私は初めて、お伺いさせていただきましたが、島村楽器さん主催でシマムラストリングス秋葉原さんで行われた、毎年恒例になっている「弦楽器大展示会in秋葉原UDX」で、チェリストの新倉瞳さんが、ミニコンサートをやられるということで、聴きに行って来ました。

このイベントは5月3日から5月5日の3日間、秋葉原UDX4階UDXギャラリーにて開催されましたが、その3日間、それぞれに違う演奏家の方のミニコンサートが行われました。

3日が、ヴァイオリニストの高松亜衣さん、4日がチェリストの新倉瞳さん、5日がヴァイオリニストの吉田南さんという、何とも豪華な演奏家の皆さんの演奏が無料で聴かれるということで、私がお伺いした日も、物凄い多くのお客さんが足を運ばれていました。

このミニコンサートは、ステージ前に30席ほど椅子が配置されていましたが、その席に座るには、当日の朝の10時より配布される整理券をいただかなければなりませんでした。

さすがに、10時から、開演の13時までの3時間をつぶす元気はありませんでしたので、開演の30分程前に到着すると、前方の椅子の後ろには、すでに立ち見のお客さんが二重にも三重にも人垣ができていました。

ざっと数えても、200人近くいらっしゃっていたのではないでしょうかびっくり

昨日もテレビを観ていて、高嶋ちさ子さんの12人のヴァイオリニストがコンサートを行うと、チケットはすぐにソールドアウトしてしまうみたいですが、何となく今、演奏家の皆さんが脚光を浴びているような気がしてなりません。

一昔前までは、オーケストラなどで演奏される方々が演奏家の皆さんの目指す世界のようなイメージがありましたが、今はピンでも、世界を股にかけて活躍されている演奏家の方も少なくないような気がします。

確かに、世界の名だたるコンテストで、素晴らしい成績を修める若い方々の情報を耳にしますもんね。

私が今、演奏家の方々の中で特に気になっている中の一人が、高松亜衣さんでしたので、昨日もお伺いしたいなあと思ってはいましたが、押しの歌手の方のライブが入っていましたので、諦めましたが、また機会があれば彼女の小さな身体から奏でられる情熱的で力強い演奏を聴きに行きたいと願っています。

5日に出演される、同じくヴァイオリニストの吉田南さんは、申し訳ありませんが存じ上げていなくて、少し調べさせていただくと、亜衣さんと同じ1998年のお生まれのようでお若いのに素晴らしい経歴をお持ちのようです。

ユーチューブで彼女の演奏を少し聴かせていただきましたが、エネルギッシュで官能的な音色が魅力的でしたニコニコ

まだまだ若いお二人ですが、既に素晴らしいご活躍をされており、更に今後のご活躍が楽しみですウインク


新倉瞳さんは、先の彼女たちから見ると大先輩的になると思いますが、演奏中の空気感と、楽器を離れた所のギャップが魅力的で、私が瞳さんに、興味を持ったと言っては失礼かも知れませんが、人としての生き方であったり、面白さだったり、とにかく、周りを楽しませようと気遣い、心遣いをいつも心がけて下さっているところに惹かれますねウインク

まあ、音楽のこと、楽器のことなんて、わかるわたくしではありませんので、何を言っても説得力はありませんが、音楽は身体で心で感じろのタイプだと、負け惜しみかも知れませんが、言い訳にさせてください笑い泣き

瞳さんも、おっしゃっていましたが、楽器の音色には、その人の感情であったり想いが宿って、人の心へ伝わっていくものだという私なりの考え方がありますのでって、やっぱり学校で音楽で3以上の成績を取ることができなかったトラウマがあるのかもしれませんねてへぺろ

すみません、いつも、前置きが、長くて滝汗

薄っぺらい音楽知識しかない私には文字数でごまかすしかないものですから笑い泣き

お店のスタッフの方に、写真は大丈夫でしょうかとお尋ねしたところ、禁止ということで、写真のない味気ないブログになってしまいまして、申し訳ございません泣くうさぎ

いつも、思うのですが、SNSという媒体をもっと有効にどうして使わないのかなあ悲しい

仕方ないので、関係者のSNSなどから、勝手に借用させていただいたり、していますが、それも厳密に言えば著作権法という、得たいの知れないプレッシャーにビクビクしながら、使わせていただいているのが現状ですガーン

演奏中はともかく、せめて撮影タイムぐらい、設けてくだされば有りがたいのですがって、無料で我儘言っては罰が当たりますね、申し訳ございません滝汗



各日、夕方にもまた別の弦楽の三重奏や四重奏があったんですねウインク


情熱的で力強い音色が魅力の若い演奏家の皆様がどんどん台頭されて来ていますが、ベテランの演奏家の方にしか出せない深みのある魅力はまた格別ですよねウインク
もちろん、瞳ちゃんは、まだまだ若いですよひらめき


白一色のシンプルだけど優雅なドレスで登場された瞳ちゃん。

全部で4曲と即興で2曲?届けてくれました。

①J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード

②シューマン/トロイメライ

③シュロム・セクンダ/素敵なあなた

④カタロニア民謡(カザルス)/鳥の歌


30分という短い時間ではありましたが、心に寄り添う演奏と、中身の濃い独自の音楽論、そして何よりも私にとって刺激的だった瞳ちゃんの歌声をお聴きすることができたことはこの上ない、幸せな時間でしたラブ

島村楽器さん、瞳ちゃん、ありがとうございましたウインク


私がこれまで、瞳ちゃんの生演奏を4回お聴きしましたが、いずれも伴奏がつかれていましたので、無伴奏は初めてでしたが、瞳ちゃんも、基本的に無伴奏はあまり進んではやらないといいますか、苦手であるようなお話をされていました。

ただ、改めて無伴奏だからこその、チェロの本質的な音色に触れることができたような感覚もあり、個人的には良かったですニコニコ

チェロの音色は、楽器の中でも、一番人の声に似ていると言われているそうですが、まさか、チェロの声に合わせて、瞳ちゃん御本人が歌って下さるなんて、感激ですラブ

楽器から奏でられる音色には、情景を思い浮かべながら、演奏家の方の感情の起伏を乗せてあるようなお話もありましたが、まさにその通りだと思います。

その実験的な意味でやられたわけではないのかもしれませんが(そうなのかな?)、中盤に、即興で瞳ちゃんご自身の喜びの感情を乗せた曲を2曲続けて演奏されて、1番と2番のどちらの曲から、より喜びを感じられたかを、尋ねられると、2番の方の曲により多く手を挙げられていましたが、私は1番の曲に喜びの抑揚を感じました。

正解は、さて、どちらだったでしょうか、なんとボーッとしていたのか、記憶にございません滝汗

ただ、どちらも間違いではないとおっしゃられていたような気もしましたけど?笑い泣き

即興で作った曲でしたが、気持ちを出して演奏した、音域、背景などが、どういうふうに絡み合ってくるのかで、人それぞれに捉え方は違ってくるようなお話もされていました。

深いですよね、音楽ってキョロキョロ

伝える方の感情や想い、受け入れる方の精神状態、感性によっても、違って来て当たり前なんじゃないのかなあ?うーん

とどのつまり、音楽は肩の力を抜いてそれぞれ自由に感じれは良いんだということなんでしょうって、悟ったようなことを言ってすみません滝汗


そう言えば、初めて耳にする、ウルフトーンのお話しもされていましたが、音楽が最高で3の私には、なんのことやら、理解不可能です、すみません笑い泣き


そう言えば、確か、今日の演奏で使われているチェロは、かなり高価なもので、お借り物のようなお話をされていましたが、瞳ちゃんから、名器とはなにぞやのお話もされていましたよニコニコ

ちなみに、名工の作だからということではなく、どのような状態で乗り越えて来たかで名器かどうかの価値が判断されるようなことを言っていたような、違うような?すみません、メモとりをしなかったもので、曖昧な記憶が頼りですので、自信はありませんね、真顔

格付けチェックで、何億もするような楽器で演奏されても、何十万の楽器で演奏されても、間違われる方々が何人もいるぐらいですから、素人の私にも恐らく、判断はつかないのではないでしょうか絶望

どのような状態で乗り越えてきたかで名器といえるそうです。


まさかのアンコールまで、サービスして下さってありがとうございます。

アンコール曲も、弾き語りで届けてくれましたが、いかんせん、クラシックに縁遠いわたくしですので、曲名はわかりませんでしたえーん

アカペラで始まり、途中から演奏も加わり、何とも優美な風が薫っていました。


終演後にお店の中の弦楽器を見学させていただきましたが、金額にしか、興味を示さない俗人のわたくしですので、ついつい数字ばかりに目が行ってしまいましたが、もちろん、名器と呼ばれる品物は別格としても、ヴァイオリンにしてもチェロにしても何百万という金額を見ると、やはり、貧乏人には演奏家になることは難しいのかなあと思わずにはいられませんでした。

私も、高校生の頃に、フォークがブームでアコースティックギターの良いのが欲しくて、色々調べると、マーチンやギブソンなどは、安くても何十万はしていたと思いましたが、親の脛をかじられるような経済状態ではありませんでしたので、頑張っても小遣いからだと3万~5万ぐらいのもので我慢するしかありませんでしたね。

芸術系ってどうして何かとお金がかかるのでしょうね、ほとんどの皆さんが、元なんて取れないように思いますがゲッソリ

まるで、贅沢品的な、見方をされているように感じてしまいますよね、衣食住のように、生きていくための必需品とは捉えられていないのかなあ?なんて、考えちゃいますが、そんなことはないかなあ?悲しい

明後日は、ずっと会いたかったフルーティストの大塚茜さんのコンサートへお伺いします、後、7月には同じくフルーティストの日野真奈美さん、また、チェリストの林はるかさんが、久し振りに霞町音楽堂で、ピアニストの長篠央子さん、ヴァイオリニストの中澤万紀子さんとご一緒にクラシックトリビアコンサートをやっていただけるのに、日にちも時間も真奈美さんと被っちゃって、お伺いできなくなりました、残念ですが、仕方ありませんえーん

そして、大好きなヴァイオリニストの益子侑ちゃんに、一日も早く、会いたくて会いたくて仕方ありませんが、いつも何かとかち合っちゃってうまくいかないんですよね、侑ちゃん、きっと近い内にお会いできるよね、楽しみに待っていますウインク

明後日の15日は、4組の方のライブが被っちゃいました、やはり、押しが多すぎるのかなあ、でも、色んな景色を見てみたいから、仕方ありませんねニヤニヤ


今回のブログは、写真がなくて味気ない感じになってしまいましたが、最後まで根気強く読んでいただきましてありがとうございます飛び出すハート

明日は、新井和佳奈さんに会いに行って来ます、楽しみだなあチュー