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PSWの呟き

精神科で起きるあれこれや精神科の疑問や認知症の方の介護についてなどお役に立てそうな事を載せていければと思っています

相談員の仕事は患者支援です。
患者支援と聞くと、患者さんをいい方向に導くって考える方もいらっしゃますが、違います。
私たちは黒子のように、手伝うけど気付いたらいなくなっているような存在です。(個人的理想です)
ですので、最終決定は患者さん自身であったり、ご家族さん自身となるわけです。

支援者はなるべく患者さん達に負担の少ない道を支援するように考えますが、患者さん達が苦労する方法を選んだらそれも支援します。
なぜならば、結果的にうまくいってもいかなくても、それは人生の糧になるからです。
失敗したってよくない?って考えです。
そもそも成功とか失敗って何でしょう?

個人的な考えですが、私達の日常動作は生まれてから積み上げられた成功体験から成り立っています。
例としては、お箸やトイレの仕方、自転車や読み書き等です。
しかし、危機回避の意識と行動は主に失敗体験から成り立ちます。
お母さんに怒られた、椅子で遊んでたら後ろ転んだ、待合せに遅れたら次から誘われなくなった、上司から怒られた…等
嫌な経験をすると、経験した時は心がチクチクして痛いんですが、次からもうやらないって思いますよね?

そう考えると、成功体験も失敗体験もあるからこそ人生に厚みがでるのです。

失敗を好き好んで繰り返したいと思う人はいないと思います。
でも、恐れることも無いんです。
失敗しても、それで自分自身はダメな人間と決めつける必要もないんです。

だから私たちは支援の対象者が選んだ「この先大変だな」って思う選択も、支援しています。