投稿が遅くなってしまいましたが、昨年に引き続き、1月3日に箱根駅伝の復路へ行って来ました。

スポーツの中で一番エキサイティングできるのが、マラソンと駅伝の私ですが、その中でも特にこの箱根駅伝には思い入れが強いです。

どうしてそんなにマラソン、駅伝に心を揺さぶられるのか、正直自分でもよくわかりません滝汗

どうして、この異性が好きなのか、明確に説明できないのと同じかなって、異性なら、顔が好きだとか、スタイルがいいとか、笑顔に惹かれるとか、性格が良いとか、それなりに理由はあるのかなあ?汗うさぎ

一言で言えば、人間の基本的動作の走るという、単純な所を極めようとしている姿に引き込まれてしまうような感覚を抱いているような気がします。

といって、他にも、投げる、走る、飛ぶなど人間の基本動作から生まれた競技もありますが、同じように好きかと言えば、そんなことはありませんから、不思議ですよね滝汗

これまでは、往路も復路も観戦に行っていましたが、一番の思い出は、山の神、柏原くんの走りを見たくて、往路の5区まで観戦に行ったことかなウインク

早朝の冷え込みの厳しい中、自宅を出ると、箱根湯本駅で、あまりの乗客の多さに何便か待ってやっとの思いで超満員の小さな電車に揺られながら、駅名の記憶はあいまいですが、確か、小涌谷だったかな、駅を降りると、そこから、急な九十九折の坂道を30分くらい登って、彼の力強く華麗な走りに感激したのが、もう、10年以上も前になるんですねウインク

それが、ここ数年は、朝早く起きて行く気力も体力も弱体化してしまいましたので、復路の最終区の10区だけになりましたアセアセ

昨年は、青山学院大学が、優勝しましたが、今年は、大学三大駅伝と言われる出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)、全日本大学駅伝(全日本大学駅伝対抗選手権大会)を制した、駒沢大学が安定した実力を発揮し、見事3冠を達成しました。

大手町読売新聞前のゴールまで500mほど手前の位置で、選手たちがやって来るのを待っていました。

以前は大会関係者から、配布された旗を振ったり、熱い声援を選手の皆さんに掛けらながら、熱狂的に応援していましたが、コロナ禍になってから、応援の姿も一新しましたよね、淋しい限りです悲しい

その時の写真をアップさせていただきますが、全てのランナーの皆さんを撮ったつもりなのに、理由はわかりませんが、3番手から8番手の選手の写真が残されていませんでしたガーン

焦って撮ったので操作を誤ったのかも知れませんね笑い泣き


トップでゴールした駒澤大学のアンカーの選手
写真は、目の前をかなりのスピードで走り抜けるために写真を撮るのは至難の技ですから、動画から、スクショしました。





2位でゴールした中央大学のアンカー



そして、3、4、5、6、7、8位と撮影したつもりだったのですが、何故なのか、残されていませんでしたガーン
ちなみに、3位青山学院大学、4位國學院大學、5位順天堂大学、6位早稲田大学、7位法政大学、8位創価大学です。

9位の城西大学




東洋大学のアンカー選手
ここまでが、来年の記念すべき100回大会へシードされる10校となります。



東京国際大学のアンカー
今年はあと一歩でシードを逃しましたが、来年はシードは勿論ですが、優勝を目指して頑張って下さい。



明治大学のアンカー



日本体育大学のアンカー




大東文化大学のアンカー

 




帝京大学、山梨学院大学のアンカーが並んでゴールを目指します







55年振りに箱根駅伝の舞台に戻って来た立教大学のアンカー




東海大学のアンカー





国士舘大学のアンカー


沿道の声援の力には計り知れないものがあるのでしょうね。


専修大学のアンカー



次回の2024年大会は100回大会ということで、10月の予選会から、初めてかな?全国の大学に門戸を解放されるという画期的な大会となります。
選考方法は、従来と変わらずに各12人以内がハーフを走り、上位10人の合計タイムで上位10校に入って出場権を争うというものですが、現実は、地方の大学にとって、そう甘くはないでしょう。
高校生の時に優秀な成績を上げた地方のほとんどの選手たちは、関東の大学を目指し、あるいはスカウトされて上京して来ますので、必然的に中央と地方の実力には、想像以上に大きな格差があると思っています。
いえ、間違いないでしょう(言い切ってしまって大丈夫かなあ)

勿論選手たちの中には、有名になりたい、あるいはその先の人生を見据えての選択を考えている方たちも少なからずいらっしゃるのかも知れませんが、やはり、関東の大学に入る魅力は計り知れないのかも知れませんね。

女子駅伝では、箱根のような華のある舞台が用意されていませんから、走ることで高い志を持って中央の大学を目指すベクトルもないのでしょうか、全国女子駅伝では、地方の大学が上位に入ることも少なくありません。
女子駅伝では何度も優勝している名古屋の強豪名城大学、いつの時代も常に上位で争っている京都の名門立命館大学、世界で活躍された土佐礼子さんが卒業された愛媛の松山大学、あのオリンピックで金メダルを獲得した高橋尚子さんを輩出した大阪学院大学など、他にも東北から九州まで満遍なく上位に入る強豪校が存在しています。
それに比べて、男子に関してここまで偏ってしまった一つと言いますか、ほぼこれが原因だと言わしめるのが箱根駅伝の存在だと思っています。
テレビで全国放送されますから、もちろん日本中の方々が視聴することは可能ですが、恐らく、関東とそれ以外での熱量はかなり違うのではないでしょうか。
沿道で応援される方々が今年こそ、コロナ禍の影響もあり、91万人と言われていますが、コロナ前には毎年120万人にも達するというこの大会は、実際にリアルタイムで沿道から応援してきた私がこの身体で実感していますから、よくわかるのですが、その熱気には凄まじいものがあります。
どうして、ここまで、人々を魅了するのでしょうね真顔
オリンピックでマラソンを走ってもここまでの観客が集まるでしょうかびっくり
勿論、自分の出身大学であったり、ご子息が通われている、通っていた、あるいは、単純に駅伝というスポーツに惹き付けられた人、それぞれに理由はあると思いますが、私が一番魅力を感じるのは、ただ、真っ直ぐ前を見て歯を食い縛り必死に走る時の彼らの表情に惹かれるんです。
その伏線は、1964年の東京オリンピックのマラソンで銅メダルを命をかけて掴み取った円谷幸吉さんが原点にあるように思います。
42.195キロの道のりで、一時も離れずに彼の背中にのし掛かっていたものはいったい何だったのでしょう、まさかあの華奢な身体に日本を背負っていたのかと思うとやりきれないものが込み上げて来ます。
話は戻りますが、走ることに日々努力されている地方の大学生にとってはまさに夢の舞台への扉を用意してもらっただけでも幸せなことなのかもしれませんが、個人的には何十年前から、どうして関東の大学だけの特権みたいに、まるで既得権のような封建的な匂いがしていたことは否むません。
今後、この100回大会が一つのきっかけとなり、日本中の走る若者たちが夢の舞台で走ることを目標に頑張れる仕組みを構築していただきたいと切に願っています。
ただ、現実の色々な側面を考えると、かなり難しい問題を数多く孕んでいることも間違いないでしょうが。
簡単には、関東の大学と地方の大学の壁がなくなるとは思えませんが、いつの日か、地方の大学が関東の大学とデッドヒートを繰り広げるシーンをこの目で見てみたいです。
その、箱根駅伝予選会を勝ち抜いて、せめて一校でも、本線に出場し、夢の箱根路を颯爽と走り抜いて欲しいと願わずにはいられません。
ここまで、個人的な観点からお話させていただきましたが、情報を間違って認識しているような発言もあるかと思いますが、寛大な心で一笑していただければ嬉しいです。
いつもは、アーティストのライブ感想ばかりですが、色違いのブログにも目を通して下さった読者の皆様、ありがとうございましたニコニコ
若者に栄光あれ。