「 うつし世はゆめ 
夜の夢こそまこと 」 

 (江戸川乱歩)


 「 宇宙は錯覚

 プラネタリウム

 の天井(うつし世)だ

 宇宙があると

 信じているから現実

 万華鏡キラキラのよう

 プラネタリウムの宇宙は

 実は低かった 」


 夢は

 いかにして夢になるか

 現実は 

 いかにして現実になるか

 

 「 我々が普段見ている現実は

 夢であり、夜に見ている夢

 こそ真実なのかもしれない 」


 自分がここに居ると
 信じているから

 ここが現実になる


 地球上の日本の

 どこそこにいると
 自分が信じているから

 死があると

 信じてるから

 私の形となる


 「 死んだら無なら

 なんで宇宙があるのよ

 唯物論者のばか

 (池田晶子 リマーク) 」


 死んだら無なら

 なんで主体は

 今ここで私なの

 私という主体は1つ

 これしかない永遠

 主体は眼👁しかない

 生死の外

 

 自分がプラネタリウムに

 生まれたから

 疑うことがない

 プラネタリウムの天井は

 実は低かった

 

 夢は

 いかにして夢になるか


 プラネタリウム(形)を

 自分(形)を見る

 自分(形のない)がいる

 もう一人の自分眼👁

 眼はひとつしかない座席に

 座っている


 うつし世(夢)

 プラネタリウム

 というマトリックスに

 捕まった私

 

 夢なら

 夢を見る人がいる

 のではない

 うつし世( プラネタリウム)

 が夢を見る人眼👁そのもの


 うつし世(夢)に生まれた私

 ここはプラネタリウム

 外を知るはずもない

 考えたこともない


 プラネタリウムに映る

 すべて作り物

 作られた映像

 映像を真実と信じた

 

 夢の中で生まれ続け

 夢の中で死に続ける


 いつだって行き止まりで 

 決して逃げられない

 形の世界(うつし世)

 ここは仮縫い牢獄


 牢獄で生まれたことを

 あなたは知らないから

 牢獄が自分の世界

 プラネタリウムの宇宙は

 実は低かったのに