ランニングは歩くぐらいのスピードになってしまっても、とにかく長く走り続けるのがいいらしい。


ランニングの本を読んでいたらLSDという言葉が出てきて、てっきり合成麻薬的な何かかと思ったら違った。


※あとで調べてみたら違ってなく、合成麻薬でもLSDがありました。違ってなかった。


Long Slow DistanceでLSD。


ゆっくりでいいから距離はしれってことですね、OK理解。



ランニングしてみようかな、と思い立ったときはとにかく今日も明日も明後日もできて三日坊主を目指すことが第一優先だったので


家から出て近所一周1.2キロを走っていた。


三日坊主の権利を得てからは、少し遠回りをしてみたり、団地の奥まで行ってみたりなどして3キロくらいまでは平坦なコースを確保に成功した。


ある程度夕方には走りに行くか、みたいなお約束ができてきたので、長い距離を走る日と休みの日を設けて闇雲に毎日走るをやめようとなんと思い立った。



せっかくだから一周して戻ってきたい。

何周もするのは心折れそうだし、同じ道の往復よりもぐるっと走ったら〇キロがいいなと思う。

道は繋がってるんだから、1本筋を変えたくらいでも方向を逆にしたらなんとなく一周して元の場所に帰ってくるはずだ。



一度片道2.5キロの国道沿いを走って1本筋をかえて戻れば1周じゃないか?と思いつきで走ってみたことがある。


普通に迷った。


迷いながらも、ゆっくりでもいいから止まらずに走るぞというLSD精神がマップの確認を許さない。


遥か遠くに見知った看板が見たことない角度で現れたことであ、この辺か!とやっと元の国道沿いに戻れた。その後はおとなしく来た道をとっとこと走り帰った。



方向音痴は応用がきかないのだ。



迷って以来、この辺を一周したらいい感じの距離では?とマップで確認してから走ってみるものの、曲がる場所を間違えているのか多分これ違うとこ走ってるな?みたいなことが数回起こっている。


国道沿いからは逸脱しない、おや?と思ったら引き返すなどして大事には至っていないのだが、ここはどこかに気を取られ走ることに集中しきってないところがある。


まだ5キロでこれである。

10キロを往復でなくぐるっと1周なんて言うコース、私に見つかるだろうか。


いっそのこと、地元のマラソン大会の10キロコース踏襲するのが確実なのでは?という気もしている。


面白みはないが普段から慣れ親しんだ国道沿いを直線的に往復するしかないのだろうか。

気分でこっち、あっち、みたいにSLDを楽しむ日と、10キロ走れる日、どちらが早いか楽しみである。