奈さん。

これまでに歌った曲の中でもう一回聴きたいって曲ありますか？と尋ねられた瞬間、ものすごくけたたましいスピーカーの音響が襲って来て、ライバル出現とおどける和佳奈さん

そんな中から、選んだ曲の「モアナと伝説の海」の主題歌「How Far I'll Go」をそのライバルの大音響に、「わたし、負けませんよ」と、気持ちを奮い立たせ、「皆さん夏の気持ちになって帰ってくださいね、モアナになりきる」と気合いを注入する和佳奈さんの素晴らしい歌声が駅前一面に轟いていました。

和佳奈さんのモアナはやっぱりいいなあ

歌い終わると、陽気なおじさんから、「負けなかった」と、和佳奈さんを称賛されましたが、私も同じ気持ちでしたよ、おじさん

じゃあ、今日は本当に最後の最後の曲を歌いたいと思います、今日初めて私のことを知って下さった方たちも多いと思うんですけど、本当に本当にありがとうございます。

私のこんな拙いMCと１時間も長い時間立って聴いて下さってありがとうございますと、心から感謝の言葉を伝えられると、ぜひ、今撮って下さった動画とか、私のインスタにメンションして下さい、DMにして送って下さい、普通に欲しいのでとお願いされて、最後にMISIAさんの「アイノカタチ」を歌いたいと思いますと、伝えた後、明日からまた、普通の平日が待っていますが、皆さん、学校やら、仕事やら、私も頑張りますので、皆さんも頑張って下さいねに、「がんばります！」と力強い返事をされるおじさんでした