ファンであるフルーティストの大塚茜さんが出演されるということで、急遽、会いに行って来ました
このイベントは、神保町にある三井ビルディングという建物が竣工して、20周年を記念して行われたコンサートのようですって、詳細はあまり、存じ上げていなくてすみません
会場は、このビルの1階にあるエントランス北ホールという所で、どなたでも、自由に入ることのできるスペースでした。
それも、こんなに一流の演奏家の皆さんが出演されるというのに、なんと無料ということで、ありがたいことです。
いつもお世話になっています、茜さんのファンクラブ、ルビア・フルーネの方も、お二人、仕事を終えて参加されていました
コンサートの案内
スタッフの方に、撮影のことをお尋ねすると、ステージ上は、演奏中でなくても、写真は一切禁止ですとおっしゃられていましたが、プログラムが終わってから出演者の方に声をお掛けして写真は宜しいですかとお願いすると、個人的な時間なので大丈夫ですよと、出演者の皆さん、快く撮影に応じて下さいました
そう言っていただけると気持ちよく帰路につくことができるので、感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます
また、ブログとかSNSなどにアップしても大丈夫ですかと、お尋ねした所、こちらも、大丈夫ですよと快諾してくれましたので、その写真は後程、アップさせていただきますね
仕事を定時に上がり、急いでやって来ると、ステージ上ではチェンバロの調律が行われており、開演時間のギリギリまで真剣に音を確認されていました
チェンバロの音色はこれまでにも、何度か聴かせていただき、言葉で表現するのは難しいのですが、素朴で懐かしい香りがして、温かく心に優しく響くと言いますか、本当に心が和む音色ですよね。
司会の朝岡さんが、銀の鈴のような音色と表現されていましたが、個人的には、銀の鈴の音色を聴いたことのないわたくしでも、その例えが何となくわかるような気がしました
今日の出演者の方で、面識のあるのは、茜さんだけでしたが、もしかしたら、私が認識していないだけで、どこかのステージでお会いしたことがあるかも知れませんね
開演時間を迎えると、司会進行を務められる、元テレビ朝日アナウンサーの朝岡さんと、ヴァイオリニストの阿部さんのお二人がステージに上がられて、本日のコンサートの概要を説明されていましたが、コンサートのタイトルの通り、この建物が完成したのが、2003年ということで、今年が丁度20年目を迎えられたわけですね
この建物と音楽との関係は、個人的に情報が乏しくて、よくは存じ上げませんが、ビルの完成に合わせて、このチェンバロもこのステージで生まれ、それからずっと建物と一緒に歳を重ねて来たようですね。
まず、最初に演奏されたのは、初めましての、チェンバリストの高野凛さんという方で、とても、ほんわかな空気感に好感を抱き、その音色からも彼女の穏やかな心が反映されていたように感じましたが、曲調の影響もあったのかな
2曲、演奏されましたが、その弾けるような涼しい音色に心が洗われました
2曲目には、司会の朝岡さんが、リコーダーで参加されましたが、マルチな才能をお持ちのようで、こうして演奏家の方と一緒に音色を奏でられるなんて羨ましい限りです
次に登場されたのも、チェンバリストの方で、有橋淑和さんという方でしたが、なんと2003年の開店時より、このステージで演奏されて来たということですが、20年の時を経て、今日も美しい音色を届けてくださるなんて、素晴らしいことですよね
彼女が届けてくれた2曲は、先に演奏された高野さんとは、曲調に違いあれど、私には何か違う音色で響いて来たような気がしました。
音って、勿論楽器や技法によって、異なる音色が生まれるのでしょうが、私は、音は心で奏でていると思っていますので、お二人それぞれの心の色を覗かせていただいたような気持ちで聴かせていただきました
この後、ステージ上のチェンバロを製作された、久保田さんが紹介され、ステージに上がられて、チェンバロにかける熱い想いや、2003年に納品された当時の貴重なお話などをされていましたが、これまでに約400台も作られて来たようですね
とにかく、朝岡さんの音楽の知識がアナウンサーの域を超えており、私にはちんぷんかんぷんな専門用語が炸裂していました
そして、最後のステージを務められたのが、茜さん、オーボエ奏者の山本直人さん、チェリストの三宅進さんのお三方を新たに迎えて、最初に素敵なステージを彩って下さった、高野凛さんも加わり、懐かしい曲たちを素晴らしい音の融合で届けてくれました。
プログラムには、恋はみずいろ、涙のトップカータ、オリーブの首飾り、鮫となっておりましたが、涙のトップカータとオリーブの首飾りの間にもう一曲あったような気がしましたが、どうだったんでしょう
演奏の間で、茜さんに、胸の辺りでピースサインを出すと、気づいて下さって、ニコッと笑顔を見せてくれました
アンコールは、出演者全員で、カーペンターズの名曲「青春の輝き」を届けてくれましたが、ここで、初めてこれまでは司会に専念されていた阿部さんが、ヴァイオリンで参加されました
終演後、主催者の方で、ステージ上で集合写真を撮影されましたが、その後の、演奏者の皆さんが降りて来られたタイミングで、声をお掛けして、何人かの演奏家の方の写真を撮らせていただきました。
まず、チェンバロ奏者の高野凛さんとチェリストの三宅進さんが近くにいらっしゃったので、お声がけして、ツーショットを撮らせていただきました。
今日のコンサートの後に、幸せな気持ちで帰路に着くことができたのは、アーティストの方々の対応にあったと思います。
茜さん、凛さん、ありがとうございました
今日は、あるヴァイオリニストの方のリサイタルに伺いましたが、明日はまた別のヴァイオリニストの方に会いに行きます。
何がきっかけで、どうして、こんなにも演奏家の方に惹かれて行ったのでしょう、自分でもよくわからないんです
カレンダーに書かれた、これからのライブ予定を見ても、ほとんど演奏家の方々の名前が記されています。
その中には、初めてお会いする演奏家の方もいますが、これ以上、ファンが増えたらどうしよう
最後まで、読んで下さりありがとうございます