イヨのブログ

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今から18年ほど前に、脳梗塞を患い左側の麻痺が残る女性のお客様との出会いは、
ケアマネージャーさんからのご紹介でした。

一年に数回・・・・ご依頼を頂き、カラーとカットをさせて頂いてます。
独居暮らしのお客様は、週に2日ヘルパーの支援を受け生活していらっしゃいます。

初めてお会いした時から、「私は障がいがあるけど、出来ることは自分でやりたいの。」とおっしゃつていらした。

施術のたびに、色々なお話をする中でお身体の事や生活のことなどに対し不安に思っていることなどを聞かせて下さった。
私なりに、サポートさせて頂きながら生活にも繋がるよう、ケアマネさんにも報告させて頂き
直ぐに対応して下さっていた。


4か月ほど前に、
「最近、麻痺してるのに・・・・・左肩と左の腰が痛いのよ・・・」と聞かせてくれた。

頭の中で「片手症候群」の文字が浮かび、生活動作のアレコレを確認させて頂き、ケアマネさんに報告した。



そして・・・・・先日。。

訪問すると、家具の配置が変わり。生活の様子が変わっていた

お客様を拝見すると、麻痺している左足が内転している

お客様に話を聴くと・・・・・・。
「この前、あなたが必要なサポートは受けたほうがいい。って言ってくれたから、私も考えたの。
最近は、ヘルパーさんに立ち上がりを手伝ってもらってるんだけど、足がちゃんとつかなくなってきてるから、先日、ATMの前で立ち上がる時なんて ちょっとごめんなさい。って言って股の下から持ち上げてくれたのよ」


「もしかして・・・・・・・・いつもズボンを引っ張ってもらってませんか?」と聴くと


「勿論! よくわかるわね」との応え。。。。。。



そしてお客様も・・・・「あなたみたいに、みんな勉強してないから、それが一番 早いんじゃないの?」 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「あなたと一緒に立つ時みたいに、外でも立てたらいいんだけど」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




私がやっていたことは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・介助。であって介護ではなかった。

自己満足で終わらせない為に、報告・連鸞・相談をしていたつもりだった。


でも、、、、、お客様の足は2度と足底が着く事が出来ない。


このままの生活が続いたら・・・・・・・・


初めてお会いした時にお客様がおっしゃっていた言葉が、頭の中をグルグルしています





 
本年度、最後となります

ベッド上での施術に必要な、「介助知識・技術」の勉強会を開催いたします

   適切な技術と知識を身に着け、
お客様により安全に安心して施術をお受け頂けるよう
顧客満足のため研修を致します。


介護技術講師: 山出貴宏氏 をお招きし
椅子に座ることのできない状態の方へのアプローチを講談して頂きます。


平成26年 11月 25日 火曜日   19:00~21:00
場所 studio馬車道 (横浜市南区南仲通り4-49福久ビル9F)
費用 ¥4000
人数 25名
主催) 出張美容 LOCO~ロコ~ 石井陽子
共催)訪問理美容師ネットワーク 長尾正嗣 
特定非営利活動法人 みんなのみらいサポート


お申込み方法 : 電話予約 080-6383-8726 (出張美容 LOCO~ロコ~)
            mail  loco.kaigobiyou.gmail.com
                       又はfacebookよりメッセージをお寄せください。

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ターミナルの方への施術にて、ご家族様より
「こんなに安心してちゃんと施術してもらえるなんて。思ってもみなかった、
ベッド上でも寝たままじゃなく、ちゃんと起きた状態でやって貰えるんですね」

とのご感想をいただきました。
                  ****


皆様のご参加、お待ちしております。
定員になり次第、お申し込みは終了とさせていただきますのでご了承ください。



                                        石井陽子
本当に・・・ご無沙汰してました

有り難いことに・・・・・毎日、ウロチョロ 訪問させていただいてました

LOCOは今現在・・・在宅支援をメインに活動させていただいてます


そして・・・・今年も暑かった8月が終わりました

8月最後のお客様はショートステイをご利用のお客様です。
髪を切るため?(ご本人は・・・そう仰いますが・・・・)コチラの施設をご利用になられるたびに、
LOCOにご依頼いただきます。

カットしてお喋りしてブローしてお喋りしてお顔剃りしてお喋りしているとき・・・・・

私はいつも座っていらっしゃるお客様の膝のあたりに軽く手を載せています。
(ちょうどお顔剃りしたあと、そのままお喋りしていると、お客様の膝元に跪く型になっているので)
そして・・・・お客様からの訴えに耳を傾けていると

「昨夜は・・・・足を切りたくなるくらい、足が痛くて眠れなかった」とお話しして下さいました。


その痛んだ足をみせて頂くことに。

すると・・・・以前に増して浮腫みが酷く、表皮は硬くなりひび割れ・・・・・ところどころに滲出液が

恐る恐る・・・靴を脱いでいただくと


やっぱり・・・・・・・靴下にも浸出液が滲み出ていました

お客様は、昨夜は痛かったけど今はもう大丈夫!っと仰いますが、大丈夫と言われるからなおさらヤバい

直ぐに現場ワーカーに報告して、一緒に現状確認してもらいました。



お客様にしてみたら、髪をやりにきた人に・・・足をみせるなんて
と思う方もいるかもしれませんが

私はゆっくりお話ができた、ほとんど全てのお客様のおみ足をみせて頂いてます。
靴下を脱いだ状態で良く観察します。

そして、必ず報告しケアに繋がるよう連携してお客様をサポートさせて頂けたらと思っています。

その方をケアしている全ての人が、些細な変化に気づいたら「誰か」ではなく、自分がまずは報告することで早期に発見できることってあると思うんです。
既にケアに繋がっていて・・・自分が知らなかったことにも気づけるし!


そんな繋がりの中で、LOCOはお仕事させて頂いてます