宇宙の果て

これはなんであろか

そこはどうなっているのか


考えているのは

ほかでもない自分である


たちまち気がつく


「果て」

それ自体が考えである


宇宙を知るために

宇宙へ行く必要はないのである


宇宙よりも考えの方が大きいのである


( 池田晶子 

「知ることより考えるこ

と」 )


考えている自分
自分とは何か

肉体+(思考+感情)

すなわち
肉体+脳の精神活動による心

考えている
思考

エゴの働きのこと
形のある私のこと

脳であるところの
自分とは何か?

思考感情である
それ以外の自分とは何か?

脳の働きを止める
思考感情の働きを止める
脳の働きが止まる
思考感情の働きが止まる

その時現れる何か

概念でないもの
自分を捨てたとき
初めて現れる何か

「宇宙の果てよりも」
「宇宙よりも考えの方が大きいもの」

より大きくそれ以上のものは

何か?

喜捨

もう一人の私の発動
愛の出現
あなたそのもの

あなたには
それを自分ではコントロール
できない

喜捨

捨てた時に現れる
自我を捨てた時に現れる
喜びのこと

愛のこと
慈悲

愛のこと
呼吸のこと